HUAWEI WATCH GT 6、10月14日発売 21日駆動でスポーツ強化
ベストカレンダー編集部
2025年10月6日 16:48
HUAWEI GT 6発売
開催日:10月14日
日常から本格スポーツまでを支える「21日間」バッテリーの実力
華為技術日本株式会社(ファーウェイ・ジャパン)は、2025年10月6日14時に発表した新型スマートウォッチ『HUAWEI WATCH GT 6』を、10月14日(火)より発売します。日本市場において2024年通年でシェア2位(IDC)を記録した同社が、主力シリーズの最新モデルとして持ち出したのは、長時間駆動のバッテリー性能とシーンを選ばないデザイン性、進化したスポーツおよび健康モニタリング機能です。
製品は46mmと41mmの2つのケース径を用意し、素材やカラーで複数バリエーションが揃います。税込の市場想定価格は46mmが33,880円〜36,080円、41mmが33,880円〜36,080円の範囲になります(詳細は後段の販売情報参照)。
- 46mm:ブラック(フルオロエラストマーベルト)33,880円、グリーン(立体織物加工フルオロエラストマーベルト)36,080円、グレー(レザー)36,080円
- 41mm:ブラックまたはパープル(フルオロエラストマー)各33,880円、ホワイト(レザー)36,080円
バッテリーについては、46mmモデルで通常使用時に約21日間持続することを謳っています。GPS使用時でも約40時間の連続駆動が可能とされ、これまでのシリーズの約2週間から約3週間へと伸長した点が強調されています。41mmモデルでも通常使用で約14日間、GPS連続使用で約25時間と、利用シーンに応じた長時間駆動を実現しています。
屋外での視認性と位置測定、衛星捕捉の向上
ディスプレイは最大輝度が3000ニト(ピーク、APL約30%条件)とし、屋外での視認性を重視しています。画面占有率は前モデル比で約5.5%増加させ、大画面ならではのマップ表示やデータ確認がしやすくなりました。46mmでは約51.3g、41mmでは約37.5gという軽量化も図られており、着け心地と視認性の両立が図られています。
位置測定性能も強化され、前モデル『HUAWEI WATCH GT 5』比で約20%精度が向上したとしています。新たに採用した“ヒマワリ型アンテナシステム”により、腕の向きに依らず衛星信号を効率的に捕捉できるほか、気圧計に基づくシーン自動判別機能などで複雑な地形でも精確な距離算出を目指します。対応する衛星システムはGPS/GLONASS/Galileo/BeiDou/QZSS/NavICの6系統で、2つの周波数で信号を受信します。
- 画面・重量
- 最大輝度3000ニト、46mm約51.3g、41mm約37.5g、画面占有率+5.5%
- 位置測定
- 衛星6系統、ヒマワリ型アンテナ、前モデル比精度約20%向上
サイクリングを中心としたスポーツ機能の強化
今回の目玉の一つに、業界初(ファーウェイラボ、2025年9月時点とする)としてウォッチ単体で行うサイクリングパワーの試算機能が挙げられます。高価なパワーメーターなしでも空気抵抗などを独自推算し、サイクリング練習の負荷管理やパフォーマンス向上に資する数値を提供します。
さらに、専用アプリ『HUAWEI Health』(iOS/Android対応)と連携した際にはスマートフォンをサイクルコンピュータとして活用可能で、マップや心拍、勾配、速度、距離、サイクリングパワーの推定値を大画面で確認できます。外部のBluetooth対応パワーメーターと接続すれば、累計40分以上の中高強度運動データからFTP(Functional Threshold Power)推定も行えます。
安全・利便性の追加機能
サイクリング中の信号待ちなどに対応する自動一時停止機能や、GTシリーズとして初めて転倒検知・緊急通報機能を搭載しています。iOS接続時はSOSテキストが非対応となる点は注記されています。
スノーボードやスキーについては、yukiyamaアプリとの連携を予定しており、11月末のOTAアップデートでスキー場マップや仲間の位置確認、リフト・施設のアイコン表示などがウォッチに反映されます。対応スキー場は全国の主要場に展開される計画です(yukiyamaの提供機能、iOS/Androidで差異あり)。
- ウォッチ単体でのサイクリングパワー試算(業界初、ファーウェイ発表)
- 外部パワーメーター接続によるFTP測定(累計40分以上のデータ要)
- 信号待ち自動一時停止、転倒検知・緊急通報機能
- yukiyama連携によるウィンタースポーツ対応(11月下旬配信予定)
健康管理機能とスマートアシスタント、販売情報と仕様のまとめ
健康管理面では、HUAWEI TruSenseの多次元センシングにより、情緒の状態を12段階で表示する情緒モニタリングを新搭載しました。加えて、睡眠モニタリング、24時間の心拍数・血中酸素(SpO2)・皮膚温・心拍変動(HRV)の継続測定が可能です。なお、これらは医療機器ではなく、医療行為や精密計測を目的としたものではないことが明記されています。
スマート機能としては、iOS/Android両対応のペアリング、通知表示、Bluetooth通話対応、音楽再生コントロール、ウォッチ本体への音楽インポートが可能です。内部ストレージは64GBに拡張され、多くのマップデータやルート、音楽を保存できます。
- 主要健康項目
- 情緒(12段階)、睡眠、心拍数、血中酸素、皮膚温、HRV(24時間測定、医療用途ではない)
- スマート機能
- 通知、Bluetooth通話、音楽再生・保存(64GB)、iOS/Android対応、リモートシャッター(iOSのみ)
販売は家電量販店・専門店・ECで展開されます。取り扱い店は以下の通りです。
| 販売チャネル | 取扱い店舗(50音順) |
|---|---|
| 家電量販店 | 株式会社エディオン、株式会社ケーズホールディングス、上新電機株式会社、株式会社ノジマ、株式会社ビックカメラ、株式会社ヤマダデンキ、株式会社ヨドバシカメラ |
| 専門店 | 株式会社有賀園ゴルフ、株式会社アルペン、株式会社ゴルフパートナー |
| ECサイト | アマゾンジャパン合同会社(Amazon.co.jp)、ウエニ貿易タイムピース株式会社、HUAWEI公式サイト、HUAWEI公式TikTokショップ、HUAWEI公式Yahoo!店、HUAWEI公式楽天市場店 |
公式情報や詳細仕様は以下のページで確認できます:
https://consumer.huawei.com/jp/wearables/watch-gt6/
yukiyama連携に関するニュースは:https://yukiyama-web.com/industrynews/huaweiwatch-yukiyama/
技術的な注記(プレスリリースの注釈を含む)
バッテリー持続時間、輝度、位置測定精度およびその他の数値はファーウェイラボによる測定結果に基づきます。実際の使用環境、ソフトウェアのバージョン、設定、使用方法により変動する旨が注記されています。例えば46mmモデルのバッテリー条件別持続時間は以下の通りです。
- 通常使用:約21日間(出荷時デフォルト、心拍数測定ON、睡眠測定ON、毎週90分ワークアウト、毎週30分音楽再生、毎週30分Bluetooth通話、メッセージ通知1日平均50件、通話6件、アラーム3回、1日200回画面点灯)
- ヘビーユース:約12日間(より多くのワークアウト等)
- 常時点灯機能使用時:約7日間
- GPS連続使用時:約40時間(GNSS ON、心拍数測定ON、1時間に90回画面点灯、1時間に12回バイブレーション通知)
41mmモデルでは通常使用で約14日間、ヘビーユースで約7日間、常時点灯で約5日間、GPS連続使用で約25時間と定義されています。画面輝度3000ニトはAPL約30%条件下でのピーク値であり、実際の表示は環境により異なります。
| 項目 | 概要 |
|---|---|
| 発売日(日本) | 2025年10月14日(火) |
| 発表日 | 2025年10月6日 14:00(ファーウェイ・ジャパン発表) |
| ケース径 | 46mm / 41mm |
| 価格(税別表記は無し、税込想定) | 46mm:ブラック33,880円、グリーン36,080円、グレー36,080円 / 41mm:ブラック33,880円、パープル33,880円、ホワイト36,080円 |
| バッテリー(46mm) | 通常使用約21日、ヘビーユース約12日、常時点灯約7日、GPS連続約40時間 |
| バッテリー(41mm) | 通常使用約14日、ヘビーユース約7日、常時点灯約5日、GPS連続約25時間 |
| 重量 | 46mm 約51.3g、41mm 約37.5g(ベルト除く) |
| ディスプレイ | 最大輝度3000ニト(APL約30%条件でのピーク)、画面占有率+5.5% |
| 衛星測位 | GPS/GLONASS/Galileo/BeiDou/QZSS/NavIC(2周波数、6系統) |
| スポーツ機能 | サイクリングパワー試算(ウォッチ単体)、FTP測定対応(外部パワーメーター接続)、信号待ち自動一時停止、転倒検知・緊急通報 |
| ヘルスケア | HUAWEI TruSense:情緒12段階、睡眠、心拍、SpO2、皮膚温、HRV(24時間測定) |
| スマート機能 | 通知、Bluetooth通話、音楽保存(64GB)、iOS/Android対応、リモートシャッター(iOSのみ) |
| 連携サービス | HUAWEI Healthアプリ、yukiyamaアプリ(ウィンタースポーツ連携は11月下旬OTA予定) |
| 取扱い | 家電量販店、専門店、ECサイト(詳細は本文参照) |
この記事では発表資料に基づき『HUAWEI WATCH GT 6』の特徴、技術的注記、販売情報を整理しました。製品は10月14日から販売開始となり、公式サイトでの仕様確認や地域の取扱店情報を参照することで、詳細な購入検討が可能です。