10月21日開催｜MDMで変わるSCM戦略 セミナー解説

データ主導で変わるサプライチェーン──MDMが果たす役割とは

NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社は、2025年10月21日（火）13:00～14:00にオンラインセミナー「SCMの常識が変わる ～MDMが拓くデータ主導型サプライチェーン戦略～」を開催します。プレスリリースは2025年10月10日13:00に公開されており、本記事ではその内容を詳細に整理します。

近年、環境問題や地政学的リスクの高まりを背景に、サプライチェーンのレジリエンス（回復力）の向上が重要課題となっています。大量かつ多様なデータを用いた最適化や機械学習、生成AIの活用が進む一方で、現場のSCMでは手作業が残り、データ品質やマスターデータの硬直化がボトルネックになっている点が指摘されています。本セミナーはこの問題点と、MDM（マスターデータ管理）による解決策を解説します。

セミナーで扱う内容と講演者の背景

セミナーはサプライチェーンに関わる代表的なマスターデータ（品目、BOM、顧客、販路等）と、それに伴う典型的な課題を整理した上で、MDMを用いた対処法を提示する構成です。MDMを単なるマスターの管理ではなく、集約・整合・動的変化を可能にする基盤として説明します。

取り上げられる主なテーマは、データフローにおける手作業の弊害、全角/半角・桁溢れなどによるデータのずれ、マスター項目追加時の手続き遅延、ERP導入後も残る固定化された管理方法、そしてMDMによる柔軟性の獲得といった点です。

講演の概要

講演は60分間（13:00～14:00）で、サプライチェーン改革の現状認識からMDMが提供する機能と導入効果、具体的な運用イメージまでを一貫して解説します。理論だけでなく、実務で直面する問題を具体例で示し、MDMによる改善プロセスを明示します。

また、最新のテクノロジー（TIBCO製品、EBX等）を活用した事例や、データ統合・解析のためのツール選定に関する示唆も含まれます。セミナーは製造業・流通業を中心に、情シスやデータマネジメント部門の担当者を主対象としています。

講師プロフィール

講師はNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社 データマネジメントソリューション部 MDMエバンジェリスト 水谷 哲氏です。大手メーカーや外資系企業で生産管理に従事し、需要予測・需給計画・スケジューリング・MESなどの領域で経験を積んだのち、データモデリングを契機にMDMに関わるようになりました。

水谷氏は複数のMDMプロジェクトを推進し、現在はTIBCOのエバンジェリストとして活動するとともに、日本データマネジメント・コンソーシアム（JDMC）の研究員やMDM研究会リーダを務め、各種セミナーでの講演実績を持ちます。講演では実務経験にもとづく具体的な示唆が期待されます。

参加方法・受講にあたっての準備と注意点

本セミナーはオンラインでの開催（Zoom）となり、参加は無料ですが事前登録が必要です。申込締切は2025年10月17日（金）、開催日は2025年10月21日（火）13:00～14:00です。ログインURLは開催前日と当日にメールで案内されます。

視聴環境については最新版のZoomクライアント（https://zoom.us/download）を推奨しています。主催からの案内には「セミナーにログインできるまでにお時間をいただく可能性があるため、開催当日は5分程度早めにアクセスするように」との注意が添えられています。

受講にあたっての具体的な準備

受講者が事前に準備すべき事項は次の通りです。受講用のPCやスマートフォン、インターネット接続環境、ヘッドホンやイヤホン等を用意してください。PCで視聴する場合は「コンピューターオーディオのテスト」で音声確認を行うことが推奨されています。

• オンラインセミナーを受講するPCまたはスマートフォン
• 安定したインターネット接続
• イヤホンやヘッドセット（周囲の環境に応じて）
• Zoom最新版のインストール（https://zoom.us/download）

ログインURLが届かない場合は、セミナー運営事務局（Email: info@nttcoms.com）へ問い合わせるよう案内されています。

アクセス時のトラブル対策

当日の接続トラブルに備え、主催側が案内しているチェック項目に従ってください。音声が出ない場合はデバイス音量やブラウザのキャッシュクリア、別ブラウザでのアクセス、PC再起動、動画/音楽再生ソフトの停止などが推奨されています。

また、ブラウザのバージョンが古いとアクセスできない可能性があるため、事前に更新を行っておくと良いでしょう。接続は開催前日と当日に送付されるログインURLをクリックするだけで視聴できます。

受講対象・参加条件と主催情報

本セミナーの対象は情シス・IT部門・データマネジメント部門の担当者、特にサプライチェーン改革やDX推進の実務担当、MDMの導入・刷新を検討している担当者、サプライチェーン課題をデータに起因すると認識している方々です。参加費は無料（事前登録制）です。

申込に際しての注意事項として、主催社と同業他社の申し込みはお断りする場合があること、個人参加は受け付けないことが明記されています。このため企業所属での参加申し込みが前提です。

主催

NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社

問合せ先

セミナー運営事務局 Email：info@nttcoms.com

本社所在地

〒141-0032　東京都品川区大崎1丁目5番1号　大崎センタービル

代表者

代表取締役社長　稲葉 秀司

関連URL

サービス・製品情報：https://www.nttcoms.com/

講演の構成・キーワードと関連リソース

講演ではまず現状のSCMが抱える「データに起因する課題」を整理し、次にMDMの概念とその機能（マスターの集約、整合、動的変化の支援）を示します。その後、運用面での留意点や導入における段階的アプローチ、ツール選定の観点が解説される予定です。

紹介される主要キーワードにはMDM、マスターデータ、SCM、サプライチェーン、データフロー、統合、TIBCO、EBX、無料ウェビナーなどがあります。NTTコム オンラインはTIBCOおよびSpotfire製品をジャパン・ディストリビューターとして提供しており、MDMの具体的な実装例としてEBX等の製品情報へのリンクが案内されています（https://www.nttcoms.com/service/TIBCO/products/ebx/）。

上の表は本セミナーの主要情報を整理したものです。開催日時、申込期限、参加条件、接続方法や問合せ先など、参加前に確認すべき項目を網羅しています。セミナーはMDMを切り口にしてサプライチェーンの柔軟性と回復力をデータ面から支えるための実務的示唆を提供する構成です。