SOXAI、Siiiboで社債発行 累計調達20億円超

社債発行で20億円超

開催日:9月30日

社債発行で20億円超
今回の資金調達って何に使うの?
運転資金に加え、SOXAI RINGの製品開発や新機能の先行投資、マーケティング強化、出荷体制や人材採用など事業拡大に向けた用途に充てる予定です。
Siiibo証券を使うメリットって何?
Siiibo証券は社債発行・購入のプラットフォームを提供する次世代金融サービスで、事業者と投資家をつなぎ資金調達手段の多様化を支援する点が特徴です。

社債発行で累計調達額が20億円超に到達――調達の目的と背景

2025年9月30日10時30分、横浜市中区に本社を置く株式会社SOXAIは、Siiibo証券が運営する社債発行・購入プラットフォームを通じて少人数私募社債を発行したと発表しました。本件はSiiibo証券にとってウェアラブルデバイス分野で初の社債発行案件となります。

今回の社債発行により、第三者割当増資や金融機関からの借入を含めた累計資金調達額は20億円を超えた

SOXAIは2022年10月にサービスをローンチして以来、まずは国内での普及に注力し、国内のスマートリング市場でのシェアは1位を維持しているとしています。一方で近年は国内外で競合製品が増加しているため、更なる競争力強化のため資金調達手段を多角化する必要があったと説明されています。

以下に、今回の資金調達に関するポイントを整理します。資金使途や市場状況、累計調達額といった主要な情報が明示されています。

  • 発表日:2025年9月30日 10:30
  • 調達手段:Siiibo証券の社債発行・購入プラットフォームによる少人数私募社債
  • 累計資金調達額:20億円超(第三者割当増資、金融機関借入を含む)
  • 資金使途:運転資金、製品開発、マーケティングの先行投資
国内で唯一の国産スマートリングSOXAI(ソクサイ)、次世代金融サービスSiiibo証券を活用し社債発行 -累計資金調達額は20億円超えに- 画像 2

Siiibo証券を介した社債発行の経緯と関係者コメント

Siiibo証券のプラットフォームを活用した社債発行は、資金調達手段の多様化という観点でSOXAIにとって新たな取り組みです。Siiibo証券側は、今回の案件について投資家からの期待が寄せられたことや、社債が事業者と投資家をつなぐ手段として意義があることを強調しています。

発表文には、Siiibo証券 代表取締役CEO 小村和輝氏のコメントが掲載されています。小村氏は社債の活用を歓迎するとともに、SOXAIのプロダクトが持つ技術力と市場での実績に言及しています。また、投資家の反応としてプロダクトの魅力や市場展望への期待があったことを伝えています。

国内で唯一の国産スマートリングSOXAI(ソクサイ)、次世代金融サービスSiiibo証券を活用し社債発行 -累計資金調達額は20億円超えに- 画像 3

Siiibo証券 CEO のコメントの要点

小村和輝氏は、社債という手段によりSOXAIと投資家をつなげられた点を評価しています。発表文では、SOXAIが「日本で初めてバイタルセンシング機能を搭載したスマートリング」を有するとする技術力に触れ、同社が販路拡大を進めてきた背景を紹介しています。

また、小村氏は今後も多様な業種・業界に対して社債の活用を促進し、投資家に新しい投資機会を提供していく方針を述べています。これは、プラットフォーム事業者としての中長期的な目標と連動した発言です。

SOXAI CFO(取締役副社長)光頼篤樹氏のコメント

光頼篤樹CFOは、投資家の理解と支援に対する感謝を表明するとともに、エクイティ中心のこれまでの資金調達に対して資金調達手段の多様化と資本コストの最適化が重要であると説明しました。今回の社債は新しい取り組みであるが、資本コストを上回る成長を見込んでいるとしています。

さらに、SOXAIがBtoC向けの有形プロダクトを扱う事業者である点に触れ、一般消費者が顧客であると同時にファンにもなり得るという構造を活かして、投資の形で関係性を広げる試みであると述べています。

SOXAI RINGの技術とサービス、採用情報

SOXAIが自社開発・販売する指輪型ウェアラブルデバイス「SOXAI RING(ソクサイ リング)」は、健康管理用のスマートリングとして複数のセンサーと無線機能を備えています。製品の特徴や機能、利用方法について具体的に公表されています。

