『偽りのアリス』ノベル化プロジェクト、CFが本日19時開始

偽りのアリスCF開始

開催期間:10月3日〜12月3日

偽りのアリスCF開始
クラウドファンディングはいつからいつまで?目標はいくら?
2025年10月3日19時に開始し、実施期間は2025年10月3日〜2025年12月3日です。目標金額は500万円で、CAMPFIREで限定グッズやサイン入り品、クレジット掲載など複数のリターンが用意されています。
ノベル化でゲームはどう変わるの?
サーバー依存をやめて単体で遊べるADV(ノベル)形式に再構成されます。シナリオ再構成、演出強化、グラフィック調整や動作検証を経て物語を恒久的に保存・提供する形になります。

運営停止からの継続と物語を残すための再出発

株式会社ビジュアルアーツは、2025年10月3日19時より新作ゲーム『偽りのアリス-Retold Tale-』の開発資金を募るクラウドファンディングを開始します。本プロジェクトは、もともと2019年10月3日にiOSおよびAndroid向けに配信されたモバイルゲーム『偽りのアリス』を、サーバー依存から離れたノベルアドベンチャー形式に再構築する試みです。

同社は本プロジェクトについて、サービス存続を支えてきたユーザーの熱意に応える形で、サーバーという“寿命”に縛られない形で作品を残すことを目的に挙げています。代表取締役は天雲玄樹、本社所在地は大阪府大阪市浪速区です。クラウドファンディングの開始日時や期間、目標金額などの詳細は以下の章で整理します。

新作ゲーム『偽りのアリス-Retold Tale-』クラウドファンディング、本日19時より開始 画像 2

プロジェクト開始の経緯

『偽りのアリス』は2019年にリリース後、2023年8月に新規コンテンツの更新を停止しました。ただし運営は完全終了ではなく、ゲーム内に設置した「サーバー代カウンター」と何かのカウンターの比率を基に、課金収入がサーバー代を下回らない限りはサービスを継続する方針へと切り替えられました。

当初は数か月の猶予と見込まれていましたが、実際にはその後2年間にわたりユーザーの支援によりサービスが継続され、これを受けてゲーム自体を恒久的に残すための『ノベルゲーム化』を決断したことが、今回のクラウドファンディング開始の直接的な背景です。

  • 元タイトル:偽りのアリス(リリース日:2019年10月3日)
  • 運営切替:2023年8月に新規コンテンツ更新停止、サーバー代カウンターを導入
  • プロジェクト目的:ADV(ノベル)としてパッケージ化し、サーバー依存から解放すること
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クラウドファンディングの概要と主なリターン

クラウドファンディングはCAMPFIRE(CAMPFIREのページURL:https://camp-fire.jp/projects/867472/view)で実施され、開始は2025年10月3日19時です。実施期間は2025年10月3日から2025年12月3日までで、目標金額は500万円に設定されています。

集まった支援金はゲームのクオリティ向上に充てられると明記されており、具体的にはシナリオの再構成・演出強化・グラフィック調整・動作検証などの開発費用に使用される想定です。支援者向けに複数のリターンが用意されています。

実施期間
2025年10月3日 ~ 2025年12月3日
実施サイト
CANPFIRE(https://camp-fire.jp/projects/867472/view)
目標金額
500万円

主なリターン例は以下の通りです。詳細なリワード内容や発送時期、募集枠などはCAMPFIRE内のプロジェクトページで確認が必要です。

  • 限定グッズ
  • サイン入りグッズ
  • クレジットへのお名前掲載
  • オフラインミーティングへの参加権
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資金使途と今後の情報発信

プレスリリースでは、支援金は「ユーザーの満足度向上のためのゲームクオリティアップ」に使用すると明記されています。具体的にどの項目にどれだけ配分するかは、プロジェクト進行に伴いCAMPFIREのプロジェクトページや公式発表で順次公開される予定です。

リリース時期は2026年秋頃を予定しており、準備が整い次第、新情報を随時発表するとしています。プロジェクト開始時点での一次情報はCAMPFIREのプロジェクトページに集約されます。

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『偽りのアリス』──作品概要とこれまでの主要トピックス

『偽りのアリス』は、童話の世界から生まれた“失敗作”の少女たちが「本物」を目指して争う姿を描いたダークファンタジー系のノベルRPGです。舞台は童話が形成される過程で生まれ、行き場を失ったキャラクターたちが集う概念的な世界で、彼女たちは自身を「アルター」と称し、同名の存在同士で争い続けます。

退廃的で独自の世界観に根ざした設定と物語性が特徴で、リリース当初から既存の童話モチーフに新たな解釈を加える作品として支持を集めました。モバイルゲームとしての展開を経て、今回は物語をパッケージ化し保存するためのノベル化プロジェクトへと繋がっています。

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年表とトピックス

以下はプレスリリースにある特筆すべきトピックの年次順の整理です。各年の出来事と関連情報の出典リンクも併記します。

  1. 2020年:サーバ障害でのユーザ対応が評価され、「セキュリティ事故対応アワード」優秀賞を受賞。参考記事:https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1912/20/news105.html 、 https://news.mynavi.jp/techplus/article/techp4911/
  2. 2022年:予定していたシナリオがすべて完結。
  3. 2023年:新規コンテンツの追加を停止。同時にゲーム内に「サーバー代カウンター」と「何かのカウンター」を導入し、後者が前者を上回る限り運営を継続する方針が話題に。記事例:https://www.famitsu.com/news/202307/17309949.html
  4. 2024年:新規追加を停止した状態にもかかわらず、偶発的に新規コンテンツを追加してしまい、その補償としてゲーム内通貨を配布したことが話題となった。関連投稿:https://x.com/itsuwari_alice/status/1840677989027348531
  5. 2025年9月:新規コンテンツ追加停止から2年間、何かのカウンターがサーバー代カウンターを上回り続け、サービスが継続中。

プロジェクトの要点整理と基本データ

ここまで記載した情報を読みやすく整理し、本プロジェクトの要点を一覧化します。プロジェクトの開始日時や期間、目標額、リリース予定情報などを表形式でまとめます。

以下の表はプレスリリースに基づく主要事項の整理です。続く文章で短く総括します。

項目 内容
プロジェクト名 偽りのアリス-Retold Tale-(新作ノベルゲーム化プロジェクト)
実施企業 株式会社ビジュアルアーツ(本社:大阪府大阪市浪速区、代表取締役:天雲玄樹)
クラウドファンディング開始日時 2025年10月3日 19時
実施期間 2025年10月3日 ~ 2025年12月3日
実施サイト CAMPFIRE(https://camp-fire.jp/projects/867472/view)
目標金額 500万円
主なリターン 限定グッズ、サイン入りグッズ、クレジット掲載、オフラインミーティング参加権 など
リリース予定 2026年秋頃(準備が整い次第、新情報を発表)
原作リリース日・プラットフォーム 2019年10月3日、iOS・Android
主な過去のトピックス 2020年 セキュリティ事故対応アワード優秀賞受賞 等
著作表記 ©VISUAL ARTS

以上がプレスリリースに基づく主な情報の整理です。プロジェクトは2025年10月3日19時に正式に始動し、集まった資金は作品の品質向上に使用される予定で、完成後はノベル形式のパッケージとして『偽りのアリス』の物語を長期的に保存・提供することを目指しています。

本稿では、プレスリリースに記載されたすべての情報を記載しました。詳細なリターン内容や最新の進捗はCAMPFIREのプロジェクトページおよび公式アカウント(@itsuwari_alice)で確認できます。