学情、京都支社を12月1日移転　新オフィスで働き方強化

京都支社、働き方と業務体制の強化を目的に日本生命四条ビルへ移転

株式会社学情（本社：東京都中央区／代表取締役社長：中井大志）は、事業拡大に伴い、京都支社を2025年12月に移転することを発表しました。移転先は京都市下京区の「日本生命四条ビル」で、同ビルは2025年9月に竣工予定です。移転日は2025年12月1日（月）を予定しており、これにより京都支社の業務基盤とワークプレイス環境を整備し、社員の創造性と業務効率を高めることを狙いとしています。

新しい京都支社では、従来の執務エリアに加えて、対面での活発な議論を促す「コラボレーションエリア」、およびオンライン商談時に用いる「Web商談エリア」を設置します。これらは単に設備を追加するだけでなく、社員一人ひとりの人的創造性（ヒューマン・クリエイティビティ）を高め、事業の収益拡大につなげるための戦略的な配置です。

移転の目的と期待される効果

移転は単なる物理的な拡張ではなく、業務の質向上を見据えた取り組みです。より豊かで創造的なワークスタイルの実現を通して、社員のコミュニケーションの活性化、リモート・対面のハイブリッドな商談の利便性向上、そして採用関連業務の効率化を図ります。

新オフィスの導入設備は、日常業務の効率化と外部との連携強化に資する構成となっており、学情が保有・運営するサービス群（就職・転職情報、ダイレクトリクルーティング、イベント運営等）との相乗効果が想定されます。

日本生命四条ビルの立地・防災・環境配慮

新しいオフィスが入る日本生命四条ビルは、交通利便性とBCP（事業継続計画）を両立させた建物です。阪急京都線「烏丸駅」から徒歩1分、地下鉄烏丸線「四条駅」から徒歩3分という好立地に位置します。

BCP対応として、ビルには2回線受電システムや72時間対応の非常用発電機が設置されており、災害発生時にも事業を継続できる体制が整っています。主要設備は屋上に配置され、洪水による浸水リスクにも配慮された設計です。

環境性能とバリアフリー対応

環境面では、全館に高効率のLED照明が導入され、建築物省エネ性能表示制度（BELS）において4つ星を獲得する予定であることが明記されています。エネルギー効率を高めながら、持続可能性に配慮したオフィス運営が想定されます。

バリアフリー面では、エレベーターに非接触ボタンを採用し、各フロアにバリアフリートイレを配置するなど、利用者の安全性と利便性に配慮した設計が進められています。

• アクセス：阪急「烏丸」徒歩1分、地下鉄烏丸線「四条」徒歩3分
• BCP機能：2回線受電、72時間対応非常用発電機
• 環境性能：高効率LED、BELS 4つ星予定
• 防災対策：主要設備は屋上配置で浸水リスク低減
• バリアフリー：非接触エレベーターボタン、各フロアにバリアフリートイレ

新オフィスの具体的な概要と連絡先

新京都支社の所在地やフロア、代表電話番号など、新オフィスの基本的な情報は以下のとおりです。移転後の業務開始や連絡先の取り扱いについては、移転日以降の対応となります。

詳細は次のとおりです。移転先住所、フロア、電話番号、そして移転予定日は明確に示されています。

住所

京都府京都市下京区四条通東洞院東入立売西町60 日本生命四条ビル 5階

電話番号（代表）

（075）213-5611

移転予定日

2025年12月1日（月）

ビル竣工予定

2025年9月（日本生命四条ビル）

新オフィスに設けられるエリアの具体性

新オフィスは執務デスクの拡張に加えて、業務機能別に専用エリアを設けることが特徴です。コラボレーションエリアは対面での議論を促進することを目的とし、Web商談エリアはオンライン商談の品質を安定させるための設備を整えます。

これにより、来社・訪問・オンライン各手段による採用活動や顧客対応が、より柔軟かつ効率的に行える体制になります。社内外の打ち合わせや面談、採用イベントの運営など多様な用途に対応できる設計です。

株式会社学情の事業概要と京都支社移転の位置付け

株式会社学情は東証プライム上場企業で、経団連（日本経済団体連合会）加盟の企業です。1976年に創業し、資本金は15億円、加盟団体としては公益社団法人 全国求人情報協会や一般社団法人 日本人材紹介事業協会など複数団体に所属しています。

学情は20代・30代を主な対象とする採用支援サービスを軸に事業を展開しており、複数のブランドとイベントにより若手人材の採用を支援しています。今回の京都支社移転は、地方市場におけるサービス提供体制の強化と、採用支援事業の質向上を意図する施策の一環です。

主なサービスと実績

学情の主要サービスや実績は以下のとおりです。サイト会員数やブランドのリニューアル、イベント運営など、多角的なサービス展開が確認できます。

• 20代向け転職サイト〈Ｒｅ就活〉：会員数260万人、2019年～2024年まで東京商工リサーチ調査で20代向け転職サイト第1位（6年連続）
• 30代向けダイレクトリクルーティングサービス〈Ｒｅ就活30〉：30代の採用支援に特化したサービス
• スカウト型就職サイト〈Ｒｅ就活キャンパス〉：会員数60万人。2025年3月1日より、あさがくナビからブランドリニューアル
• 合同企業セミナーの開催とイベント運営：自社調べで日本で初めて合同企業セミナーを開催したとし、「転職博」「就職博」などのイベントを運営
• Japan Jobs（2019年開始）：外国人材の就職・採用支援サービス

これらのサービスを背景に、京都支社の機能強化はローカルマーケットにおける採用支援の質向上ならびに、同地域での顧客接点の強化につながります。オフィスの物理的拡張と設備投資は、外部クライアントや求職者へのサービス提供を安定的に行うための基盤整備として機能します。

会社基本情報（抜粋）

創業：1976年

資本金：15億円

上場市場：東証プライム

加盟団体：日本経済団体連合会、全国求人情報協会、日本人材紹介事業協会、日本就職情報出版懇話会、公益財団法人 森林文化協会

移転に関する要点まとめ

以下の表にて、本記事で取り上げた京都支社移転に関する主要な情報を整理しました。移転日、住所、ビルの特長、会社概要といったポイントを一目で確認できます。

移転により、学情は京都地域における採用支援機能の強化と、社員の創造的な働き方の基盤整備を図ります。新ビルの立地・BCP・環境・バリアフリーの各要素は、事業継続性とサービス品質の向上に直結する設計になっており、今後の業務展開における重要な拠点となる見込みです。詳細情報は、学情の企業サイト（https://company.gakujo.ne.jp/page-4031/）を参照してください。