須藤元気×えのもとぐりむ、新劇団が12月上旬に旗揚げ

劇団サイエンス眼鏡旗揚げ

開催日:12月1日

劇団サイエンス眼鏡旗揚げ
旗揚げ公演っていつどこでやるの?
発表では旗揚げ公演は2025年12月上旬、会場は東京都港区赤坂のπTokyoで実施予定。具体的な公演日程や出演者情報は未発表で、詳細は公式Xで順次案内される。
チケットはどうやって買えばいいの?
現時点で販売開始日や購入方法は公表されていない。公式X(旧Twitter)で最新情報やチケット販売の案内が出る予定なので、公式アカウントをフォローして確認するのが確実だ。

新たな舞台表現を掲げる『劇団サイエンスフィクション眼鏡』の誕生

株式会社アイデアリズムが発表したプレスリリース(2025年10月1日 21時43分)によると、須藤元気とえのもとぐりむの二人を中心に新劇団『劇団サイエンスフィクション眼鏡』が創設されることが明らかになった。プロジェクトは両者の意志が合致したことを契機に始動しており、日常に非日常をもたらす舞台コンテンツの創造を目指す。

発表文では、2025年9月に東京都港区赤坂のπTokyoで始動したこと、そして旗揚げ公演を2025年12月上旬に同会場で行う予定であることが具体的に示されている。クリエイター同士の化学反応を重視したプロジェクトであり、舞台表現の新たな可能性を提示する試みとして注目される。

プロジェクト発表の要点

発表資料には、プロジェクトを推進する主旨、劇団名の由来、そして両名のこれまでの経歴や役割が明記されている。次節以降でそれらを整理し、観客に提供される時間や理念について詳述する。

プロジェクト名:劇団サイエンスフィクション眼鏡
発表元:株式会社アイデアリズム(プレスリリース日時:2025年10月1日 21時43分)

「眼鏡」を軸にした劇団の理念と表現意図

劇団名に込められた思想は明確である。発表文は、「現実は一つではない。眼鏡の数だけ、世界がある」という表現で始まり、人はそれぞれの〈眼鏡(フィルター)〉を通して世界を見ていると指摘する。劇団が描くのは、曇った眼鏡をかけたままの人間の本質と、眼鏡を外したときに広がる非日常の光景であり、それをサイエンスフィクションという装置で可視化するという。

具体的には、舞台を通じて観客に「もし、世界を別の眼鏡で見たら?」という問いを投げかけることが狙いだと説明されている。これは単なるSF的設定の提供にとどまらず、観客自身の意識に揺さぶりを与える“鏡”として機能させることを目的としている。

表現上のキーワード

  • 非日常:日々の生活から切り離された体験を舞台上で再現する。
  • 視点の転換:観客自身の思い込みや偏見を問い直す構成を重視する。
  • サイエンスフィクションの装置化:SF的要素を用いて現実と想像の境界を操作する。

これらを組み合わせることで、舞台が単なるエンターテインメントを超えた「意識の触媒」となることが目指される。

創設の経緯と両者の役割・経歴

プロジェクトは須藤元気の一言「一緒に面白いものを生み出して、日本を元気にしよう」から始まったと発表資料は伝えている。須藤はダンスパフォーマンスユニットWORLD ORDERでの活動を通じ、独自の身体表現と演出感覚を培ってきた。えのもとぐりむは劇作家・演出家としての経験を有し、両者の出会いによって「より良い化学変化が起こりそうだ」と須藤が感じたことが合流の直接的な契機である。

資料には、両者が合流を即断した経緯と、共通の目標として「日常に一時の非日常を提供し、体感し、共有し、明日への活力にできるコンテンツを創造する」ことが掲げられている。以下に両名のプロフィール要旨を示す。

須藤元気(すどう げんき)

生年月日
1978年3月8日
主な経歴
  • K-1プロデューサー
  • ダンスパフォーマンスグループ『WORLD ORDER』中心に活動
  • 政治家、飲食店経営、作家、書家、英会話学校代表など多岐にわたる活動
  • 映画出演:『凶気の桜』(2002年)、『フライ,ダディ,フライ』(2005年)、『鳶がクルリと』(2005年)他
  • その他出演:『仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』(2010年、泉京水役)、『るろうに剣心』(2012年、戌亥番神役)
  • 映画監督として:『R246 STORY』(2008年)内の短編「ありふれた帰省」で監督を務める

須藤は身体表現と演出の経験を組み合わせ、舞台における独自の視点を提供する役割が期待されている。

えのもとぐりむ

生年月日
1986年5月3日
主な経歴
  • 劇作家・演出家。過去に『劇団居酒屋ベースボール』で活動、後に『ぐりむの法則』を主宰
  • 現在はTERUと共に立ち上げた『劇団 NONAME』の共同代表
  • ワタナベエンターテインメントカレッジ、渡辺高等学院での講師経験があり俳優育成にも従事
  • TVやラジオ、映像作品への脚本提供多数(NHK ETV『東京特許許可局』、テレビ東京『下北沢ダイハード』等)
  • 映像チームPICTFILMでショートドラマの脚本担当、TikTok『行けよ!おじさん』の脚本・監督も手掛ける

えのもとぐりむは脚本・演出面での専門性を持ち、物語構成や演出設計を担う立場が想定される。両者の専門領域が補完し合う形で劇団運営が始動している。

旗揚げ公演の予定と参加方法に関する情報

発表では、旗揚げ公演を2025年12月上旬にπTokyoにて実施予定と明示している。創設のきっかけは2025年9月の東京都港区赤坂πTokyoでの接触であり、そこから短期間での公演準備に着手していることが分かる。

公演に関する追加情報や最新の発表、チケット情報等はプロジェクトの公式X(旧Twitter)アカウントで発信されるとしており、リンクが公表されている。

公演準備に関する詳細は、今後の公式発表を通じて順次公開される見込みだが、現状での重要な日程と接触の経緯は上記の通りである。

まとめ:主要事項の整理

ここまでに示された情報を整理し、読者が一目で重要点を確認できるよう表形式でまとめる。以下の表は劇団の基本情報、発表日時、主要関係者、予定スケジュールなどを網羅している。

項目 内容
発表元 株式会社アイデアリズム(プレスリリース日時:2025年10月1日 21時43分)
劇団名 劇団サイエンスフィクション眼鏡
創設者(中心人物) 須藤元気、えのもとぐりむ
きっかけ 須藤元気の呼びかけ「一緒に面白いものを生み出して、日本を元気にしよう」。2025年9月に東京都港区赤坂πTokyoで接触。
理念 「現実は一つではない。眼鏡の数だけ、世界がある」。曇った眼鏡を通した人間の本質と、眼鏡を外した非日常をサイエンスフィクションで提示する。
旗揚げ公演 2025年12月上旬、πTokyoにて予定
公式連絡先(SNS) https://x.com/mftmwmc7n055529?s=21&t=3xS-ulOh4ZxRndaxoDwfGg
須藤元気 主要経歴 1978年3月8日生。WORLD ORDER中心に活動。俳優、監督、作家など多岐にわたる活動歴あり。映画出演多数。
えのもとぐりむ 主要経歴 1986年5月3日生。劇作家・演出家。劇団運営、脚本提供、俳優育成、映像脚本など多方面で活動。

上表は発表された情報を網羅的に整理したものである。発表の根幹は、両者の出会いから生まれた創造的な化学反応を舞台上で形にし、観客の意識に問いを投げかけることにある。具体的な上演内容や出演者、チケット情報等は今後の公式発表を通じて順次公開されるが、現時点で判明している事実は本稿の通りである。

なお、本稿は公開されたプレスリリース(2025年10月1日 21時43分)に基づいて作成しているため、今後の更新や追加情報は公式発表に準じる。