10月22日開始|やまとキャリアフォーラムで医師の働き方を考える

やまとキャリアフォーラム

開催期間:10月22日〜3月31日

やまとキャリアフォーラム
誰が参加できるの?
全国の医師と医学生が対象で、オンライン(zoomウェビナー)で参加可能。地域やキャリア段階を問わず参加できるが、事前に専用申込フォームでの登録が必須です。
申し込みはどうやるの?
主催のイベント紹介ページにある専用申込フォームから事前登録を行ってください。各回の詳細や登壇者情報は該当ページや関連noteで順次公開されます。

変化の大きい時代に医師が自らの在り方を問い直す場としての意義

医療法人社団やまとは、変化の速い医療環境や社会情勢の中で、医師が自身のキャリアや働き方を主体的に考えるためのオンライン連続イベント「やまとキャリアフォーラム」を、2025年10月22日より全6回で開催します。主催者は医療法人社団やまとであり、企画の目的は「これからの医師のキャリア・働き方」をテーマに、実際の経験を持つ登壇者との対話を通じて参加者が自らの選択や価値観を再評価できる場を提供することにあります。

発表は2025年10月10日17時15分付のリリースで行われており、対象は全国の医師および医学生です。開催はオンライン(zoomウェビナー)形式で、参加には事前の専用申込フォームからの登録が必須とされています。開催方法をオンラインに特化することで、地域やフェーズに関わらず幅広い医師層の参加を想定しています。

変化の大きい時代に「医師としてどう在りたいか」を考える「やまとキャリアフォーラム」開催 画像 2

初回のテーマと進行体制 — 人事経験を持つ医師が問いかける視点

第1回は2025年10月22日(水)午後7時~午後8時に実施されます。初回のテーマは、司会進行を務める青柳潤(あおやぎ じゅん)氏のキャリアの変遷を辿りつつ、「企業の人事担当を経験した医師からは今の医療業界がどう見えているのか」に焦点を当てます。進行役の経験を軸に、医療界の慣習や常識にとらわれない対話が行われる予定です。

初回登壇者は、進行役の青柳氏に加え、医療法人社団やまとの田上佑輔(たのうえ ゆうすけ)理事長が参加します。青柳氏のキャリアを出発点とした議論は、参加者が自らのキャリア選択や価値観を具体的に見直す契機になることが期待されます。

青柳 潤(進行)— 異業種経験を持つ医師の経歴と視点

青柳 潤氏は1978年8月東京都生まれ。学歴・経歴は次の通りです。東京大学経済学部卒業後、2002年4月に株式会社リクルートへ入社し、人事採用や人事企画などの業務に従事しました。2011年にリクルートを退社後、滋賀医科大学医学部に学士入学し、2016年に医師免許を取得しています。

その後は京都民医連中央病院での臨床研修、兵庫医科大学でのリハビリテーション科専門研修、京都協立病院での勤務を経て、2024年4月に医療法人やまとコールメディカル福岡へ入職しています。企業人事としての経験と臨床医としての経験を併せ持つ視点から、参加者のキャリアに対する問いかけを行います。

第1回の登壇者(田上佑輔 理事長)について

田上佑輔理事長は医療法人社団やまとの代表として、在宅診療を主体とする組織運営や地域医療の現場を知る立場から、組織側の視点を提供します。初回では組織と個人の両面からキャリア形成や働き方の現実について議論が交わされる予定です。

登壇者双方の視点が交差することにより、医師が直面する制度的課題や職場文化、異業種経験がもたらす見地などが明らかになり、参加者の判断材料になることが想定されます。

第2回以降のテーマと参加方法 — 継続的に扱う課題群

第2回以降は月1回の開催を継続し、2026年3月までの全6回シリーズとなります。各回では医師がキャリアを重ねるうえで直面しやすい課題を取り上げ、過去に同様の経験をした医師をゲストに迎えて、生の経験をもとにした対話を展開する計画です。

取り上げる予定のテーマは、医師の働き方そのもの、社会情勢の変化による雇用への不安、育児や介護等によるキャリアの中断、専門科転向や新たな領域への挑戦に伴う疑問や葛藤です。ゲストはこれらの課題を実際に経験した当事者であり、その意思決定の背景を深掘りしていきます。

参加対象・開催形式・登録方法

参加対象は全国の医師・医学生で、開催はオンライン(zoomウェビナー)に限定されます。参加には事前登録が必須で、案内された専用申込フォームより手続きを行う必要があります。申し込みページおよびイベント情報の更新は主催の告知ページで行われます。

情報の更新および詳細は以下の公開ページで順次案内されます。参加を検討する場合は、各回の登壇者やテーマ、具体的な開催日時(第1回以外の回)を確認のうえ、所定のフォームで事前登録してください。

医療法人社団やまと — 組織の成り立ちと拠点展開

医療法人社団やまとは、2011年の東日本大震災を契機に結成された医療支援チームをベースに発展してきた組織です。2013年4月に宮城県登米市で「やまと在宅診療所 登米」を開設して以降、在宅診療を主体とする診療所の展開を進めています。

現在、やまとは10カ所の在宅診療主体の診療所を運営するとともに、高知県高知市に家庭医療を行う診療所を展開しています。加えて、訪問看護ステーションや栄養ケアステーションを運営し、地域の持続可能な医療体制づくりを目指して活動しています。組織は地域に想いを持つ医療者とともに、その地域の資源を活かした医療体制を構築する方針を掲げています。

やまとが展開する診療所の主な拠点(記載順)
県・市 診療所形態
宮城県 登米市 やまと在宅診療所 登米(2013年4月開設)
宮城県 大崎市 在宅診療所
宮城県 栗原市 在宅診療所
宮城県 仙台市 若林区 在宅診療所
宮城県 仙台市 青葉区 在宅診療所
宮城県 名取市 在宅診療所
宮城県 白石市 在宅診療所
岩手県 一関市 在宅診療所
神奈川県 川崎市 在宅診療所
神奈川県 横浜市 在宅診療所
高知県 高知市 家庭医療を行う診療所

詳細や組織の理念、各施設の活動内容は医療法人社団やまと公式サイトで確認できます。公式サイトは https://yamatoclinic.org/ です。

要点の整理と参加検討時の確認事項

本フォーラムは、医師や医学生がキャリアの選択肢を広げ、実際の当事者の経験から学ぶ場として設計されています。初回は2025年10月22日19:00〜20:00で、以降は月1回、2026年3月までの全6回シリーズです。進行役の青柳潤氏は企業での人事経験と医師としての臨床経験を持ち合わせており、組織側の田上理事長とともに多角的な議論を展開します。

参加を希望する場合は、主催が案内する専用申込フォームから事前登録を行ってください。開催はzoomウェビナーで実施され、全国の医師・医学生が対象です。イベント情報は順次、イベント紹介ページおよび関連noteで更新されます。

本記事で提示した主要情報のまとめ
項目 内容
発表元 医療法人社団やまと(リリース日時:2025年10月10日 17時15分)
イベント名 やまとキャリアフォーラム(全6回のオンライン連続フォーラム)
テーマ これからの医師のキャリア・働き方
開催期間 初回:2025年10月22日(水)19:00~20:00、以降月1回で2026年3月まで
対象 全国の医師・医学生
開催方法 オンライン(zoomウェビナー)
参加方法 専用申込フォームより事前登録必須(詳細はイベント紹介ページで案内)
司会進行 青柳 潤(元株式会社リクルート人事、医師)
初回登壇者 青柳 潤、田上 佑輔(医療法人社団やまと 理事長)
取り扱う主題(2回以降) 働き方、雇用不安、育児・介護によるキャリア中断、専門科転向、新領域挑戦等
イベント情報・申込 https://project.yamatoclinic.org/events/
関連note https://note.com/yamato_career
医療法人やまと 公式 https://yamatoclinic.org/

上記は発表されたリリースの全情報を整理したものであり、参加を検討する医師や医学生は、イベント紹介ページで各回の詳細や登壇者情報の更新を確認したうえで、所定のフォームから事前登録を行う必要があります。開催はオンライン(zoomウェビナー)であるため、接続環境や参加手続きの確認をあらかじめ行っておくとよいでしょう。

参考リンク: