鴻巣のKONOSU CITY FC、長嶋史弘氏が社長に就任

代表取締役交代

開催日:10月1日

代表取締役交代
代表はいつ交代したの?
髙橋 悠氏は任期満了で2025年9月30日に代表を退任し、翌2025年10月1日付で株式会社ラクロ代表の長嶋 史弘氏が代表取締役社長に就任しています。発表は10月8日です。
交代でクラブの方針は変わるの?
新体制はチーム強化、地域連携、パートナーシップ拡大の3軸を掲げ、関東リーグ昇格と最終的なJリーグ参入を目指す方針です。髙橋氏は株主かつ営業担当で関与を続けます。

鴻巣のクラブで進む代表交代――日付と経緯の整理

株式会社KONOSU CITY FOOTBALL CLUB(所在地:埼玉県鴻巣市)は、代表取締役の交代を発表しました。任期満了にともなう退任と、新代表取締役社長の就任が、時系列で明確に示されています。

発表によれば、2025年9月30日をもって代表取締役の髙橋 悠(たかはし ゆう)の任期が満了し、同日をもって代表取締役を退任しました。これに伴い、2025年10月1日付で株式会社ラクロ 代表の長嶋 史弘(ながしま ふみひろ)が新たに代表取締役社長に就任しています。

  • 会社名:株式会社KONOSU CITY FOOTBALL CLUB(所在地:埼玉県鴻巣市)
  • 退任日:2025年9月30日(代表取締役 髙橋 悠)
  • 就任日:2025年10月1日(代表取締役社長 長嶋 史弘)

本稿は、発表された文面を基に事実関係を整理しつつ、それぞれの挨拶文と今後の方針をわかりやすく伝えることを目的としています。

退任者・髙橋 悠のこれまでの活動と退任の挨拶

髙橋悠は任期満了により代表取締役を退任しましたが、発表では退任後の役割についても明記されています。髙橋は今後も株主としてクラブ経営に参画するとともに、パートナー営業担当者として引き続きKONOSU CITY FOOTBALL CLUBの活動に関わるとされています。

退任にあたっての挨拶文は次のとおりです。文面はクラブを取り巻く地域経済圏の創出を重視した活動の継続と、支援への謝意を中心に構成されています。

退任のご挨拶(髙橋 悠)

挨拶文(原文)
サッカーチームを軸とした新たな地域経済圏の創出とその活性化をすべく、鴻巣・北本にJリーグチームを誕生させるという大きな夢を掲げて活動をしてまいりました。
この壮大な夢を一緒に叶えるために、本当に多くの方々の支えをいただきながら歩んでくることができました。
私自身は代表を退任いたしますが、株主として、また営業担当としてクラブを支え続けてまいります。
これまでのご支援に心より感謝申し上げるとともに、今後も引き続きKONOSU CITY FOOTBALL CLUBの成長をともに見守っていただければ幸いです。

上記の挨拶からは、髙橋がクラブ創設からの理念である地域活性化とJリーグ参入への強いコミットメントを保持しつつ、組織運営からは退くものの関与を継続する方針が明確に読み取れます。

新代表・長嶋 史弘の就任挨拶と掲げる目標

新代表取締役社長として就任した長嶋史弘は、株式会社ラクロの代表を務める人物です。就任の挨拶ではクラブの持つ地域への影響力を強調し、関東リーグ昇格およびJリーグ参入への挑戦を明言しています。

就任挨拶は、クラブと地域が共に歩む姿勢を示すもので、具体的にどの段階を目指しているかを示しています。

就任のご挨拶(長嶋 史弘)

挨拶文(原文)
KONOSU CITY FOOTBALL CLUBは、サッカーを軸に地域を動かす力を持ったクラブです。
地域とともに歩み、次のステージ──関東リーグ昇格、そしてJリーグ参入へと挑戦していきます。
鴻巣をはじめ、埼玉の皆さまと共に、新しい時代を創っていけるよう尽力してまいります。

挨拶の内容からは、チーム強化だけでなく地域との連携を重視する姿勢、長期的なリーグ昇格戦略を重ねて示していることが確認できます。

また、代表交代が円滑に実施された点や、外部経営者である長嶋の登用がもたらす可能性については、今後の組織運営の柔軟化やパートナーシップの広がりが期待される構図です。

新体制の方針と具体的な推進項目

プレスリリースは、新体制の方針として3つの重点軸を提示しています。これらはチームの競技力向上だけでなく、地域連携と企業パートナーの拡大を通じたクラブ基盤の強化を目的とした項目です。

提示された3つの軸は、以下のとおりです。

  1. チーム強化
  2. 地域連携
  3. パートナーシップ拡大

これらの取り組みは、クラブが掲げる最終目標である〈埼玉県に3つ目のJリーグチームを誕生させる〉ための戦略的な柱とされています。関東リーグ昇格、Jリーグ参入というステージの達成に向けて、短中長期の施策を組み合わせることが想定されます。

具体例として、下記の観点での活動が考えられますが、プレスリリース自体は以下の3軸を明示する形にとどめています。

  • 選手獲得・育成を含むチーム編成の強化
  • 地元自治体、商業施設、教育機関との連携強化
  • 地域企業・スポンサーとのパートナーシップ拡大と営業活動の強化

また、髙橋がパートナー営業担当者として継続的に関与する点は、営業面での継続性を保ちながら新たな経営視点を導入するハイブリッドな運営を示唆します。

発表内容の要点整理と参考リンク

ここまでの内容を整理すると、代表交代の事実、退任者と就任者の氏名と日付、退任後の役割、就任者の方針、そして新体制が掲げる3軸の方針が確認できます。以下の表に記事内で触れた主要情報をまとめます。

項目 内容
発表元 株式会社KONOSU CITY FOOTBALL CLUB(所在地:埼玉県鴻巣市)
退任者 髙橋 悠(たかはし ゆう) — 任期満了により2025年9月30日付で代表取締役を退任
退任後の役割 株主としてクラブ経営に参画、パートナー営業担当者として活動継続
就任者 長嶋 史弘(ながしま ふみひろ) — 株式会社ラクロ代表、2025年10月1日付で代表取締役社長に就任
新体制の重点軸 チーム強化、地域連携、パートナーシップ拡大(埼玉県に3つ目のJリーグチーム誕生を目標)
関連リンク https://konosucityfootballclub.com/

以上が発表内容の要点です。今回の代表交代は、人事面だけでなく、クラブの長期的な目標達成に向けた体制強化の一環として位置づけられるものであり、今後のチーム強化、地域連携、スポンサーやパートナーの拡大に注目が集まります。

参考リンク: