10/18開幕、香りで進化する『光の花の庭』2025-26

光の花の庭 香り演出

開催期間:10月18日〜2月15日

光の花の庭 香り演出
香りはどんな風に体験できるの?
園内の3エリア(奇蹟の大藤、フラワーキャッスル、光のバラ園)で導入。塩野香料とキチベエが実花の香りを採取・再現し、光と連動したイマーシブな嗅覚体験が楽しめます。
混雑とか料金はどうなってるの?
開催は2025/10/18~2026/02/15。入園料は大人1,400円、子供700円。基本15:30~20:30(土日祝は延長)、12/31は休園。混雑日は土日祝やクリスマス付近なので公式で確認を。

光と香りで新たに体験を拡張した『光の花の庭』の全貌

あしかがフラワーパークが主催するイルミネーションイベント『光の花の庭~Flower Fantasy2025-26』が、2025年10月18日(土)から2026年2月15日(日)まで開催されます。主催は株式会社足利フラワーリゾート(本社:栃木県足利市田中町906-13、代表:早川公一郎)。プレスリリースは2025年10月1日18時52分に発表されています。

会期中は園内に設置された500万球を超えるイルミネーションが点灯し、従来の視覚的な演出に加えて今シーズンは香りの空間演出が導入されます。香りと光が連動することで、より没入感の高いイマーシブ型の体験へと進化したことが大きな特徴です。

主催・運営
株式会社足利フラワーリゾート(代表:早川公一郎)
開催期間
2025年10月18日(土)~2026年2月15日(日)
イルミネーション球数
500万球を超える演出
『その香り、春の記憶』~光と香りに包まれるイマーシブ型イルミネーション~ 画像 2

香りを加えた主要エリアと協力体制

今シーズンは特に三つのエリアに香り演出が導入されます。香りの再現には専門家が関わり、実際に園内の花の香りを採取・再現したものも含まれます。視覚だけでなく嗅覚を刺激する演出により、来園者が“その場にいるように感じる”体験を目指しています。

香り再現のための協力企業として、創業1808年の老舗香料メーカーである塩野香料株式会社と株式会社キチベエが参加しています。特に『奇蹟の大藤』では当園の大藤の香りを採取し、リアルに再現したプログラムが実装されます。

『その香り、春の記憶』~光と香りに包まれるイマーシブ型イルミネーション~ 画像 3

奇蹟の大藤(香りを再現した主役エリア)

『奇蹟の大藤』エリアは、園内でも象徴的な大藤棚をモチーフにしたイルミネーションで構成されます。今シーズンは塩野香料(株)および(株)キチベエの協力で、実際の大藤の香りを採取・再現しており、視覚と嗅覚が同期した体験を提供します。

香りの演出により、季節を超えて満開の大藤の下に立つような感覚が狙われています。ライトアップと香りの連動により、従来のイルミネーションとは異なる没入型の演出が可能になっています。

  • 香り協力:塩野香料(株)、(株)キチベエ
  • 体験の狙い:満開の大藤棚の再現(視覚+嗅覚)
『その香り、春の記憶』~光と香りに包まれるイマーシブ型イルミネーション~ 画像 4

フラワーキャッスル(建物内の香り演出)

フラワーキャッスルは光の花畑に囲まれた童話のような「お城」を再現したエリアです。展望台から見下ろす光景の後、お城の内部へ入るとブルーローズ系の香り演出が配置され、花に包まれた非日常的な空間を体験できます。

建物内での香り演出は視覚的な装飾と組み合わせることで、来園者に一貫した物語性を与える設計です。光と香りの組合せは写真撮影に適したフォトジェニックな空間づくりにも寄与します。

『その香り、春の記憶』~光と香りに包まれるイマーシブ型イルミネーション~ 画像 5

光のバラ園(展望台)

光のバラ園は立体的なバラのイルミネーションが広がる人気スポットで、当園のコンセプトである「光の花の庭」に合致する代表的な作品です。展望台ではローズの香りが演出され、光と香りの統合による体験が行われます。

また、幅120メートルに及ぶ光の壁画が設置されており、視覚的インパクトが大きいエリアです。香りとともに広がるスケール感のある演出が特徴です。

『その香り、春の記憶』~光と香りに包まれるイマーシブ型イルミネーション~ 画像 6

多彩なテーマ構成と注目のイルミネーション作品

開催期間中は三つのテーマに分けて季節ごとの演出が行われます。各テーマでは植栽の見頃や季節感に合わせた照明演出が用意されており、時期によって異なる景色が楽しめます。

加えてスノーワールドや日本の四季を表現する作品、光の花手水や光の睡蓮など園内各所に配置された多様な展示が来園者に変化のある鑑賞体験を提供します。

『その香り、春の記憶』~光と香りに包まれるイマーシブ型イルミネーション~ 画像 7

シーズン別テーマ

  • テーマ1(10月18日~11月中旬):光と花のコラボレーション。アメジストセージが見頃を迎える時期に合わせたライトアップを実施。
  • テーマ2(11月下旬~12月下旬):フラワーパークのクリスマス(クリスマスファンタジー)。期間限定の特別プログラムやフラワーキャッスルのクリスマスバージョンが展開。
  • テーマ3(1月1日~2月15日):ニューイヤーイルミネーション。冬咲きボタンやロウバイ、寒紅梅など新春の花のライトアップを実施。
『その香り、春の記憶』~光と香りに包まれるイマーシブ型イルミネーション~ 画像 8

注目作品と見どころ

園内には次のような代表作が設置されています。いずれも光の表現と構成に工夫があり、写真映えや家族連れ、カップル向けの演出が盛り込まれています。

  1. スノーワールド:スノーマンやサンタの演出、イルミネーションタワーと高さ20m×幅65mの光の壁画が連動。
  2. 日本の四季『こころの故郷』:四季折々を光で表現。石庭に映し出されるプロジェクションマッピングを含む。
  3. 光の花手水:花手水をテーマにした芸術作品。イルミネーションと花の融合を図る。
  4. 光の睡蓮:睡蓮の細部まで再現した光の作品。水面に浮かぶ幻想的な姿が特徴。
  5. 光のふじのはな物語:園内のうす紅藤・大藤・白藤・きばな藤の四色を絵巻物のように表現。水面への映り込みも演出。
  6. みんなの地球:人間・動物・植物が一体となる地球をテーマにした作品。
『その香り、春の記憶』~光と香りに包まれるイマーシブ型イルミネーション~ 画像 9

開催時間・料金・受賞歴などの実務情報

来園を検討するための基本情報を整理します。開催期間や営業時間、入園料金、休園日などの詳細を記載します。変更が生じる場合は公式サイトをご確認ください。

以下に主要な実務情報と受賞歴を整理します。特に営業時間は期間による延長があるため注意が必要です。

開催期間 2025年10月18日(土)~2026年2月15日(日)
開催時間(基本) 15:30~20:30(土日祝は21:00まで)※点灯は16:30~17:00頃
営業時間(延長期間) 11月上旬~1月上旬は平日21:00まで、土日祝日21:30まで営業
入園料金 大人 1,400円、子供(4歳~小学生)700円
休園日 期間中は2025年12月31日(水)のみ休園
公式サイト https://www.ashikaga.co.jp/
『その香り、春の記憶』~光と香りに包まれるイマーシブ型イルミネーション~ 画像 10

受賞・ランキング実績

『光の花の庭』は高い評価を受けているイルミネーションイベントです。2022年には全国ランキング第1位として日本三大イルミネーションに再認定されています。

夜景観光コンベンション・ビューロー主催のイルミネーションアワードでは、2016年から2022年の間に7年連続でイルミネーション部門全国1位を獲得しています。さらに同団体主催のインターナショナルイルミネーションアワードでも2年連続で全国第1位を受賞しています。

『その香り、春の記憶』~光と香りに包まれるイマーシブ型イルミネーション~ 画像 11

まとめ:イベントの要点一覧と締めくくり

以下の表は本記事で取り上げた主要情報を整理したものです。来園前の確認事項として利用してください。

項目 内容
イベント名 光の花の庭~Flower Fantasy2025-26
主催 (株)足利フラワーリゾート(代表 早川公一郎)
開催期間 2025年10月18日(土)~2026年2月15日(日)
球数 500万球を超えるイルミネーション
主な香り演出エリア 奇蹟の大藤(大藤の香り再現)、フラワーキャッスル(ブルーローズ系)、光のバラ園(ローズ)
協力企業 塩野香料(株)、(株)キチベエ
開催時間 基本 15:30~20:30(土日祝は21:00)。11月上旬~1月上旬は平日21:00、土日祝21:30まで延長
入園料金 大人 1,400円、子供(4歳~小学生)700円
休園日 2025年12月31日(水)
受賞歴 イルミネーション部門での全国1位(2016–2022の7年連続)およびインターナショナルイルミネーションアワード2年連続全国第1位。2022年に日本三大イルミネーションに再認定
公式情報 https://www.ashikaga.co.jp/

記事では、香りの専門企業と連携した具体的な取り組み、三つの季節テーマ、代表的なイルミネーション作品、開催日時や料金、受賞歴までを網羅的に整理しました。詳細や最新の運営情報は公式ウェブサイトに掲載されますので、来園前に確認することをお勧めします。

参考リンク: