10月11日〜12日開催|VANILLABEANSが芝公園でエクアドル産限定スイーツ販売
ベストカレンダー編集部
2025年10月8日 11:17
VANILLABEANS@芝公園
開催期間:10月11日〜10月12日
港区芝公園での出店と開催スケジュール — みなと区民まつり参加の狙い
チョコレートデザイン株式会社(代表取締役:大槻昌弘、本社:横浜市)が運営するクラフトチョコレート専門店VANILLABEANSは、2025年10月11日(土)から10月12日(日)にかけて東京都港区の芝公園で開催される「2025(第44回)みなと区民まつり」に出店します。出店場所は東京プリンスホテルエリアの国際友好広場、エクアドル共和国大使館ブース(F-3)です。入場は無料で、会場は都営三田線「御成門」・「芝公園」駅からそれぞれ徒歩1分というアクセスの良さが特徴です。
本出店は、VANILLABEANSが進める原産国支援活動「みんなで育てるカカオの森プロジェクト」の一環として実施されます。イベント期間中の売上金は本プロジェクトの活動資金へ全額積み立てられ、会場で販売する商品はエクアドル産カカオを使用したスイーツに限定されます。みなと区民まつりは地域の連帯や国際交流を目的とした催しで、港区の文化やスポーツ、伝統の紹介が行われます(詳細は公式サイト:https://www.kissport.or.jp/matsuri/)。
当日販売されるスイーツのラインナップと特徴
VANILLABEANSが芝公園のエクアドル大使館ブースで販売する商品は、すべてエクアドル産カカオを活用したメニューです。商品の選定は原産地支援の目的と品質重視の観点からなされており、店のロングセラーをイベント向けに限定フレーバーや特別仕様で提供します。
以下に当日の販売商品と価格、その特徴を詳しくまとめます。販売価格はすべて税込です。
「ショーコラ・エクアドル&バナナ」 — 432円(税込)
定番の「ショーコラ」をベースにした限定フレーバーです。とろける生チョコレートをクーベルチュールで全体をコーティングし、サクサクのバタークッキーでサンドした構成はそのままに、バナナの香りと味わいを加えています。口に入れた瞬間にバナナの甘みとエクアドル産カカオのフルーティーな香ばしさが同時に広がるバランスが特徴です。
商品は個包装され、持ち運びやすさと会場での即食性を考慮した仕様です。数量には限りが予想されるため、早めの来場を勧める案内が出される可能性があります。
「タブレットショコラ・エクアドル70」 — 648円(税込)
希少なアリバカカオを用いた板チョコレートです。酸味が少なく、コーヒーに似たまろやかな苦味とアーモンドに似た香りが持ち味で、落ち着いた味わいを求める嗜好に応える一枚となっています。
この商品は「チャクラ認証」認定品であり、エクアドルアマゾンのキチュア族が実践する伝統的な森林農法(チャクラ農法)で育てられた作物を用いている点が明記されています。認証のある生産方法や由来を重視する消費者にも訴求します。
「VANILLABEANS THE ICE・アリバカカオ」※食べられるスプーン付き — 500円(税込)
店内で手作りするクラフトチョコレートアイスのイベント特別提供品です。エクアドル産のアリバカカオを丁寧にローストして豆の個性を閉じ込めた自家製アイスで、カカオ由来の華やかな香りと味わいが強く感じられます。食べられるスプーンが付くためゴミの削減にも配慮した仕様です。
アイスはその場での消費を想定した冷却設備が用意され、夏季とは異なる秋口の気候に合わせた提供温度や保管方法で品質維持を図る予定です。
「みんなで育てるカカオの森プロジェクト」の具体的取り組み
本プロジェクトは、VANILLABEANS製品の売上金の一部を支援金に充てる従来の取り組みを拡大し、カカオ生産国における生活の質の向上、気候変動の緩和、生物多様性の保全を目的に、若いカカオ農家を支援することを目的としています。今回のイベントでは、売上金を全額、活動資金として積み立てます。
プロジェクトはエクアドル共和国での植樹・栽培支援を中心に進行しています。VANILLABEANSは苗木の提供などを実施しており、これまでの実績と今後の方針について下に詳述します。
- 提供した苗木の数
- 2024年5月に約3,130本、2025年5月に約6,000本のカカオ苗木をVANILLABEANSが提供しました。合計すると9,130本の苗木供給実績となります。
- 支援の内容
- 苗木の提供に加え、栽培指導や収穫後の加工(Farm to Bar)を見据えた技術支援を行い、将来的に農家の収益に直結する体制づくりを支援します。
- 認証と生産手法
- タブレットショコラ・エクアドル70は、チャクラ農法で育った作物に与えられる「チャクラ認証」を取得していることが特徴です。伝統的な森林農法を尊重した生産は生物多様性の保全や持続可能な土地利用に資する点が強調されています。
- 外交的な連携
- VANILLABEANSは2025年6月に駐日エクアドル大使館へ3度目の表敬訪問を行っており、現地協力体制の強化やプロジェクトの透明性確保に努めています。
これらの取り組みは短期的な支援にとどまらず、カカオを栽培・収穫し、農家の収益源となるまでの長期間にわたる支援を視野に入れています。収穫されたカカオ豆はVANILLABEANSによる加工を経て「Farm to Bar」製品として消費者に還元される計画です。
イベントでの売上金を活用することで、来場者が直接プロジェクトに関与する形が生まれ、消費行動が生産地の支援に直結する仕組みを提示しています。
会場案内・運営情報とイベント全体の位置づけ
「みなと区民まつり」は、港区が主催する地域交流イベントであり、地域への愛着を深めるための多彩なプログラムや国際交流の場が設けられます。VANILLABEANSは国際友好広場内のエクアドル共和国大使館ブース(F-3)に出店することで、エクアドル産カカオの魅力と原産地支援の取り組みを来場者に伝えることを目指します。
イベントの開催詳細は以下の通りです。スムーズな来場のために、アクセス方法や開催時間を事前に確認するとよいでしょう。
- イベント名:2025(第44回)みなと区民まつり
- 開催日程:2025年10月11日(土)11:00~17:00、10月12日(日)10:00~16:00
- 会場:港区芝公園一帯(東京プリンスホテルエリア 国際友好広場、エクアドル共和国大使館ブース F-3)
- アクセス:都営三田線「御成門」・「芝公園」駅 徒歩1分
- 入場料:無料
会場では地域プログラムや他国のブース出展も予定されており、エクアドル大使館ブースを訪れることで、エクアドル産カカオとプロジェクトの状況を直接確認できます。
まとめ:イベント情報とプロジェクトの要点を表で整理
以下の表は、本記事で触れた出店情報、販売商品、プロジェクトの主要事項を整理したものです。来場や支援の判断に際して参照してください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 出店者 | チョコレートデザイン株式会社(運営ブランド:VANILLABEANS) |
| 代表 | 大槻昌弘 |
| イベント名 | 2025(第44回)みなと区民まつり |
| 開催日時 | 2025年10月11日(土)11:00~17:00、10月12日(日)10:00~16:00 |
| 会場 | 港区芝公園一帯(東京プリンスホテルエリア 国際友好広場)エクアドル共和国大使館ブース(F-3) |
| アクセス | 都営三田線「御成門」・「芝公園」駅 徒歩1分 |
| 入場料 | 無料 |
| 販売商品(価格・税込) |
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| 原産国支援プロジェクト | 「みんなで育てるカカオの森プロジェクト」 — カカオ生産国(エクアドル)での植樹・栽培支援、若手農家支援、気候変動対策・生物多様性保全を目的 |
| これまでの実績 | 2024年5月:約3,130本の苗木提供、2025年5月:約6,000本の苗木提供(合計 約9,130本) |
| 資金の使途(今回のイベント) | イベントでの売上金は全額、原産国支援プロジェクトの活動資金に積み立て |
| 関連活動 | 駐日エクアドル大使館への表敬訪問(2025年6月に3度目の訪問)、Farm to Barでの還元を目指す加工計画 |
本記事は、VANILLABEANSによるみなと区民まつり出店の概要、販売商品、それに紐づく支援プロジェクトの現状と実績を整理したものである。来場を通じて得られる売上はすべて原産国支援に充てられるため、イベント参加がプロジェクト支援につながる構成になっている点が特徴である。