10月17日登壇：野口功司が語るCEATECの行政DX戦略

CEATEC 2025 の公式コンファレンスで行政DXの課題と成功戦略を語る

試験運営のDXを主軸とする株式会社CBTソリューションズの代表取締役社長、野口功司氏が、2025年10月17日（金）に開催されるCEATEC 2025 の公式コンファレンスに登壇することが、2025年10月3日付のプレスリリースで発表されました。発表文は2025年10月3日 11時02分に配信されています。

今回のコンファレンスは「行政DX」をテーマに、EU諸国と日本それぞれの経験や課題を対話形式で掘り下げる場です。野口氏は国家試験運営を通じて得られた実務的な知見を踏まえ、行政DXのリスク管理や公共調達、実装上の苦渋の選択などに関する考えを共有します。コンファレンスの詳細ページは次のURLで公開されています。

コンファレンス詳細ページ： https://www.ceatec.com/ja/conference/detail.html?id=3059

登壇日時と会場の詳細

本パネルディスカッションは2025年10月17日（金）13:30から15:10までの予定です。会場は幕張メッセ、展示ホール4 の T ステージ（TS）にて行われます。公的機関とソリューション提供者の代表が一堂に会し、多角的な視点から議論が進められます。

コンファレンスはCEATEC 2025 の会期中に行われる公式プログラムの一つで、テーマは「世界のトレンドを知る」「次世代通信」「地域共創・政策イノベーション」です。聴講には入場事前登録と聴講予約が必要です。CEATEC 2025 の公式サイトは https://www.ceatec.com/ja/ です。

パネルのテーマと議論の焦点

今回のパネルは「行政DX：高いリスク、苦渋の選択、大胆な革新 ― EUと日本における行政DX――発注者と提供者による対話」という枠組みで、行政のデジタルトランスフォーメーションに関する実務的な問題提起と成功事例の共有を目的としています。議題は行政組織の変革度、予算の適正配分、内部人材のスキル不足、公共調達の厳格性など、多面的です。

登壇者は発注者側と提供者側の両方の視点を揃え、制度設計から現場運用、技術的実装までを横断して議論します。特に国家試験や大規模な試験運営に関連するノウハウは、公共サービスにおける信頼性確保や公正性維持と直結するため、行政DXを考える上で重要な示唆を与える見込みです。

討議の主な焦点と想定される論点

本パネルでは以下のような具体的な論点が予定されています。官民双方の経験を比較しつつ、実務での適用可能性やリスク軽減策が議題になります。

• 官僚的な制度変更に伴う変革コストとその管理
• 公的資金の適切な運用と説明責任・アカウンタビリティの確保
• 内部のスキルギャップと外部専門家の活用方法
• 厳格な公共調達基準に準拠したソリューション導入の困難さ
• 意思決定者とソリューション提供者の視点差に起因する摩擦の解消

これらの論点を通じて、参加者はEUと日本それぞれの制度的特徴や、具体的な導入・運用上の成功・失敗事例から学ぶことが期待されます。

登壇者一覧と野口氏の発表内容（予定）

本パネルには日本国内外の政府関係者や駐日大使館関係者、民間のソリューション提供者などが登壇します。多様な背景を持つ登壇者が一堂に会し、比較検討を行う点が特徴です。

登壇者は以下の通りです。

• 吉田 泰己 氏：デジタル庁 企画官
• マリー・ベルナール 氏：在日フランス大使館 経済部／イノベーション担当
• クリストフ・グリニョン 氏：在日フランス大使館
• ローリー・コナティー 氏：在日アイルランド大使館 経済担当官
• エンダ・ピープルズ 氏：ドルイドソフトウェア 事業開発部長
• 永井 佐和子 氏：ファシリティ
• グリーク・リークレ 氏（モデレーター）：日欧産業協力センター 日本税務・公共調達ヘルプデスク
• 野口 功司：株式会社CBTソリューションズ 代表取締役社長

野口氏の登壇内容は、国家試験運営の実務経験を通じて得られた「行政DXの成功戦略」に関する知見の提示を中心にしています。具体的には、試験運営に伴う高い信頼性要件、受験者情報管理、採点・合否判定の厳密性、公正性担保のための運用設計など、行政のサービス提供に直結する技術とプロセスの設計面での示唆を共有する予定です。

CBTソリューションズの事業概要と登壇に寄せる視点

株式会社CBTソリューションズは、国家試験から民間資格・検定まで幅広い試験運営業務のDX化を主要事業としている企業です。プレスリリースでは、同社が試験運営に係る各種プロセスをIT化するCBTサービスを提供している点が紹介されています。

会社の基礎情報として、代表者は代表取締役社長 野口功司、設立は2009年5月、本社所在地は東京都千代田区神田練塀町3 AKSビル6階です。公式ウェブサイトは https://cbt-s.com です。

提供サービスと事業展開の概要

プレスリリースに記載された主要事業は次の通りです。全国にテストセンターを展開し、CBT市場で国内80%以上のシェアを有している点が記載されています。

主要事業

試験運営総合委託サービス（CBT・PBT・IBT）、受験サポートシステム構築サービス

事務委託・印刷・データ処理・分析サービス

学びのメディア『日本の資格・検定』の運営（https://jpsk.jp）

直営テストセンターの運営（歌舞伎座・横浜・岡山・神戸・仙台・札幌）

これらの事業は、試験の申込、受験料決済、受験、採点、合否判定処理など試験に関わる一連のフローをIT化することで、運営の効率化と信頼性向上を図るものです。特に公的試験に求められる透明性と堅牢性を担保する運用設計が同社の強みとして挙げられています。

聴講方法、報道窓口、関連資料

CEATEC 2025 の本コンファレンスは聴講予約が必要です。CEATECの入場事前登録を行った上で、コンファレンスの予約手続きが求められます。CEATEC の公式ウェブサイトは次の通りです： https://www.ceatec.com/ja/。

なお、コンファレンスの詳細ページは以下のURLで確認できます。該当ページにはプログラム概要や登壇者情報が掲載されています。コンファレンス詳細ページ： https://www.ceatec.com/ja/conference/detail.html?id=3059

報道関係者向けの問い合わせ先

プレスリリースには報道関係者向けの連絡窓口として、株式会社CBTソリューションズ 新規事業企画室の連絡先が明記されています。報道対応や取材に関する問い合わせは以下の窓口に連絡するよう案内されています。

• TEL：03-5209-0551
• E-mail：biz_admin@cbt-s.com

また、プレスリリース内で使用されている画像ファイルはダウンロード可能と記載されています。関連するビジネスカテゴリはシステム・Webサイト・アプリ開発で、キーワードには CBTS、CEATEC、野口功司、国家試験、行政、DX、公共調達、EU、資格、検定 が挙げられています。

今回の記事のまとめ

以下の表は、本記事で取り上げたCEATEC 2025 における野口功司氏の登壇に関する主要事項を整理したものです。要点を一覧化することで、日時、会場、登壇者、テーマ、聴講手続き、CBTソリューションズの基本情報や報道窓口まで一目で確認できます。

本稿はプレスリリースの記載内容を基に、登壇の背景、議論の焦点、CBTソリューションズの事業と連絡先を整理して伝えました。聴講を希望する場合はCEATECの入場事前登録およびコンファレンス予約ページを確認してください。