ホロラボ協力|万博で体験する次世代コンクリート

次世代コンクリート展示

開催期間:9月30日〜10月6日

次世代コンクリート展示
自分でコンクリートの形を作れるの?
簡易コントローラやタッチ相当の操作系で、RhinocerosとGrasshopperのパラメータを直感的に入力して形状を生成。会場でレンダリング後にポストカードとして出力して持ち帰れる。
どこでいつ体験できるの?
大阪・関西万博のフューチャーライフヴィレッジ内「地球を救う未来のコンクリート」展示で、開催期間は2025年9月30日〜10月6日。会期中は会場の開館スケジュールに従って公開される。

デジタルで形作る「次世代コンクリート構築シミュレートインスタレーション」

株式会社ホロラボは、NEDOムーンショット型研究開発事業「C 4 S ※ 研究開発プロジェクト」(PM:野口貴文・東京大学大学院工学研究科教授)の2025年大阪・関西万博における展示に対し、開発協力を行いました。ホロラボが開発協力した展示は「次世代コンクリート構築シミュレートインスタレーション」と命名されており、デジタルツールを用いて来場者が直感的にコンクリート形状を設計・体験できるシミュレーターです。

本インスタレーションは、3Dモデリングソフトの表記に沿って「Rhinocers(ライノセラス)」および「Grasshopper(グラスホッパー)」のプログラム群を活用し、簡易な入力機器で操作できる点が特徴です。デジタル上で作成した形状は会場でポストカードに印刷して持ち帰ることができます。

ホロラボ、​大阪・関西万博にて東京大学へ展示協力 画像 2

操作概要と体験の流れ

体験者は用意された入力機器(簡易なコントローラやタッチインターフェース相当の操作系)を用い、プログラムに対して直感的にパラメータを入力します。パラメータの組み合わせにより、コンクリートの形状や構築手法を視覚的に確認しながら設計が進められます。

作成されたデジタル形状はその場でレンダリングされ、形状データをポストカード化して出力する機能が組み込まれています。来場者は自分の設計した形状を物理的に持ち帰ることができ、展示体験が持ち帰り可能な成果物となる点が意図されています。

  • ソフトウェア:Rhinocers(ライノセラス)、Grasshopper(グラスホッパー)
  • 操作:簡易入力機器による直感的操作
  • 出力:ポストカード印刷で体験の持ち帰りが可能
ホロラボ、​大阪・関西万博にて東京大学へ展示協力 画像 3

大阪・関西万博会場での展示場所と期間

本展示は、大阪・関西万博会場内の「フューチャーライフヴィレッジ」内で行われます。フューチャーライフヴィレッジは、単に展示を〈見る〉だけでなく、体験を通じた対話やステージでの発表を通じた交流を重視する場として設計されています。

ホロラボの協力によるインスタレーションは、フューチャーライフヴィレッジ内の「地球を救う未来のコンクリート NEDOムーンショット」展示の一環として来場者に提供されます。会場での体験と展示の設置位置はフューチャーライフヴィレッジに集約されています。

開催日程と会場情報

展示の開催期間は2025年9月30日(火)〜2025年10月6日(月)です。期間中は会場の開館スケジュールに従って展示が公開されます。プレスリリース自体は2025年10月1日 17時00分に発表されています。

場所の公式表記は「大阪・関西万博会場内 フューチャーライフヴィレッジ」となります。展示はNEDOのムーンショット型研究開発事業に関連する区画に配置され、研究プロジェクトの文脈のもとで来場者に向けた体験提供が行われます。

展示期間
2025年9月30日(火)〜2025年10月6日(月)
会場
大阪・関西万博会場内 フューチャーライフヴィレッジ(「地球を救う未来のコンクリート NEDOムーンショット」展示内)
プレスリリース日時
2025年10月1日 17:00

ホロラボの役割と企業情報

株式会社ホロラボ(英語名:HoloLab Inc.)は、AR/VRなどのXR技術およびBIM/フォトグラメトリや3D都市モデルといった3D空間データを活用するテクノロジー集団です。今回の展示では、デジタルモデリングおよびインタラクティブな体験設計の観点から開発協力を行いました。

ホロラボは目の前の体験(Wowな体験)から都市のデジタルツインに至るまで幅広い領域で技術を学び、発信することを企業の活動として掲げています。今回の協力は、研究プロジェクトと実際の来場者体験をつなぐ具体的な実装例と位置付けられます。

会社の基本情報(プレスリリース記載)

正式名 株式会社ホロラボ
英語名 HoloLab Inc.
所在地 〒141-0031 東京都品川区西五反田8-3-6
資本金 93,940,000円
代表者 中村 薫 (代表取締役CEO)
設立日 2017年1月18日
ウェブ https://hololab.co.jp

展示のポイントと関連情報の整理

本展示は、研究開発プロジェクトと来場者体験を結び付けることを目的に設計されています。NEDOムーンショット型研究開発事業「C 4 S」プロジェクトの文脈の下、研究の知見を視覚化・体験化する手段としてのデジタルシミュレーションを提供しています。

以下の表は、本記事で取り上げた展示の要点を整理したものです。展示名、開催期間、会場、関係組織、使用ソフト、来場者が得られる成果物、ホロラボの役割、関連リンクなど、プレスリリースに記載された情報を網羅しています。

項目 内容
展示名 次世代コンクリート構築シミュレートインスタレーション
出展期間 2025年9月30日(火)〜2025年10月6日(月)
会場 大阪・関西万博会場内 フューチャーライフヴィレッジ(「地球を救う未来のコンクリート NEDOムーンショット」)
プロジェクト NEDOムーンショット型研究開発事業 「C 4 S」研究開発プロジェクト(PM:野口貴文・東京大学大学院工学研究科教授)
ホロラボの役割 展示の開発協力(インタラクティブなモデリング/体験設計の実装)
使用ソフトウェア Rhinocers(ライノセラス)、Grasshopper(グラスホッパー)
来場者の成果物 デジタルで作成したコンクリート形状をポストカードに印刷して持ち帰り可能
プレスリリース日時 2025年10月1日 17:00
ホロラボ(会社情報) 所在地:〒141-0031 東京都品川区西五反田8-3-6 / 資本金:93,940,000円 / 代表:中村 薫 / 設立:2017年1月18日 / ウェブ:https://hololab.co.jp
関連リンク C4S*研究開発プロジェクト(ムーンショットHP)
東京大学リリース

本記事は、ホロラボが開発協力を行った大阪・関西万博での展示内容と、展示に関連する組織や日時、使用技術、来場者が得られる体験の詳細を整理して伝えることを目的としています。展示は研究プロジェクトと一般来場者の接点となる場として構成されており、デジタルと現実の接続を意図した設計が施されています。