藤春幸治監修、モリンガ入り米粉麺が登場

モリンガを練り込んだ新たな米粉麺が示す「みんなで食卓を囲む」実践

発売の要点と商品コンセプト

エイベックス・ヘルスケアエンパワー合同会社（代表：保屋松靖人）がサポートする「ケアリングフード」プロジェクトの一環として、藤春幸治シェフ監修の新商品『モリンガ米粉麺』が2025年10月6日（月）に発売されます。報道発表はエイベックス・エンタテインメント株式会社より2025年10月7日 18時55分に行われました。

本商品は28品目のアレルゲンフリーおよびグルテンフリーに対応した米粉麺であり、栄養価の高いスーパーフードであるモリンガと、DC-15納豆菌で発酵させたひよこ豆発酵粉末を練り込み、もちもちとした食感とのどごしの良さを両立させています。和・洋・中いずれの料理にも合わせやすく、食の制限や宗教上の理由に左右されずに同じ食卓を共有できる点を目指した商品です。

基本スペックと流通

商品名はモリンガ米粉麺、内容量は240g（2～3人前）、希望小売価格は700円（税抜）です。販売チャネルは楽天市場をはじめとしたECサイト等で、販売元は株式会社ニューバイオエンタープライズです。

製造は有機JAS認証を取得した国内工場で行われ、保存料・着色料・食品添加物（アルギン酸エステル等を含む）は不使用とされています。製品としての安全性と機能性、そして持続可能性を意識した設計がなされています。

原材料と発酵技術がもたらす機能性

モリンガの特徴と栄養的意義

モリンガはインド原産のワサビノキ科の植物で、葉・種子・根などが食用・薬用に用いられてきました。葉にはビタミン、ミネラル、アミノ酸が豊富に含まれ、ポリフェノールやフラボノイドなど抗酸化作用が期待される成分も含まれています。

本商品の配合により、米粉麺としての食味や食感を損なわずに、植物由来の栄養を補完することが可能です。成長速度が速くCO₂吸収の側面も指摘される点は、食材選択における環境配慮の一要素として位置付けられています（出典参照：CiNii収録論文など）。

ひよこ豆発酵粉末（DC-15納豆菌発酵）の意義

本製品に配合された「ひよこ豆発酵粉末」は、株式会社ニューバイオエンタープライズが開発したDC-15納豆菌により発酵させたひよこ豆粉末です。発酵により消化吸収性が高まり、アミノ酸の利用効率が向上するとされます。

栄養成分としては植物性たんぱく質、食物繊維、鉄分、マグネシウムなどが豊富であり、白米や小麦粉に比べてGI値が低いとされるため、低GI食品としての評価も期待されます。納豆菌発酵により腸内環境の改善も見込まれる機能性素材です。

主な原材料

新潟県産米粉、コーンスターチ（非遺伝子組換え）、モリンガ、ひよこ豆発酵粉末（DC-15納豆菌発酵）

製造・品質

有機JAS認証取得の国内工場で生産、保存料・着色料・食品添加物不使用

シリーズの流れと藤春幸治シェフの役割

第1弾・第2弾から第3弾までの展開

今回のモリンガ米粉麺は、藤春幸治シェフ監修による米粉麺シリーズの第3弾にあたります。第1弾は国産米粉に藍（アイ）パウダーを練り込んだ「インディゴブルーライスヌードル」で、鮮やかなジャパンブルーが特徴です。藍は抗菌・抗酸化作用が期待される伝統的な植物で、障害者福祉や農福連携に関連する活動と連動して販売の一部を福祉活動へ寄付するなど社会性も担保しました。

第2弾は新潟県産米粉を雪室で熟成させた「米粉麺 雪室貯蔵」で、アウトドアブランド・スノーピークとの共同開発による商品です。雪室で約1か月熟成する工程により旨味を引き出し、地域資源を活用した食品開発の好例として注目されました。第2弾は2025年10月31日よりスノーピークにて発売予定となっています。

藤春幸治シェフの監修とケアリングフードの精神

藤春幸治シェフは東京・元麻布のレストラン「EPICURE」オーナーシェフであり、糖質・塩分制限、アレルギー対応、マタニティやアスリート向けメニュー、ヴィーガンやハラール対応など多様な食の制約を持つ方でも美食を楽しめる料理開発で知られます。テレビ出演や独自の製品開発（例：植物性バター「FUJIHARU BUTTER」）でも注目されています。

ケアリングフードの理念は「すべての人の笑顔のために」で、食の制限や価値観の違いを越えて誰もが安心して食べられる料理を目指すものです。モリンガ米粉麺はその理念を具現化する新製品として位置づけられています。

実用情報：購入方法・問い合わせ先・製品概要の整理

購入チャネルと価格・発売日

発売日は2025年10月6日（月）で、内容量は240g（2～3人前）、価格は700円（税抜）です。販売チャネルは楽天市場をはじめとするECサイトでの販売が予定されています。販売元は株式会社ニューバイオエンタープライズです。

製造は有機JAS認証を取得した国内工場での生産で、保存料・着色料・食品添加物は使用していません。販売ルートや在庫状況は販売元の各チャネルでの案内に従います。

問い合わせ先と関連情報

本リリースに関する問い合わせ先はエイベックス・ヘルスケアエンパワー合同会社 担当：岡野です。E-mailは okano-motonori@av.avex.co.jp となっています。企業側の資料に基づく栄養情報や研究引用については、販売元である株式会社ニューバイオエンタープライズ提供資料やCiNii等の公開研究を参考としています。

ケアリングフードの詳細や藤春シェフの活動については、ケアリングフード公式サイト（http://caring-food.com/）およびEPICUREの公式サイト（https://epicure-low.com/）での案内が参考になります。EPICUREは東京都港区元麻布2-1-17 モダンフォルム 1Fで完全予約制の店舗です（営業時間：ランチ 11:30～ 最終入店12:30／ディナー 18:00～ 最終入店19:30、定休日：月曜日、祝日は営業・翌火曜代休）。

以下に本記事で取り上げた主要情報を表形式で整理します。

本製品は、栄養価の高い植物性素材と発酵技術を組み合わせ、アレルギーや食の制限を持つ人々にも配慮した設計がなされている点が特徴です。従来の米粉麺に比べて機能性を高めつつ、和・洋・中の各種料理に応用できる汎用性を意識して開発されています。製品の詳細情報や栄養成分、具体的な調理例や販売状況については、販売元および担当窓口の案内に基づいて確認するのが確実です。