『三國志8 REMAKE』×三郎丸、2026年にシングルモルト発売

歴史シミュレーションとウイスキーが再び交差する――コラボレーション第2弾の発表

若鶴酒造株式会社は、2025年10月9日17時00分に、コーエーテクモゲームスの歴史シミュレーションゲーム『三國志8 REMAKE』とのコラボレーション第2弾を正式に発表しました。プレスリリースでは、三國志の武将たちが織り成す物語性と、三郎丸蒸留所が手掛けるウイスキーの技術と哲学を結びつける取り組みであることが伝えられています。

発表は富山県砺波市に本社を置く若鶴酒造株式会社から行われ、同社は「歴史を彩る武将たちと三郎丸蒸留所のウイスキーが再び共演」と題したリリースを出しています。リリース本文にはリリース日時とコラボの概要、今後の告知方法についての言及が含まれています。

• 発表日：2025年10月9日 17:00
• 発表元：若鶴酒造株式会社（本社：富山県砺波市三郎丸）
• コラボ相手：株式会社コーエーテクモゲームス（『三國志8 REMAKE』）
• コラボ内容：ゲーム世界観と連動する特別なシングルモルトのリリース
• リリース時期：2026年に数種類を順次発売予定

コラボ商品と展開の概要：シングルモルトを中心に順次リリース

プレスリリースによれば、本コラボレーションでは、三國志に登場する個性豊かな武将たちの歴史ドラマと、三郎丸蒸留所のウイスキーを融合させた特別なシングルモルトのリリースが予定されています。具体的な銘柄名やボトリング数、価格などの詳細は発表されておらず、続報は特設サイトや公式SNSで発信されるとのことです。

発売は2026年に複数のラインナップを順次予定しており、ファン向けの企画として段階的に展開されることが明言されています。合わせて、コーエーテクモゲームス側からは『三國志8 REMAKE パワーアップキット』に関する最新情報も同日に公開されており、ゲーム側のアップデートと連動したコミュニケーションが見込まれます。

ゲーム側の要点とコラボの位置づけ

『三國志8 REMAKE』は、従来の『三國志VIII with パワーアップキット』をベースに、新要素やイベントを追加したシリーズ最新作です。プレスリリースは作品の特徴を列挙しており、その中には武将数の大幅増加や戦闘システムの刷新、新しいビジュアル表現などが含まれます。

具体的には、従来のおよそ600人だった武将数が約1,000人へと増え、最多の武将と最多のシナリオを掲げる大規模リメイクであることが強調されています。戦闘の刷新やイベントでのアニメーションムービー導入など、ゲーム表現の幅が広がっている点がコラボの背景として重要です。

ゲームの基本情報

ベース：『三國志VIII with パワーアップキット』

武将数：従来の約600人 → 約1,000人へ増加

特徴：戦闘の刷新、新ビジュアル表現、アニメーションムービーなど

公式の情報発信先として、ゲームの公式サイトや公式X（旧Twitter）、コーエーテクモのYouTubeチャンネルが示されています。これらの媒体でコラボ関連の詳細が順次告知される旨が併記されています。

• 公式サイト：https://www.gamecity.ne.jp/sangokushi8-re/
• 公式X：https://twitter.com/sangokushi_kt
• コーエーテクモチャンネル：https://www.youtube.com/KOEITECMOofficial

三郎丸蒸留所の歴史・技術・ミッション

三郎丸蒸留所は北陸最古のウイスキー蒸留所として紹介されています。母体である若鶴酒造の創業は1862年（文久2年）で、ウイスキーの製造は1952年から開始されました。蒸留所は伝統を継承しつつも、近年は技術面で独自の取り組みを進めています。

代表取締役社長は稲垣貴彦であり、稲垣氏は2017年に蒸留所の大規模改修を実施して新たなスタートを切りました。2019年には高岡銅器の技術を活かした世界初の鋳造製蒸留器「ZEMON（ゼモン）」を発明するなど、地場産業と連携した革新的な設備導入が行われています。

1. 創業と蒸留開始：若鶴酒造創業 1862年、ウイスキー製造開始 1952年
2. 2017年：蒸留所の大規模改修（5代目社長 稲垣貴彦による運営）
3. 2019年：鋳造製蒸留器「ZEMON」開発（高岡銅器の技術を活用）
4. 原料・樽の工夫：地場木材のミズナラを樽に使用するなど地域資源を活かした製法

三郎丸蒸留所の明示された使命は、富山でしか作れないウイスキーをつくり世界へ届けることです。地場の素材や伝統技術をウイスキー製造に活かすことで、地域固有の風味や価値を引き出す取り組みが続いています。

企業情報として、若鶴酒造株式会社の所在地や代表者名、公式サイトのURLもリリースに記載されています。所在地は富山県砺波市三郎丸208、代表取締役 社長兼CEOは稲垣貴彦です。公式サイトは以下の通りです。

• 若鶴酒造 公式サイト：https://www.wakatsuru.co.jp
• 三郎丸蒸留所 情報：https://www.wakatsuru.co.jp/saburomaru/

発表内容の要点整理と参照先

ここまでに記載したプレスリリースの内容を整理すると、本コラボレーションは2026年に向けた複数のシングルモルトのリリースを含む企画であり、ゲーム側の大型リメイク作品『三國志8 REMAKE』の世界観と三郎丸蒸留所のウイスキーを組み合わせるものです。告知や詳細は特設サイトおよび公式SNSで段階的に公開される予定です。

以下の表は、リリース本文に記載された主要事項を分かりやすく整理したものです。発表日や会社情報、商品概要、参照先リンクなど、記事内で触れた要素を網羅しています。

以上がプレスリリースに記載された情報の全体像です。発表内容には、商品の具体的なラベルデザインやボトリング仕様、価格、流通チャネルなどの細部については未記載ですが、リリースは順次情報を公開する旨を明示しています。関心がある場合は記載の公式サイトやSNSを確認することで、追加情報を得ることができます。