防災スポーツが首相表彰に 篠田大輔氏受賞の背景

内閣総理大臣表彰受賞

開催日:9月17日

内閣総理大臣表彰受賞
防災スポーツって何?
スポーツの動作やルール、チームワークを教材にした防災教育プログラム。避難行動や応急手当、リーダーシップを体験で学び、学校や地域、プロチームと連携して普及させる取り組みです。
受賞で何が変わるの?
内閣総理大臣表彰により行政や関係機関からの注目と信頼が高まり、官民連携や学校導入の機会、資金・協働の道が広がって地域防災モデルの普及が加速する見込みです。

『防災スポーツ』が評価され内閣総理大臣表彰を受賞

株式会社シンク(所在地:東京都千代田区、代表取締役:篠田大輔)は、代表取締役である篠田大輔が『令和7年度防災功労者内閣総理大臣表彰』を受賞したことを2025年9月30日16時21分に公表しました。本表彰は文部科学省・スポーツ庁の推薦に基づくもので、災害時の人命救助や被害の拡大防止、平時における防災思想の普及、そして防災体制の整備に顕著な功績を挙げた個人または団体に授与されます。

表彰式は2025年9月17日に首相官邸で執り行われ、篠田氏は首相官邸にて表彰状を受け取りました。本件は内閣府や首相官邸の公表資料にも記載されており、関連する情報は首相官邸の該当ページと内閣府の資料において確認できます(首相官邸HP:’https://www.kantei.go.jp/jp/103/actions/202509/17hyousyou.html’、内閣府HP:’https://www.bousai.go.jp/pdf/250912_siryo1.pdf’)。

【防災スポーツ】令和7年度防災功労者内閣総理大臣表彰受賞 画像 2

開発された『防災スポーツ』―背景と具体的な活動内容

篠田氏が取り組む『防災スポーツ』は、平成7年の阪神・淡路大震災の被災体験を出発点に、スポーツを活用して災害時に必要な行動や知識を身に付けることを目的とした防災教育プログラムです。スポーツの動作・ルール・チームワークなどを教材化し、体験を通じて防災行動を学ぶという手法が特徴です。

このプログラムは被災地域での地域住民向けの活動だけでなく、プロスポーツチームや学校現場との連携による普及も行われています。具体的な実施地域としては兵庫県神戸市、岩手県釜石市、宮城県石巻市等が挙げられ、地域特性に合わせたプログラム提供と啓発活動が継続的に実施されています。

【防災スポーツ】令和7年度防災功労者内閣総理大臣表彰受賞 画像 3

活動の重点項目と実績

以下の点が主な活動の重点項目です。各項目は被災地でのニーズや学校・自治体・スポーツ団体からの要望に応じて調整されています。

  • 体験型プログラムの開発と実施(避難行動、応急手当、リーダーシップ訓練等)
  • 地域住民向けのワークショップやイベントによる防災教育
  • プロスポーツチーム、学校現場、自治体との連携による普及啓発
  • 被災地に根ざした継続支援と地域防災モデルの構築

これらの取組が評価され、防災思想の普及と防災教育の整備に対して「多大なる貢献がある」として内閣府の資料でも具体的に取り上げられています(内閣府資料の該当箇所は49枚目に篠田氏の概要が記載されています)。

【防災スポーツ】令和7年度防災功労者内閣総理大臣表彰受賞 画像 4

万博出展と関係者のコメント、関連動向

株式会社シンクは2025年9月3日(水)~9月8日(月)に開催された大阪・関西万博内のイベント『Sports Future Lab 〜〜スポーツがつくる未来〜〜』(主催:スポーツ庁)にブース出展を行い、防災スポーツの展示とミニ体験を通じて幅広い来場者にプログラムを紹介しました。国籍・性別・年代を問わず体験できる内容として来場者の理解を促す場となりました。

ブースでは防災スポーツのデモンストレーションや短時間で体験できるプログラムが用意され、主催者側の意図にも合致してスポーツを通じた防災の可能性が示されました。展示は来場者の関心を集め、地域防災モデルの普及に向けた接点となりました。

篠田大輔氏のコメントと関係者への謝意

篠田大輔氏は表彰について「防災功労者内閣総理大臣表彰という大変栄誉ある表彰を賜り、身の引き締まる思いです」と述べ、これまで関わったパートナー、自治体、学校、企業への感謝を表明しました。氏は『スポーツで災害に強くなる』というコンセプトを引き続き掲げ、スポーツを通じた防災文化の社会定着を目指す意向を示しています。

また、同氏はスポーツ庁室伏広治長官(室伏広治長官)が本日(2025年9月30日)をもって退任されることに触れ、就任当初から防災スポーツの可能性を見出し理解と支援をいただいたことへの深い御礼を述べています。これにより、官と民の連携が一層期待される状況です。

まとめ:受賞の要点と今後の方向性(一覧表)

以下に本記事で伝えた主要な事実を表形式で整理します。表は受賞に関する事実、活動の拠点、関連イベント、関連公的資料、企業情報、商標情報などをまとめたものです。

項目 内容
受賞名 令和7年度防災功労者内閣総理大臣表彰
受賞者(受賞者の所属) 篠田大輔(株式会社シンク 代表取締役)
発表日時 2025年9月30日 16時21分(株式会社シンクの公表日時)
表彰式 2025年9月17日、首相官邸で執行(表彰状受領)
推薦機関 文部科学省・スポーツ庁の推薦
活動の中心概念 スポーツを活用した防災教育プログラム『防災スポーツ』
主な実施地域 兵庫県神戸市、岩手県釜石市、宮城県石巻市 等
関連イベント 大阪・関西万博『Sports Future Lab ~スポーツがつくる未来~』 出展(2025年9月3日〜9月8日)
公的資料・参照先 首相官邸HP:’https://www.kantei.go.jp/jp/103/actions/202509/17hyousyou.html’、内閣府HP:’https://www.bousai.go.jp/pdf/250912_siryo1.pdf’(49枚目に篠田氏の概要)
会社情報 株式会社シンク(所在地:東京都千代田区、代表取締役:篠田大輔)
商標 『防災スポーツ』は株式会社シンクの登録商標

本件は被災体験を出発点とする実践的な防災教育と、スポーツを媒介にした広範な普及活動が評価された結果です。公的機関の推薦と表彰、万博での展示などを通じて得た実績を基盤に、官民連携による防災教育の継続的な展開と地域防災モデルの定着が今後の課題かつ方向性として位置づけられます。