11月5日開幕、初音ミクEXPO 2025 ASIAが8都市9公演に拡大

初のアジアツアーに拡大した「HATSUNE MIKU EXPO 2025 ASIA」──8都市9公演の全容

クリプトン・フューチャー・メディア株式会社が発表したプレスリリース（発表日時：2025年10月10日 17時02分）によると、初音ミクの海外コンサートツアー「HATSUNE MIKU EXPO 2025 ASIA」は当初の予定を拡大し、アジア8都市で全9公演を行うことが決定しました。開催は2025年11月で、11月5日バンコク公演を皮切りに11月30日ソウル公演までのスケジュールです。

本章ではツアーの拡大理由と具体的な日程、会場、過去の実績に関する情報を整理します。発表文にはこれまでのシリーズ実績や、今回の公演が特定都市で初開催となる点についても明記されています。

ツアー拡大の背景とシリーズ実績

「MIKU EXPO」は2014年5月28日のジャカルタ公演に始まる世界ツアーシリーズで、これまでに世界46都市で計111公演を実施してきました。2024年にはシリーズ10周年として北米、欧州、NZ&豪州のツアーを完走しています。

今回発表された「HATSUNE MIKU EXPO 2025 ASIA」は、当初2025年7月にアジア7都市を巡る計画として発表されましたが、想定以上の反響を受けて規模を拡大。バンコク、マニラ、ソウルでの初開催が含まれる点が特筆されています。

公演スケジュール（2025年11月）

以下は公式発表に基づく全日程と会場です。日付・会場名は発表どおりに記載しています。

• 2025.11.05 Wed.　バンコク〈UOB LIVE〉
• 2025.11.08 Sat.　香港〈AsiaWorld-Arena〉
• 2025.11.12 Wed.　ジャカルタ〈Tennis Indoor Senayan〉
• 2025.11.16 Sun.　マニラ〈SM Mall of Asia Arena〉
• 2025.11.19 Wed.　シンガポール〈The Star Theatre〉
• 2025.11.22 Sat.　クアラルンプール〈Idea Live KL〉
• 2025.11.26 Wed.　台北〈Taipei Arena〉
• 2025.11.29 Sat.　ソウル〈Hwajeong Gymnasium〉
• 2025.11.30 Sun.　ソウル〈Hwajeong Gymnasium〉

公式WEBサイトおよび公式X（旧Twitter）アカウントから随時最新情報が発表されます。公式WEBサイトは英語のみ、公式Xアカウントも英語のみの案内となる点が明記されています。

テーマ「Go Beyond」とテーマソング『Artifact』の公開情報

ツアーテーマは「Go Beyond（その先へ）」です。テーマソングとして制作された新曲『Artifact』（buzzG feat. 初音ミク）のミュージックビデオ（MV）が、初音ミク公式YouTubeチャンネル「39ch（ミクチャンネル）」で公開されました。MVの公開はプレスリリース発表時点で既に行われており、楽曲は10月11日（土）から音楽配信を開始する予定です。

本章では楽曲制作スタッフ、MV制作者、公開媒体、配信開始日時と配信先など、リリースに関する情報を整理します。

制作スタッフとビジュアルについて

楽曲制作は音楽クリエイターのbuzzGが担当しています。MVはインドネシアを拠点に2Dアニメーターとして活動するTaqibunn氏が制作し、ストーリー性のある演出が盛り込まれています。

また、MVや関連ビジュアルにはイラストレーターのりたお氏がデザインしたメインビジュアル衣装の初音ミクが登場します。メインビジュアルの表記は「Art by りたお © CFM」とされています。

公開・配信情報（媒体と日時）

MVはYouTubeの39ch（ミクチャンネル）にて公開中です。公開URLは以下です（プレスリリースが示すリンク）。

• MV公開リンク：https://youtu.be/UPL_viPDFSM

音楽配信については、ボーカロイド専門レーベル「KARENT（カレント）」の配信ページで2025年10月11日（土）0時からの配信が予定されています。配信ページは以下です。

• KARENT配信ページ：https://karent.jp/album/5174

サブイベント、デジタルガイドブック、関連コンテンツの詳細

「MIKU EXPO」では毎回、創作文化を体感できるサブイベントを意図的に開催しており、今回も4種類のサブイベントを企画しています。全てのサブイベント情報やご当地ビジュアル、グッズ情報などをまとめたデジタルガイドブックが公式サイトで無料配布されています。

