11月20日開幕|TeNQで1周年 宇宙を旅する写真展

TeNQ 宇宙を旅する写真展

開催期間:11月20日〜1月12日

TeNQ 宇宙を旅する写真展
チケットはいつから買えるの?
チケットは2025年10月1日10:00からセブンチケットで発売。講演やクロストークは優先席引換券付入館券で定員制、入館料は別途必要なので早めの購入が安心です。
展示のいちばんの見どころは何?
第1部はすばる望遠鏡の大判プリント約30点で、オリオン大星雲やアンドロメダ(M31)の1.8mプリントが圧巻。第2部はハッブルやJWST、探査機写真を大型展示や映像、フォトスポットで体感できます。

宇宙写真で巡る1周年記念展の全体像

東京ドームシティの宇宙体感施設「Space Travelium TeNQ(スペーストラベリウムテンキュー)」は、開業1周年を記念して『Space Travelium TeNQ 宇宙を旅する写真展』を開催します。株式会社東京ドームによる本発表は、2025年9月30日14時00分に公表されています。会期は2025年11月20日から2026年1月12日までで、館内の企画展示エリアを使用して展示が行われます。

本展は太陽系の天体から銀河系内の星雲や星団、さらに遠方の銀河や銀河団まで、多様な天体を高精細な写真プリントで紹介し、来場者が「宇宙を巡る旅」を体感できる構成です。企画監修は国立天文台 上席教授の渡部潤一氏、協力は大学共同利用機関法人 自然科学研究機構国立天文台、企画制作は株式会社クレヴィスが担当します。

「Space Travelium TeNQ(スペーストラベリウムテンキュー)」1周年記念『Space Travelium TeNQ 宇宙を旅する写真展』開催 画像 2

開催概要と連絡先

公式発表に記載された主な実施情報は次の通りです。入場料はSpace Travelium TeNQの入館料に含まれます。詳細な最新情報や臨時の変更点は、公式サイトで確認できます。

問い合わせ先は東京ドームシティ わくわくダイヤルで、電話番号は03-5800-9999(受付時間10:00~17:00)です。公式URLは https://www.tokyo-dome.co.jp/tenq/ を参照してください。

会期
2025年11月20日(木)~2026年1月12日(月・祝)
場所
Space Travelium TeNQ内 企画展示エリア(東京都文京区後楽1-3-61 東京ドームシティ 黄色いビル6F)
入場料
Space Travelium TeNQ入館料に含む
監修
渡部潤一(国立天文台 上席教授)
協力
大学共同利用機関法人 自然科学研究機構国立天文台
企画制作
株式会社クレヴィス
「Space Travelium TeNQ(スペーストラベリウムテンキュー)」1周年記念『Space Travelium TeNQ 宇宙を旅する写真展』開催 画像 3

展示構成と見どころ

企画展示エリアは2つのパートに分かれ、壁面や床面を含む大判プリントと多様な展示手法で天体画像を提示します。展示は視覚的な迫力を重視し、来場者が宇宙のスケール感や構造を実感できるよう工夫されています。

第1部は国立天文台ハワイ観測所のすばる望遠鏡による作品を中心に、第2部はハッブルやジェイムズ・ウェッブ、各国機関の観測画像や探査機の撮影写真を紹介します。両部ともにフォトスポットや映像コーナーなど、撮影や視聴を通じた体験要素が配置されます。

「Space Travelium TeNQ(スペーストラベリウムテンキュー)」1周年記念『Space Travelium TeNQ 宇宙を旅する写真展』開催 画像 4

第1部 すばる望遠鏡の展示内容

第1部では、国立天文台ハワイ観測所が編著した公式画像集『すばる望遠鏡 宇宙の神秘を探る』から選りすぐりの約30点を展示します。深宇宙領域の画像は壁一面に広がり、観賞者に強い視覚的インパクトを与える構成です。

特に1.8メートル四方にプリントされたオリオン大星雲やアンドロメダ銀河(M31)は大判ならではの迫力があります。会場内には「超銀河団」と一緒に記念写真を撮影できるフォトスポットや、すばる望遠鏡の観測の意義を紹介する映像コーナーが設けられます。

主な展示例
COSMOS 深宇宙領域(画像提供:田中賢幸)
アンドロメダ銀河 M31(画像提供:小池美知太郎・田中賢幸)
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第2部 驚異の宇宙画像傑作選

第2部は「驚異の宇宙画像傑作選」と題し、ハッブル宇宙望遠鏡やジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の最新画像、探査機が撮影した太陽系天体、国際宇宙ステーションから見た地球と月の写真などを展示します。大型写真プリント、吊り下げバナー、床張り展示など多様な方法で提示されます。

展示にはジェイムズ・ウェッブが撮影した「わし雲(M16)の創造の柱」や、NASAの火星探査車パーサビアランスによる自撮り写真、アポロ17号の月面探査写真などが含まれ、フォトスポットとして撮影可能な作品も用意されます。

  • ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡撮影の「創造の柱」 表記: Science: NASA, ESA, CSA, STScI
  • 火星探査車パーサビアランスの自撮り写真 表記: NASA/JPL-Caltech/MSSS
  • アポロ17号の月面探査写真など、歴史的画像も展示
「Space Travelium TeNQ(スペーストラベリウムテンキュー)」1周年記念『Space Travelium TeNQ 宇宙を旅する写真展』開催 画像 6

関連イベントと参加方法の詳細

本展期間中には、監修者である渡部潤一氏による講演会とクロストークイベントが予定されています。各イベントは定員制で、参加には入館料のほか、別途優先席引換券付入館券の購入が必要な場合があります。チケット販売は2025年10月1日10:00からセブンチケットで開始します。

講演会とクロストークはいずれも会場をSpace Travelium TeNQ内の「LOUNGE Q」に設定しており、講演後に書籍のサイン会を行う場合があります。VRエリアの利用制限やLOUNGE Qの入場制限時間があるため、来場前にスケジュールを確認することが推奨されます。

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講演会の内容と運営

渡部潤一氏による講演会の開催日時は2025年11月23日(日)19:30~20:30で、講演終了後に対象書籍購入者を対象としたサイン会を実施します。サイン会の終了は21:00を予定しています。

定員は60名、参加料は無料(ただし入館料は別途必要)です。対象書籍は『138億光年 宇宙の旅』(監修 渡部潤一)、『ハッブル宇宙望遠鏡 探究と発見のまなざし EYES OF HUBBLE』(監修 渡部潤一)、『すばる望遠鏡 宇宙の神秘を探る』(編著 国立天文台ハワイ観測所)となります。VRエリアは当日18:30までの運用で、18:30~19:15はLOUNGE Qへの立ち入りが制限されます。

「Space Travelium TeNQ(スペーストラベリウムテンキュー)」1周年記念『Space Travelium TeNQ 宇宙を旅する写真展』開催 画像 8

クロストークの内容と登壇者

クロストークは2025年12月19日(金)19:00~20:00に開催されます。登壇者は渡部潤一氏(国立天文台 上席教授)と国立天文台ハワイ観測所 准教授の田中賢幸氏、司会は国立天文台ハワイ観測所の松元理沙氏が務めます。

定員は60名、参加料は無料(入館料は別途必要)です。チケット発売は同じく2025年10月1日10:00からセブンチケットで行われ、優先席引換券付入館券として販売されます。VRエリアは当日18:00までの運用で、18:00~18:45の間はLOUNGE Qへの立ち入りが制限されます。

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監修者・登壇者のプロフィールと施設案内

本展の監修者である渡部潤一氏は、自然科学研究機構国立天文台 天文情報センター長・上席教授であり、総合研究大学院大学先端学術院天文科学コース教授でもあります。1960年福島県生まれ、1983年東京大学理学部天文学科卒業、1988年に理学博士学位を取得。専門は太陽系小天体の観測的研究で、国際天文学連合での活動も含め国際的な天文学の場で広く知られる研究者です。

国立天文台ハワイ観測所の田中賢幸氏は准教授で、専門は銀河天文学や光赤外線天文学、観測的宇宙論です。松元理沙氏はすばる望遠鏡の広報普及員で、科学コミュニケーションや星空案内の活動を行っています。

施設概要と利用上の注意

Space Travelium TeNQは宇宙旅行をテーマに展示、VR、アート、学びのコンテンツを備える施設で、ギャラリーや教室、カフェ、ショップなどの設備を揃えています。所在地は東京都文京区後楽1-3-61 東京ドームシティ 黄色いビル6Fです。

営業時間は平日11:00~21:00、土日祝10:00~21:00で最終入館は20:00です。入館料は次のとおり記載されています。2歳以下は無料です。VRコンテンツには年齢や条件などの利用規約があり、7歳未満の子どもやVR利用規約の該当者はVR体験ができない点に注意が必要です。

区分 料金(税込)
一般(平日) 2,500円
一般(土日祝・特定日) 3,000円
中学生・高校生(全日) 1,800円
小学生(全日) 1,300円
未就学児(3歳以上、全日) 800円

記事の要点まとめ

以下の表は本記事で扱った展覧会の要点を一覧化したものです。会期、場所、入場方法、主な展示内容、関連イベント、問い合わせ先、運営主体などを整理しています。展示を訪れる際のスケジュール確認やチケット購入に当たっては公式サイトとわくわくダイヤルの情報を併せて確認してください。

項目 内容
タイトル Space Travelium TeNQ 宇宙を旅する写真展(1周年記念)
主催・発表元 株式会社東京ドーム(発表日 2025年9月30日 14:00)
会期 2025年11月20日(木)~2026年1月12日(月・祝)
場所 Space Travelium TeNQ 企画展示エリア(東京都文京区後楽1-3-61 黄色いビル6F)
監修 渡部潤一(国立天文台 上席教授)
協力・企画制作 協力: 大学共同利用機関法人 自然科学研究機構国立天文台 / 企画制作: 株式会社クレヴィス
展示構成 第1部: すばる望遠鏡の約30点(大判プリント、フォトスポット、映像コーナー) / 第2部: ハッブル・ジェイムズ・ウェッブ等の傑作選、探査機写真、床・吊り展示
関連イベント 渡部潤一 講演会(11/23 19:30~20:30、サイン会あり) / クロストーク(12/19 19:00~20:00)いずれも定員60名、参加料無料(入館料別)
チケット販売 2025年10月1日(水)10:00~ セブンチケットにて優先席引換券付入館券を販売
問い合わせ 東京ドームシティ わくわくダイヤル TEL.03-5800-9999(10:00~17:00) / 公式URL: https://www.tokyo-dome.co.jp/tenq/
営業時間 平日 11:00~21:00、土日祝 10:00~21:00(最終入館 20:00)
入館料 一般 平日2,500円 / 土日祝3,000円、学生等の設定および未就学児の料金あり(詳細は記事中表参照)
注意事項 VR体験には年齢・条件制限あり(7歳未満利用不可など)。イベント時はVRエリアの運用時間に制限あり。内容は変更となる場合があるため公式情報を確認すること

以上が本展の主要な情報の整理です。会期やイベントの時間、チケットの発売日や入館料等は公式発表に基づいて記載しています。展示の具体的な作品や映像、フォトスポットの位置などは会場構成により変更される場合があるため、来場前に公式サイトの最新情報を確認してください。