10月13日発売｜リポソーム配合の美容グミが登場

コンビニが変える“手軽な美容”──調査が示した利用拡大の実像

利用率と直近1年間の変化

株式会社TWO（本社：東京都品川区、代表取締役CEO：東 義和）が実施した調査では、週1回以上コンビニを利用する、働く20～49歳の女性（1都3県在住、n=400、調査期間：2025年9月16日〜17日、インターネット調査）を対象に「コンビニ美容」の実態が明らかになりました。まず注目すべきは、51.3％が直近1年間でコンビニで美容関連商品を購入した経験があるという点です。

さらに、購入頻度の増加については38.5％が「増えた」と回答し、過去1年間で新たに購入を始めた層（8.8％）を合わせると、47.3％が利用を拡大している計算になります。美容意識の高い層では購入経験率が82.1％に上るなど、コンビニが美容接点としての重要度を高めていることが示されています。

コンビニ美容の利用シーンと目的の変化

従来の“緊急レスキュー”需要は依然として強く、アウターケア商品をコンビニで購入するシーンでは「急な外泊や出張などで必要になったとき」が50.8％で最多でした。一方で、「コンビニ限定の商品を試してみたいとき」（38.9％）や「話題のコスメやスキンケア商品を試してみたいとき」（35.2％）といった、トレンドを試すための利用も高い割合を占めています。

インナーケア商品に関しては、購入シーンの1位が「日々の食事やおやつ習慣の一環として」で45.1％、次いで「疲れや肌の不調など、不調を感じたとき」が43.0％、さらに「頑張った自分へのご褒美ケアとして」が37.8％となっており、コンビニが日常的なセルフケアを支える場になりつつあることがうかがえます。

“成分買い”が主流に──何を重視して選ばれているか

アウターケア・インナーケア双方での選び方

調査では、アウターケア商品を選ぶ際の重視点として「自分の肌悩みに合っていること」（58.0％）、「配合されている成分」（56.0％）、「価格が手頃であること」（52.3％）が上位となりました。インナーケアについては「摂りたい栄養成分が含まれていること」（67.9％）が最重要であり、次いで「味・おいしさ」（60.6％）、「自分の体の悩みに合っていること」（57.5％）が続きます。

これらの回答から、価格やブランドだけで選ぶ時代ではなく、自分の悩みに合わせて成分重視で選ぶ「成分買い」がコンビニの商品選択でも一般化していることが確認されました。特に注目されている成分はビタミンCであり、アウターケアでは55.4％、インナーケアでは59.6％が「取り入れたい成分」として挙げています。

購入されているインナーケア商品の傾向

コンビニ美容商品購入者のうち、アウターケア商品の購入率は94.1％でしたが、同率でインナーケア商品の購入者も94.1％となっています。インナーケアで特に支持を集めているのは、栄養成分が摂れるドリンク・ゼリー飲料（54.6％）、および栄養成分が摂れるグミ・チョコレート・スナック（52.2％）です。

手軽に摂取できる“美容ドリンク”や“美容おやつ”が人気であり、働く女性のライフスタイルに合わせた商品設計が受け入れられている点が読み取れます。

「2Gummy LIPOSOME VC」──商品特長と成分・素材の詳細

主要な製品特徴と摂取目安

2foods（トゥーフーズ）から発売される「2Gummy LIPOSOME VC（トゥーグミ リポソームブイシー）」は、日本初※1のリポソームビタミンC配合グミ※2として、2025年10月13日（月祝）より一部店舗を除く全国のファミリーマートで順次販売されます。

製品の特長として、1袋あたりビタミンC 1,000mgを含有しており、2粒で約1日分のビタミンCが摂れる目安とされています※6。ビタミンCは推奨摂取量が1日あたり100mgである一方、20歳以上の日本人の平均摂取量は推奨量を下回るという指摘があり※4※5、こまめに補給できる形態としてグミを採用しています。

素材・味・リポソームについての留意点

味はグレープ味で、食感は「サクむに」と表現される歯切れのよさとほどよい弾力を併せ持つ食感を特徴としています。素材面では、ゼラチンを使用せず植物由来のペクチンを用い、甘味にはてんさい糖を使用している点が明示されています。また、製品は動物性原材料を配合していない旨の表記があるものの、「一部食品添加物を除く」という注記が付されています（※2）。

リポソームについては、リン脂質の二重膜構造を持つ球状カプセルで、体と親和性の高いリン脂質で有用成分を包むことで、通常のビタミンCと比較して体内への吸収率が高いことが期待されます。ただし、プレスリリースには「添加しているビタミンCがすべてリポソーム化されているわけではない」旨の注記（※3）があるため、配合形態の詳細や割合については留意が必要です。

リポソームビタミンC

リン脂質二重膜のカプセルに包まれたビタミンC。吸収性向上が期待されるが、全量がリポソーム化されているわけではない（※3）。

ゼラチン不使用

植物由来のペクチンを使用。動物性原材料は配合していない（※2）とされるが、一部添加物は対象外。

味と食感

グレープ果汁使用のグレープ味。『サクむに』の食感を目指した設計。

販売情報、企業概要、調査概要の整理

販売チャネルと価格

「2Gummy LIPOSOME VC」は50g入りで、希望小売価格は486円（税込）です。ファミリーマートでの順次発売は2025年10月13日（月祝）から（一部店舗を除く）となります。

加えて、既に販売中のチャネルとしては全国のPLAZA・MINiPLA（一部店舗を除く）、バラエティショップ、その他コンビニエンスストア、2foods銀座ロフト店、公式オンラインショップ、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、Qoo10などが挙げられています。

企業情報と調査概要の要点

本製品を提供するのは株式会社TWO（TWO Inc.）。代表取締役CEOは東 義和、所在地は東京都品川区西五反田2-24-4 THE CROSS GOTANDA 5階です。2foodsは“欲しいものは、いつも2つある。”をコンセプトとするフードブランドで、植物由来原材料を使用した商品開発を行っています。

調査の概要は次の通りです。調査対象は週1回以上コンビニを利用する働く20〜49歳の女性、対象地域は1都3県（東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県）、実施期間は2025年9月16日〜17日、調査方法はインターネット、回収有効回答数は400名、調査主体は株式会社TWOです。百分率表示は四捨五入処理がなされており、合計が必ずしも100％にならない場合がある点が記載されています。

以下に、本記事で触れた主要項目を一覧にして整理します。

本調査と製品情報から読み取れるのは、コンビニエンスストアが単なる緊急対応の場から、日常のセルフケアやトレンド試用の場へと役割を広げているという点です。成分を基準に選ぶ消費行動が浸透する中で、手軽に取り入れられるインナーケアアイテムとして、リポソーム配合やゼラチンフリーといった特徴を持つ製品が注目を集める流れが確認されます。