以降の節でサブイベントの内容、開催都市の範囲、デジタルガイドブックの内容と入手方法、問い合わせ先や関連リンクを具体的に記します。

サブイベントの内訳と開催都市

今回発表されたサブイベントは以下の4種類です。各イベントの開催は都市によって実施の有無が異なりますので、詳細はイベントページでの確認が必要です。

1. シンガポールとソウルで開催される「Digital Stars 2025 @ MIKU EXPO 2025 ASIA」
2. 複数都市の対象店舗で展開されるPOPUP SHOP
3. 全公演都市で実施されるお絵描きワークショップ「LET’S PAINT」
4. 全公演都市で展開される「MIKU EXPO Mini Gallery」

これらは一部開催都市が限定されるものもあるため、個別の実施情報は公式イベントページ（英語）で確認するよう案内されています。

イベント詳細ページ：https://mikuexpo.com/asia2025/events.html

デジタルガイドブックと公式情報の参照先

発表と同時に、サブイベント情報等をまとめた無料のデジタルガイドブックが公開されました。PDF形式のガイドブックでは各公演都市をモチーフにしたサブビジュアル、現地のご当地グッズ紹介、MIKU EXPOスタッフによる4コマ漫画、クロスワードといったコンテンツが掲載されています。日本からも閲覧可能です。

デジタルガイドブック（PDF）：https://mikuexpo.com/asia2025/images/asia2025_guidebook.pdf

公式WEBサイト（英語のみ）：https://mikuexpo.com/asia2025/

公式X（旧Twitter、英語のみ）：https://x.com/mikuexpo

問い合わせ先とクリプトン・フューチャー・メディア概要

本ツアーおよび関連企画に関する問い合わせは、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社の国際ビジネスチーム宛にメールで行うことが案内されています。さらに、本章では会社の沿革、事業内容、関連する過去の実績や今後の国内外イベント予定についての記載をまとめています。

以下に問い合わせ情報と会社概要、参考情報を明確に示します。

問い合わせ先

問い合わせ先はプレスリリースに明記されている通りです。国際ビジネスチーム宛のメールアドレスが案内されています。

問い合わせ先（国際ビジネスチーム）

E-mail：intlbiz@crypton.co.jp

クリプトン社の概要と関連情報

会社概要はプレスリリースの内容を踏襲します。代表者、所在地、設立年および事業の概略が記載されています。

会社名

クリプトン・フューチャー・メディア株式会社

代表者

代表取締役 伊藤博之

所在地

〒060-0003 北海道札幌市中央区北3条西4丁目1-1 日本生命札幌ビル11F

設立

1995年7月

事業の概略

音の商社としての出発以来、歌声合成ソフト『初音ミク』（2007年8月31日開発）をはじめ、音声技術開発、音楽配信プラットフォームの開発・運営、キャラクターライセンス事業、ライブ・イベント制作事業、地域プロジェクトなど多岐にわたる事業を展開。

公式コーポレートサイト

https://www.crypton.co.jp/

プレスリリースには、初音ミクのこれまでの国際的な活動実績として、レディー・ガガの2014年北米ツアーでのオープニングアクト起用、2024年のコーチェラ出演、シリーズの海外ツアー実績や国内イベント『初音ミク「マジカルミライ」』の動員実績（2013年から13年間で累計58万人以上）などが挙げられています。

また、2025年12月に上海で開催予定のライブイベント「MIKU WITH YOU（未来有你） 2025」や、国内で2026年に開催予定の『初音ミク「マジカルミライ」』について（OSAKA、TOKYO、HAMAMATSUの3都市で開催）が示されています。さらに、クリプトンによるサウンドコンテンツのライセンス販売は3,000万件以上に上ると明記されています。

要点の整理（表形式）

以下の表は、本記事で取り上げた発表内容を項目ごとに整理したものです。ツアー日程、テーマ・楽曲情報、サブイベント、入手可能なデジタル資料、問い合わせ先や公式リンクを網羅的にまとめています。

以上がプレスリリースに基づく発表内容の要約と整理です。発表文には追加の画像ダウンロードや関連リンクが含まれており、詳細は公式WEBサイトおよび公開されたデジタルガイドブックを参照してください。