同製品は、装着するだけで継続的にバイタルデータを取得できる点を強みとし、測定精度、装着感、デザイン(ファッション性)を重視した設計になっています。AIによる分析で睡眠・体調・運動の3つのスコアを算出し、生活の質(QoL)を可視化する仕組みを提供しています。

搭載センサーと主な機能

SOXAI RINGに搭載されている主なハードウェアと通信機能は以下の通りです。

光学バイタルセンサー
心拍や心拍変動などの測定をサポートする光学センサー。
温度センサー
体表温度の変化を計測し、体調管理に活用。
加速度センサー
動作や活動量、睡眠時の動きを検出。
BLE通信機能
スマートフォンとの連携によるデータ転送。
NFCワイヤレス充電機能
利便性の高い充電方式を採用。

これらのセンサーで取得されたデータはAIによって解析され、個々人にパーソナライズされた生活習慣改善のアドバイスが生成・提示されます。製品ページとしてSOXAIは製品概要を公開しています(https://soxai.co.jp/products/soxai-ring-1)。

マーケットとシェアに関する公表情報

SOXAIは2022年10月のサービスローンチ以降、まず国内での普及を優先し、同社は国内のスマートリング関連アプリのダウンロード数で1位を維持していると公表しています。順位はApp Store/Google Play合算値を基にしたAppMagicの調査(調査期間:2022年1月1日~2025年8月31日)に基づくとされています。

また、プレスリリース内でSOXAIは「日本初・国内で唯一のバイタルセンシング機能を搭載したスマートリング」という表現を用いており、これは同社の調査に基づく主張として明記されています。

同社は事業拡大に向けた人材採用も強化しており、管理部長、SCM責任者、ハードウェア/ソフトウェアエンジニアなど多岐にわたる職種で募集を行っています。採用情報は採用サイトで公開されています(https://hrmos.co/pages/soxai/jobs?jobType=FULL)。

発表内容の整理と主要情報の一覧

ここまでに示された発表内容を分かりやすく整理します。発表の要点、製品情報、企業情報、問い合わせ先など、報道資料に含まれる全ての要素を網羅的にまとめます。

以下の表は、本件プレスリリースの主要項目を一目で確認できるようまとめたものです。発表日、調達手段、累計調達額、製品の主要スペック、採用・問い合わせ先などを含めています。

項目 内容
発表日 2025年9月30日 10:30
発表企業 株式会社SOXAI(本社:横浜市中区不老町1-2-1 中央第6関内ビル1102号)
代表者 代表取締役社長 渡邉達彦
調達手段 Siiibo証券の社債発行・購入プラットフォームを利用した少人数私募社債
累計資金調達額 20億円超(第三者割当増資および金融機関借入を含む)
資金使途 運転資金、製品開発、マーケティングの先行投資
製品名 SOXAI RING(指輪型スマートリング)
主な搭載機能 光学バイタルセンサー、温度センサー、加速度センサー、BLE通信、NFCワイヤレス充電、AIによるスコアリングとアドバイス生成
市場での実績 国内スマートリング関連アプリのダウンロード数で1位(AppMagic調査、2022/1/1〜2025/8/31合算)
採用情報 管理部長、SCM責任者、ハード/ソフトエンジニア等(採用サイト:https://hrmos.co/pages/soxai/jobs?jobType=FULL)
問い合わせ先(報道関係者) 株式会社SOXAI 取締役副社長CFO 光頼篤樹 電話:045-264-9397 メール:info@soxai.co.jp
関連リンク プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000092.000045441.html 製品:https://soxai.co.jp/products/soxai-ring-1
会社概要 資本金:100,000,000円 設立:2021年2月

以上が発表内容の整理です。今回の社債発行は資金調達手段の多様化という観点から注目されると同時に、SOXAIが提供する製品と事業展開を支えるための明確な資金使途が示されています。Siiibo証券側の意義表明、SOXAI側の資金調達方針と募集職種、製品の仕様や市場での位置付けまで、プレスリリースに掲載された情報を網羅的にまとめました。

参考リンク: