10/3発売 フェルナンダのリンゴコレクション、再生紙採用
ベストカレンダー編集部
2025年9月30日 18:27
リンゴコレクション発売
開催日:10月3日

リンゴそのものを閉じ込めたような香り、2025年10月3日数量限定で登場
株式会社FERNANDA JAPAN(所在地:神奈川県横浜市、代表取締役:流合貴之)は、フレグランスシリーズの新作として「リンゴ コレクション」を2025年10月3日より数量限定で発売します。本件は2025年9月30日15時00分に発表されました。
本コレクションは、果実本来の香りを再現することに注力したラインで、既存のフルーツシリーズを拡充する形で展開されます。商品の発売に合わせて、廃棄予定の果実を活用したアップサイクル施策や、環境負荷低減を目指す独自素材の導入も公表されています。

発売概要と対象商品
「リンゴ コレクション」は本物のリンゴから抽出した保湿成分を配合したフレグランス群で、アップサイクルリンゴ果実エキス(保湿成分)を用いています。抽出は「シナノゴールド」と「ふじ」の2品種から行われ、その香りは皮ごと頬張ったときのようなフレッシュさを目指しています。
発売初日となる2025年10月3日からは、合計19アイテムを順次販売。うち15アイテムはフェルナンダ直営店舗および公式オンラインストア限定の取り扱いです。取り扱いの区分は次節の表にまとめています。
取扱チャネル | 商品(例) | 容量 / 税込価格 |
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フェルナンダ直営店舗・公式オンラインストア(全15アイテム) |
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全国のバラエティショップ等・公式オンラインストア |
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上記の価格はすべて税込表記です。直営店舗および公式オンラインストアで扱う15アイテムと、全国のバラエティショップ等(および一部公式オンライン)で展開する4アイテムを合わせ、合計19アイテムの展開となります。

農園のロス果実を活かす取り組みと農家の声
今回の「リンゴ コレクション」は、山梨県の上ノ山林檎園とのコラボレーションが基盤となっています。出荷規格や時期によって廃棄されてしまう果実を活用するアップサイクルの手法を取り入れることで、原料側の負荷軽減と資源の有効活用を図っています。
上ノ山林檎園の池田さんは、農家としての苦労や働き方について言及しています。体力的な負担や子育てとの両立の難しさがある一方で、仲間と時間や労力を分かち合うことで生産活動を継続している点が述べられています。

池田さんのコメントと香りにまつわる考え
池田さんは、完熟した果実の香りについて「フルーツをかじったときの『おいしい』という記憶が、香りと結びついているのかもしれない」と語っています。香りがもたらす記憶や感情の結びつきを重視する見解が示されました。
このコメントは、フレグランスの使用シーンの多様性を想起させます。香りを人と会うためだけでなく、自分で楽しむ目的でも使うことに価値があるという考えが共有されています。
- 協働の背景
- 環境負荷や食品ロスの削減を目的に、品質や栽培方針を重視する農家と連携し、廃棄予定の果実から香りの原料を抽出しています。
- 抽出品目
- リンゴ(シナノゴールド、ふじ)を中心に、既存のフルーツシリーズで使用した果実もアップサイクル対象です。

FERNANDA ReEarth Paper™の誕生と山恭製紙所との協業
フェルナンダは今回、エキス抽出後に残る果実の残渣にも着目し、それを紙の原料に再利用する取り組み「Earth to earth.」を始動させました。この取り組みの成果として開発されたのが、フェルナンダ独自のサスティナブルペーパー「FERNANDA ReEarth Paper™」です。
果実の残渣は乾燥・粉砕され、紙の原料として配合されます。これにより、香りを取り出した後の素材がさらに別の形で循環する仕組みが成立します。対象となる廃棄果実はリンゴだけでなく、ライチ、モモ、アップルマンゴー、イチゴ、ミカンも含まれます。

山恭製紙所の役割と技術
この技術的な協業は、老舗製紙メーカーである株式会社山恭製紙所との連携によって実現しました。山恭製紙所は創業以来、富士山の伏流水を用いた紙づくりを行っており、地域資源と伝統技術を活かした生産を続けています。
山恭製紙所の井戸水や製紙技術に支えられ、果実残渣を紙原料として適切に配合する工程が確立されました。フェルナンダの意図する“果実の価値を余すことなく届ける”というメッセージは、この素材としての表現にも反映されています。
- 再利用対象の果実:リンゴ、ライチ、モモ、アップルマンゴー、イチゴ、ミカン(廃棄果実および抽出後残渣)
- 再利用方法:乾燥→粉砕→紙の原料として配合
- 協業先:株式会社山恭製紙所(富士山伏流水使用)

購入方法・問い合わせ先と企業概要
本コレクションの一部はフェルナンダ直営店舗および公式オンラインストア限定での取り扱いです。公式オンラインストアのURLおよび公式のSNSアカウントが案内されていますので、購入前に取扱チャネルや在庫の有無を確認することが推奨されます。
問い合わせ窓口や企業概要は以下の通りです。商品や素材に関する問い合わせは、記載の連絡先に連絡する形となります。

問い合わせ先とオンライン窓口
商品に関するお問い合わせは、株式会社 FERNANDA JAPANが窓口となります。連絡はメールで受け付けています。
問い合わせ先および公式情報は次の通りです。
- 会社名
- 株式会社 FERNANDA JAPAN
- 代表者
- 流合 貴之
- 所在地
- 〒231-0015 神奈川県横浜市中区尾上町2丁目19
- メールアドレス
- info@fernanda.jp
- 公式サイト
- https://www.fernanda.jp/
- 公式SNS
-
- Instagram: https://www.instagram.com/fernanda_jp/
- X(旧Twitter): https://twitter.com/fernanda_ltd
FERNANDAは「Do good for us & Our planet!」をスローガンに掲げ、日本国内でのバルク製造を中心としたJapan Qualityのフレグランスアイテムを提供しています。今回のコレクションでも、品質面と環境配慮の両面を重視した商品設計が行われています。
項目 | 内容 |
---|---|
発表日 | 2025年9月30日 15:00(株式会社FERNANDA JAPAN 発表) |
発売日 | 2025年10月3日(数量限定) |
商品名 | リンゴ コレクション(全19アイテム、うち直営店舗・公式オンライン限定15アイテム) |
主要成分 | アップサイクルリンゴ果実エキス(シナノゴールド、ふじ)など |
新素材 | FERNANDA ReEarth Paper™(エキス抽出後の果実残渣を乾燥・粉砕して紙原料に再利用) |
協業先 | 上ノ山林檎園(農家:池田さん)/株式会社山恭製紙所(製紙技術) |
問い合わせ | info@fernanda.jp |
公式URL | https://www.fernanda.jp/ |
今回の取り組みは、香りの原料となる果実の価値を可能な限り活用する試みと、抽出後の残渣に新たな用途を与える試みを両立させたものです。発売される各アイテムは、香りの質と素材の循環性の両面を重視して設計されています。
参考リンク: