三井ダイレクト損保、2027年4月1日に商号変更へ

三井ダイレクト商号変更

開催日:4月1日

社名っていつから変わるの?
予定は2027年4月1日だけど、株主総会の承認や関係当局の認可が前提。手続き状況で変更の可能性があり、確定日は手続完了時に改めて公表されます。
変更で自分(顧客)に何か影響あるの?
基本的に保険契約の内容や保障は変わらない見込み。主に社名やブランド表示、問い合わせ先や書類表記が順次切り替わるため、公式発表を確認してください。

グループ統一を象徴する商号変更の決定

MS&ADインシュアランス グループのダイレクト型損害保険会社である三井ダイレクト損害保険株式会社は、株主総会の承認および関係当局の認可等が得られることを条件に、商号を三井住友海上ダイレクト損害保険株式会社(英文表記:Mitsui Sumitomo Direct General Insurance Company, Limited)に変更することを決定しました。プレスリリース発信日時は2025年9月30日 15時40分です。

この商号変更は、当社グループのブランド統一の一環として行われます。商号変更の実施予定日は2027年4月1日であり、MS&ADインシュアランス グループ ホールディングス株式会社が予定している「三井住友海上グループ株式会社」への商号変更と同日となる予定です。

決定の条件と実施予定

今回の商号変更は速やかな施行が前提ではなく、法的・ガバナンス上の手続きが前提です。具体的には、株主総会での承認および関係当局の認可等が得られることが必要条件として定められています。

予定されている実施日は2027年4月1日ですが、前記の承認や認可の状況により変更となる可能性があります。正式な確定日はこれらの手続きが完了した時点で改めて公表されます。

  • 現商号:三井ダイレクト損害保険株式会社(英文:Mitsui Direct General Insurance Company, Limited)
  • 新商号(予定):三井住友海上ダイレクト損害保険株式会社(英文:Mitsui Sumitomo Direct General Insurance Company, Limited)
  • 実施予定日:2027年4月1日(予定)
  • 条件:株主総会の承認、関係当局の認可等

商号変更の背景:ブランド統一とグループ内役割の明確化

商号変更の背景には、MS&ADインシュアランス グループにおけるブランドの統一という戦略的判断が存在します。2027年4月1日(予定)からグループ各社は統一ブランドとして「三井住友海上」を掲げる方針であり、これに合わせて当社も新商号を採用することになりました。

新商号を掲げることで、当社が三井住友海上グループの一員であることを明確に示すとともに、ダイレクト事業領域における成長企業であることを外部に伝える狙いがあります。ブランド名の整合性を高めることで、認知や信頼の向上を図ることが期待されています。

背景の要点
・グループの統一ブランド化(「三井住友海上」)に合わせた整合
・ダイレクト事業領域における成長性とポジショニングの強調
・グループ間連携の強化と対外的なブランド認知の向上

この施策は単に名称変更にとどまらず、ブランドの一体化を通じたグループ戦略の推進を意図しており、顧客との接点や商品・サービスの訴求力に影響を与えるものです。

新商号で果たす役割と具体的な取り組み

三井ダイレクト損保は、新商号の下でグループ内におけるパイロット的役割をさらに強化します。これは、先進的な取り組みを実行することでグループ全体の競争力向上に寄与するための位置づけです。

同社が持つ特長を活かしつつ、商品・サービスの提供や顧客接点の強化を図る計画が示されています。具体的にはデジタル技術や機動的な商品開発力を活用し、顧客にとっての「エフォートレス(負担の少ない)な価値提供」を追求することが掲げられています。

注力領域と想定される具体施策

当社がこれまで培ってきた強みは次の点に集約されます。これらを基点にグループ全体へ波及させる取り組みが計画されています。

  1. デジタル技術を活用した顧客コミュニケーション力:顧客接点のデジタル化、オンラインでの問い合わせ・契約・請求処理の強化。
  2. 機動性のある商品開発力:市場ニーズに迅速に応答する商品設計と価格設定。
  3. エフォートレスな顧客体験の追求:手続きの簡素化、体験の一貫性向上による利便性の提供。

これらの取り組みを通じて、三井住友海上グループ内での役割を深化させることが計画されています。グループ内の連携を強め、持ちうる強みを横展開することで、より多くの顧客から選ばれることを目指します。

経営体制と関係者

現行の取締役社長は河村 隆之であり、グループ上位に位置するMS&ADインシュアランス グループ ホールディングス株式会社の取締役社長(グループCEO)は舩曵 真一郎です。舩曵氏が率いるグループ本体の商号変更(「三井住友海上グループ株式会社」への変更予定)と同日に当社の商号変更が行われる計画です。

これらの経営陣の下、当社はダイレクト事業での先進的な取り組みを加速させることでグループ全体の価値向上に資する方針を示しています。

変更内容の要点整理

以下の

項目 内容
現商号(和文) 三井ダイレクト損害保険株式会社
現商号(英文) Mitsui Direct General Insurance Company, Limited
新商号(和文、予定) 三井住友海上ダイレクト損害保険株式会社
新商号(英文、予定) Mitsui Sumitomo Direct General Insurance Company, Limited
実施予定日 2027年4月1日(予定)
条件 株主総会の承認、および関係当局の認可等が得られること
発表日時 2025年9月30日 15時40分
代表者(現) 取締役社長:河村 隆之
グループCEO(親会社側) 舩曵 真一郎(MS&ADインシュアランス グループ ホールディングス株式会社)
関連事項 MS&ADグループのブランド統一の一環であり、グループ各社の商号変更と整合

本件は社名の変更にとどまらず、グループ統一ブランドの下で事業の位置づけや対外的な認知を明確化する戦略的な施策です。表に示した各項目はプレスリリースで示された内容を整理したものであり、実施日は条件付きの予定である点を含め、今後の手続き状況により変更される可能性があります。

以上が、三井ダイレクト損害保険株式会社が決定した商号変更に関する発表内容の整理です。