11月1日開催:映画『小学校』上映と山崎×赤坂の対談イベント
ベストカレンダー編集部
2025年10月1日 12:43
みつむらeduセッション
開催日:11月1日

教育の現場を問い直す場としての「みつむらeduセッション 2025」
光村図書出版株式会社は、学校の教科書を発行する出版社として、教育に関わる多様な立場の人々が学び合う機会を提供する取り組みを継続しています。2025年11月1日(土)に開催する「みつむらeduセッション 2025」は、今年のテーマを「“学校”ってなんだろう」と定め、日本の小学校の日常を克明に描いたドキュメンタリー映画の上映と、専門家による対談を軸に据えています。
本イベントは対面とオンラインのハイブリッド形式で行われ、学校の教職員や保護者、教育に関心のある一般の方まで幅広く対象としています。主催者発表日時は2025年10月1日 10時00分で、詳細は以下の章で具体的に整理します。

開催の意図と対象
光村図書は1949年の創業以来、教育・出版事業を通じて子どもたちの学びを支えることに注力してきました。本セッションは、単なる上映会にとどまらず、参加者が映画を通じて現在の学校像を問い直し、多面的な議論を行う場と位置づけられています。
対象は「どなたでも参加できます」と明記されており、特に学校の先生や小学生の保護者を想定した内容構成となっています。参加形式は対面とオンラインの選択が可能で、それぞれ定員と参加料が設定されています。

映画『小学校~それは小さな社会~』の上映内容と作品情報
本イベントで上映されるのは、山崎エマ監督によるドキュメンタリー映画『小学校~それは小さな社会~』です。日本の公立小学校の日常を綿密に撮影した本作は、海外でも高い評価を受けており、短編版が第97回アカデミー賞 短編ドキュメンタリー映画賞にノミネートされたことでも注目を集めています。
上映版の詳細は次のとおりです。作品は長編版で、カラー・99分・5.1chで制作国に日本・アメリカ・フィンランド・フランスがクレジットされています。作品クレジットは〈© Cineric Creative / NHK / Pystymetsä / Point du Jour 監督・編集:山崎エマ 2023年〉です。
- 作品名
- 『小学校〜それは小さな社会〜』
- 監督・編集
- 山崎エマ
- 制作年・国
- 2023年 / 日本・アメリカ・フィンランド・フランス
- 上映時間・音声
- 99分 / 5.1ch
- クレジット
- © Cineric Creative / NHK / Pystymetsä / Point du Jour

映画をめぐる背景
山崎監督は学校現場に長時間密着し、教師と児童の関係性、日常の細部、学校という場が抱える矛盾や可能性を映像化しました。撮影期間・手法の詳細は当日の対談でも取り上げられる予定です。
上映は会場(対面)での鑑賞に加え、オンライン参加者には当日鑑賞専用のURLが案内されます。オンライン配信は限定視聴用の仕組みで提供されるため、視聴方法や接続環境についての案内が実施される旨も明記されています。
登壇者紹介と対談の焦点
上映後の対談セッションでは、山崎エマ監督と赤坂真二先生(上越教育大学教授)が登壇します。両者は立場も専門も異なりますが、映画と教育現場の接点を通じて「学校とは何か」を多面的に語り合います。
対談は映画の内容をふまえ、撮影で見えた学校現場の実態や、教室運営(学級経営)に関する専門的視座、さらには日本の教育と海外との差異について議論する予定です。参加者が映画を起点に自身の考えを深める構成になっています。
登壇者プロフィール
- 山崎エマ(映画監督)
神戸生まれ。日本人の母とイギリス人の父を持つ。大阪の公立小学校を卒業後、中高は神戸のインターナショナルスクールに通い、19歳で渡米。ニューヨーク大学映画制作学部を卒業。主な作品に『モンキービジネス:おさるのジョージ著者の大冒険』『甲子園:フィールド・オブ・ドリームス』などがある。
本作では700時間に及ぶ撮影で小学校に密着し、日常の細部を捉えた点が特徴である。
- 赤坂真二(上越教育大学教授)
小学校教員として19年間勤務した経験を持ち、2008年から現職。専門は学級経営、協働的な学びを中心にした教科指導、生徒指導、教育相談である。
光村図書の小・中学校「道徳」教科書の編集委員を務めるなど、教科書制作にも関わっている。
開催詳細・当日のプログラムと参加方法
イベント名は「みつむらeduセッション 2025」。開催日時は2025年11月1日(土)13:00~16:30です。会場は秋葉原UDXシアター(東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDX 4F)で、対面とオンラインのハイブリッド開催となります。
参加費、定員、申し込み方法などの具体的な情報は以下の通りです。申し込みはPeatix上のイベントフォームから行う形式で、対面・オンラインそれぞれの申し込みページが用意されています。
項目 | 内容 |
---|---|
開催日時 | 2025年11月1日(土)13:00~16:30 |
形式 | 対面(秋葉原UDXシアター)&オンライン配信 |
対面料金 | 2,000円 |
オンライン料金 | 1,500円 |
定員(対面) | 150名 |
定員(オンライン) | 500名 |
対象 | どなたでも参加可(学校の先生や小学生の保護者にも推奨) |
当日タイムスケジュール(詳細)
当日の流れは時間帯ごとに明確に区切られており、鑑賞と対談、それに挟まれる休憩で構成されています。開始から終了までの所要時間はおよそ3時間半です。
以下に分刻みでスケジュールを示します。
- 開会(13:00~13:05)
- 【セッション1】映画『小学校~それは小さな社会~』上映(13:05~14:45)
日本の公立小学校の日常を描いた長編ドキュメンタリーを上映します。
- 休憩(14:45~15:00)
- 【セッション2】対談「みんなで考える “学校”ってなんだろう」(15:00~16:25)
山崎エマ監督と赤坂真二先生が、700時間に及ぶ撮影の示すもの、学級経営の視点、国際比較など多面的に議論します。
- 閉会(16:25~16:30)
申し込み方法と視聴に関する注意点
申し込みはPeatixのイベントフォーム経由で行います。主催側は対面・オンラインのそれぞれに専用ページを用意しており、申し込み完了後に詳細案内が送付されます。
オンライン参加者には当日鑑賞専用の視聴URLが提供されます。配信の視聴環境や通信状況については各自で確認する必要があります。また、対面参加は定員制のため早めの申し込みが推奨されますが、定員超過時の対応等の詳細はPeatixの案内に従うことになります。
光村図書の役割と会社概要
光村図書出版株式会社は1949年創業の教育系出版社で、小・中・高等学校向けの検定教科書や付帯出版物の編集・発行、一般書籍や教育書、学習用ソフトウェアの企画・制作を主要事業としています。本イベントは同社の「教育に関する情報発信」と「学び合いの場を提供する」取り組みの一環です。
以下に会社の主要データを掲載します。数値はプレスリリースに基づいています。
- 商号
- 光村図書出版株式会社 / Mitsumura Tosho Publishing Co., Ltd.
- 代表者
- 代表取締役社長 吉田直樹
- 創立
- 1949(昭和24)年2月26日
- 資本金
- 3,000万円
- 年商
- 173億6,460万円(2024年10月期)
- 従業員数
- 239名(2025年4月現在)
- 所在地 / 電話
- 東京都品川区上大崎2-19-9 / 03-3493-2111(代表)
- URL
- https://www.mitsumura-tosho.co.jp/
- 事業内容
- 小・中・高等学校用の検定教科書および付帯出版物の編集・発行、一般書籍・教育書等の編集・発行、学習用ソフトウェアの企画・制作
光村図書は2023年より「みつむらeduセッション」を継続開催しており、過去のテーマには「子ども主体の学びをつくる」(2023年)や「対話を学ぶ、対話で学ぶ」(2024年)が含まれます。今回の「“学校”ってなんだろう」という問いは、これまでのテーマの延長線上にあるものとして位置付けられています。
記事の要点まとめ
以下の表は、本記事で扱ったイベントの主要情報を整理したものです。イベント名、日時、会場、参加費、定員、上映作品、登壇者、申し込み方法、主催者情報を網羅しています。
項目 | 内容 |
---|---|
イベント名 | みつむらeduセッション 2025 |
開催日時(当日) | 2025年11月1日(土)13:00~16:30 |
主催者(掲載元) | 光村図書出版株式会社(発表日時:2025年10月1日 10:00) |
開催形式 | 対面(秋葉原UDXシアター)およびオンライン配信 |
料金 | 対面:2,000円 / オンライン:1,500円 |
定員 | 対面:150名 / オンライン:500名 |
上映作品 | 『小学校〜それは小さな社会〜』/監督・編集:山崎エマ/99分/5.1ch/2023年 |
登壇者 | 山崎エマ(映画監督)、赤坂真二(上越教育大学教授) |
申し込み方法 | Peatixのイベントフォーム(対面・オンラインの各ページあり) |
主な問い合わせ先(会社) | 光村図書出版株式会社 / 東京都品川区上大崎2-19-9 / 03-3493-2111 / https://www.mitsumura-tosho.co.jp/ |
本記事は光村図書の発表内容を基に、イベントの趣旨、上映作品の情報、登壇者の経歴、当日のプログラム、申し込み方法、並びに主催者の会社情報を整理して伝えることを目的としています。参加を検討する際には、Peatixのイベントページで最新情報や申し込み手続きを確認することが推奨されます。
参考リンク: