10月7日開催|コミュニティ投票で決める7,500万円配分

コミュニティ選出で投資配分

開催日:10月7日

コミュニティ選出で投資配分
投資先って具体的にどうやって決まるの?
Quadratic Fundingを拡張した総合スコアで決定します。コミュニティ投票・寄付・インパクトポイント・ピッチ評価を組み合わせ、多くの支持と実効性を持つプロジェクトに有利に配分されます。
当日参加やチケットはどうすればいい?
公式サイトから申し込み。招待コード「PR1000」でステージパスや学生・シニアパスが無料、その他チケットは1,000円割引。虎ノ門ヒルズで10月7日開催、ボランティア応募も専用ページから可能です。

コミュニティの支持で決まる——50万ドルを配分する新たな資金決定モデル

ソーシャス株式会社は、2025年10月7日に虎ノ門ヒルズフォーラムで開催される国際カンファレンス「Tech for Impact Summit 2025」において、インパクト投資ファンド「Socious Fund」からの投資賞金総額50万ドル(約7,500万円)を配分する方法として、Quadratic Funding(クアドラティック・ファンディング)を応用した民主的な選出手法を導入すると発表しました。プレスリリースは同社(本社:東京都中央区、代表取締役:尹世羅)より、2025年10月2日23時20分に公開されています。

この仕組みは、ステージ上でのピッチ評価だけで決める従来のコンテスト方式とは異なり、イベント参加者やオンラインコミュニティなどからの広範な支持を数値化して総合スコアに反映させる点が特徴です。単にプレゼンテーションの巧拙だけではなく、現場・周辺コミュニティの共感度や寄付の規模、社会課題解決への貢献度を総合して投資先を決定します。

Quadratic Fundingの意義と適用方法

Quadratic Fundingは、支援者の数と個別の寄付金額の両方を考慮してマッチング資金を割り当てる考えに基づく方式です。本サミットではこの考えを拡張し、ピッチ審査、コミュニティ投票、寄付、インパクトポイントの四つの要素を組み合わせた包括的なスコアリングシステムを採用します。

当日の評価要素は次の通りです。各要素がどのように総合評価に結びつくかは、イベント運営側が定めるスキームに従って算出されますが、原則として多くの支持を受けたプロジェクトほど配分の有利性が高まる仕組みです。

コミュニティ投票
イベント参加者を含むコミュニティからの一般投票。参加者の広がりと支持の強さを反映します。
寄付
サポーターから直接寄せられる資金支援。寄付行為自体がプロジェクトへの関心を示す指標となります。
インパクトポイント
社会課題解決への貢献度に応じて付与されるポイント。社会的な成果や測定可能なアウトカムを評価基準とします。
ピッチ評価
審査員によるプレゼンテーションの審査点。事業性・実現可能性・スケーラビリティなどが評価されます。

これらを組み合わせることで、単に資金を多く集めたプロジェクトだけでなく、幅広い層からの支持を得ているプロジェクト、現場で実効性のあるインパクトを示しているプロジェクトが選出されることを目指します。

投資トラックの構成と賞金配分の詳細

総額50万ドル(約7,500万円)は、目的や対象を明確にした三つのトラックに分配されます。各トラックは対象地域や組織構成、応募条件が異なり、投資先の多様性を意図しています。

トラックごとの配分は以下のとおりです。金額は米ドルと日本円の目安が併記されています。

  • 新興市場トラック:$200,000(約3,000万円) — 開発途上国を拠点とするプロジェクトを対象。
  • 女性リーダートラック:$200,000(約3,000万円) — 経営陣の50%以上を女性が占める組織を対象。
  • オープンイノベーショントラック:$100,000(約1,500万円) — 場所やチーム構成を問わない、すべての組織が応募可能。

各トラックではQuadratic Fundingを応用したスコアリングを行い、最終的な配分先を決定します。これにより、地域性やジェンダー要件を考慮しつつ、コミュニティからの支持と実際の社会的インパクトが適切に評価されます。

Tech for Impact Summit 2025の開催詳細と登壇者

サミットは「境界を超えて、共に築く2050」をテーマに掲げ、国際的な視点から技術と社会課題の接点を多面的に議論します。全セッションは日本語・英語での同時通訳が付くため、国内外の参加者が同等の内容を理解できる体制です。

開催の基本情報は以下のとおりです。

日時
2025年10月7日(火) 9:00〜18:30
場所
虎ノ門ヒルズフォーラム
使用言語
日本語・英語(全セッション日英同時通訳付き)
公式ウェブサイト
https://tech4impactsummit.com/ja

登壇者には各界の有識者が名を連ねています。以下はプレスリリースに記載された主要登壇者です。

  • オードリー・タン氏(台湾のデジタル民主主義を牽引)
  • チャールズ・ホスキンソン氏(イーサリアム及びカルダノ共同創設者)
  • ジョン・ドノヒュー氏(脳科学の権威)
  • 北川拓也氏(量子コンピュータの第一人者)

これらのスピーカーが、テクノロジーを通じた社会変革や長期的な視点での課題解決に関する洞察を提供します。

参加方法、チケット特典、ボランティア募集と問い合わせ先

参加に関する情報と、社会貢献に関わる取り組みについての案内は次のとおりです。割引や無料化の特典が用意されているため、参加希望者は申込時に招待コードを活用すると良いでしょう。

チケットおよび参加に関する重要事項を以下に整理します。

  1. 招待コード「PR1000」の利用で、ステージパス(通常800円)と学生・シニアパス(通常1,000円)が無料になります。その他のチケットは1,000円割引となります。
  2. ボランティアスタッフを募集しています。スタッフ全員に対して「アクティブ・バイスタンダー(行動する傍観者)」研修を実施し、安心・安全な運営をめざします。
  3. ボランティア応募ページ:https://app.socious.io/jobs/7118803a-e24b-43ee-88e7-17d9d37348ca

問い合わせ先は運営事務局が窓口となります。プレスリリースに記載された担当者と連絡方法は以下のとおりです。

運営事務局
ソーシャス株式会社 Tech for Impact Summit 2025 運営事務局
担当者
髙月
Email
summit@socious.io

また、ソーシャスのファンドに関する情報はソーシャスファンドのウェブサイトで確認できます。

Sociousファンド:https://www.socious.org/

メディア素材とダウンロード

プレスリリースに掲載されている画像や素材はダウンロード可能です。プレス用途や報道での利用を想定した素材が提供されています。

プレスリリース素材のダウンロードに関する案内も提供されています。利用に関する詳細は公式サイトの案内を参照してください。

要点の整理

ここまでに示したTech for Impact Summit 2025での資金配分とイベントの要点を表形式でまとめます。本文で示した日程、場所、投資トラックと配分、評価要素、参加方法、問い合わせ窓口を含めて整理しています。

項目 内容
主催・発表者 ソーシャス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:尹世羅)
プレスリリース日時 2025年10月2日 23:20
イベント名 Tech for Impact Summit 2025(テーマ:境界を超えて、共に築く2050)
開催日時 2025年10月7日(火) 9:00〜18:30
場所 虎ノ門ヒルズフォーラム
使用言語 日本語・英語(全セッション日英同時通訳付き)
投資総額 50万ドル(約7,500万円)
投資トラック 新興市場トラック:$200k(約3,000万円)、女性リーダートラック:$200k(約3,000万円)、オープンイノベーショントラック:$100k(約1,500万円)
選出方法(主な要素) Quadratic Fundingの考えを応用した総合スコアリング(コミュニティ投票、寄付、インパクトポイント、ピッチ評価)
招待コード PR1000(ステージパス800円と学生・シニアパス1,000円が無料、その他チケットは1,000円割引)
ボランティア応募 https://app.socious.io/jobs/7118803a-e24b-43ee-88e7-17d9d37348ca (アクティブ・バイスタンダー研修実施)
問い合わせ ソーシャス株式会社 Tech for Impact Summit 2025 運営事務局(担当:髙月) Email: summit@socious.io
公式サイト https://tech4impactsummit.com/ja
関連リンク(ファンド) https://www.socious.org/

上記は、プレスリリースに記載された全ての主要情報を整理したものです。参加希望や取材、ボランティア応募、投資関連の問い合わせは、記載の連絡先にて受け付けています。

参考リンク: