高額はカード派31.8% キャッシュレスの使い分け実態
ベストカレンダー編集部
2025年9月30日 20:17
キャッシュレス使い分け調査
開催期間:8月8日〜8月25日

金額と場面で分かれる決済の選択──使い分けの実態と理由
クレジットカードとQRコード決済や電子マネーといったその他キャッシュレス決済を併用する人々は、どのように場面や金額に応じて使い分けているのか。本稿は、株式会社NEXERが2025年8月8日から8月25日にかけて実施したインターネットアンケート(有効回答500サンプル)に基づいて、利用実態と理由を整理したものである。公開日は2025年9月30日 17時00分である。
本調査は、事前調査で「クレジットカードとその他のキャッシュレス決済どちらも利用している」と回答した全国の男女500名を対象に行われた。質問項目は支払いの使い分けや理由、通販利用時の決済、クレジットカードとその他キャッシュレス決済のそれぞれのメリットに関するもので、回答は原則として小数点以下第2位を四捨五入しているため合計が必ずしも100%にならない場合がある。

主要な数値結果:大きい金額はカード、通販ではカードが圧倒的
調査結果の要点として、31.8%の回答者が「大きい金額の場合はクレジットカードを使う」と答えている。一方で通販利用時に主に使用する決済方法については、82.4%がクレジットカードを選んだ。
これらの数字は、金額の大きさや購入の場面(とくに通販)においてクレジットカードが依然として中心的な位置を占めていることを示している。以下では、回答者が挙げた具体的な理由や場面ごとの傾向を整理する。

理由の分類と具体的な回答例
回答者は使い分けの理由を複数の観点から述べており、代表的な理由は「セキュリティ」「チャージや残高への懸念」「ポイント還元やキャンペーン」「店舗対応・利便性」「慣れ・手軽さ」などである。下記に主要カテゴリ別の具体的な回答例を示す。
調査では自由記述での理由も多く寄せられており、そのままの表現で引用された回答も含まれている。年代や性別(年代は20代〜40代の例を中心に記載)も併記されているため、どのような背景でその決済が選ばれているかが読み取れる。
- セキュリティ・高額決済向け
- 「セキュリティがしっかりしているので高額決済はカードにしている」(30代・女性)
- 「カード1枚持っていれば、それなりに大きい金額でも対応できる点」(20代・女性)
- チャージや残高の管理
- 「キャッシュレスに大金はチャージしない」(30代・女性)
- 「大きな金額はチャージ金額では足りないから」(40代・女性)
- ポイント還元・キャンペーンのための切替
- 「ポイントが欲しいから」(20代・女性)
- 「キャンペーンでポイントの還元率が変わったりするのでお得なものを使うようにしている」(30代・女性)
- 店舗対応・利便性
- 「クレジットカードは基本的にどの店も対応しているけど、QRコード決済などは対応していない店も多いから」(20代・女性)
- 「クレカのタッチ決済が1番楽なので優先して使っている。使えない店舗ではQR決済」(20代・女性)
- 慣れ・手軽さ
- 「登録していて手軽だから」(40代・女性)
- 「数年前からクレジットカードでの決済を利用しており使い慣れているため」(40代・男性)
- 特に使い分けしていない
- 「使えるものでそのまま支払うことが多いため」(30代・男性)
- 「同じカードを使う。そのカードが使えないときだけ変える」(40代・女性)
通販利用時の決済とその理由
通販利用時は80%以上がクレジットカードを使用すると回答しており、特に利便性とポイント還元が理由として目立った。ブラウザにカード番号を記憶させて入力の手間を省けることや、対応サイトの多さ、特定サイトでのカードによる還元率の高さが選択理由として挙げられている。
通販でクレジットカードを選ぶ具体的な理由は次の通りである。
- ブラウザやサービス側でカード番号を覚えていて入力が簡単(20代・女性)
- 通販サイトがカード決済のみ対応の場合が多い(30代・女性)
- 特定サイト(例:楽天市場)で楽天カードの利用が最も還元率が高い(30代・男性)
- ポイントが貯まる、登録していて手軽、使い慣れているため(30〜40代)
クレジットカードとその他キャッシュレスのメリット比較
調査では、両者のメリットについても回答を求めており、利用者の感覚として両方に明確な長所があることが示されている。ここでは代表的な意見を列挙する。
それぞれのメリットは利便性や安全性、コスト面の優位性など複数の観点で評価されている。
- クレジットカードのメリット
-
- 高額決済に対応できる点
- どんなサイトでも支払える、使える店舗が多い
- ポイントが貯まりやすく、登録後の手軽さがある
- セキュリティ面での安心感
- チャージ不要でスマホを操作する手間が省ける点
- その他キャッシュレス決済(QRコード・電子マネー等)のメリット
-
- スマホだけで支払え、タッチやバーコードでスピーディーに決済できる
- ポイント還元やクーポン、キャンペーンが豊富でお得感がある
- 気軽に使える、手軽さやスピード感が評価されている
- チャージでポイントを貯め、カードが使えないときの代替手段になる
調査概要と引用利用のお願い、企業情報
本稿で扱った調査の基本情報は以下の通りである。記事や報告で本プレスリリースの内容を引用する際には、引用元の明示とリンク設置をお願いしている。
引用元の表記に関する注意点や、調査手法の詳細も含めて明記する。
調査名 | クレジットカードとその他キャッシュレス決済の使い分け |
---|---|
調査手法 | インターネットでのアンケート |
調査対象 | 事前調査で「クレジットカードとその他のキャッシュレス決済どちらも利用している」と回答した全国の男女 |
有効回答 | 500サンプル |
調査期間 | 2025年8月8日 ~ 2025年8月25日 |
公開日時 | 2025年9月30日 17時00分 |
注意事項 | 小数点以下第2位を四捨五入して表記しているため、合計が100%にならない場合がある |
引用利用のお願い:
- 引用元が「クレジットカードの知恵袋による調査」である旨の記載を行うこと
- 該当記事のリンクを設置すること:
https://coetas.jp/creditcard/44043/
【クレジットカードの知恵袋について】
クレジットカードの知恵袋では、クレジットカードのお得な選び方や審査のポイント、上手な使いこなし方法を解説するコンテンツを提供している。参照URL: https://coetas.jp/creditcard/
【株式会社NEXERについて】
本社:〒171-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
代表取締役:宮田 裕也
Tel:03-6890-4757
URL: https://www.nexer.co.jp
事業内容:インターネットリサーチ、SEO、WEBブランディング、レビューコンテンツ、リアルショップサポート、WEBサイト制作
まとめと要点の整理
本調査では、31.8%が「大きい金額の場合はクレジットカードを使う」と回答し、通販利用時は82.4%がクレジットカードを主に利用していることが示された。利用の理由は、セキュリティや高額決済対応、ポイント還元、店舗対応の可否、手軽さなど多岐にわたる。
用途や金額、利用する場所に応じてクレジットカードとその他キャッシュレス決済を使い分ける傾向が明確であり、決済手段の選択は実利的な判断に基づいている点が読み取れる。
項目 | 主な内容 |
---|---|
調査期間 | 2025年8月8日~8月25日 |
有効回答 | 500サンプル |
公開日時 | 2025年9月30日 17時00分 |
大きい金額の決済 | 31.8%がクレジットカードを選択 |
通販利用時の決済 | 82.4%がクレジットカードを利用 |
主な使い分け理由 | セキュリティ、チャージ管理、ポイント還元、店舗対応、慣れ |
引用時のお願い | 引用元表記:「クレジットカードの知恵袋による調査」リンク: https://coetas.jp/creditcard/44043/ |
調査実施者 | 株式会社NEXER(本社:東京都豊島区、代表:宮田 裕也) |
以上の内容は、アンケートで得られた回答を基に整理したものである。調査結果や引用方法についての詳細は、該当の公開記事および株式会社NEXERの公開情報を参照されたい。