10月16日開店|武蔵小山に日本茶カフェ「ユノミカフェ」誕生
ベストカレンダー編集部
2025年10月12日 05:52
ユノミカフェ開店
開催期間:10月16日〜10月24日
ハワイ発想で考えた「日本茶のこれから」─ユノミカフェが武蔵小山にオープン
東京を拠点に1,000種類以上の日本茶を世界90カ国以上へ届けてきた株式会社ユノミライフが、Yunomi.life Tea Cafe & Studio(通称:ユノミカフェ)を2025年10月16日にグランドオープンします。ソフトローンチはこの夏に行われ、プレス発表は2025年10月12日01:13に配信されました。
設立の背景には、来日客からの「街中で日本茶が気軽に楽しめない」という声と、国内の茶離れや生産者の厳しい現状への危機感があります。ハワイ出身の創業者イアン・チュン氏が考える、海外視点を取り入れた新しい茶文化の提示が、本カフェの核となっています。
ユノミライフの歩みと目的
株式会社ユノミライフは2012年にイアン・チュン氏が『株式会社マッチャラテメディア』として始めた事業に端を発します。抹茶ラテをきっかけに、日本の茶生産者と世界の消費者をつなぐマーケットプレイスへと成長しました。
過去12年間で90か国以上へ商品を届け、小規模生産者や家族経営の茶農家が海外市場へ進出する支援を続けてきた点が特徴です。ユノミカフェはその取り組みを実空間で体現し、愛好家からプロ志向の方まで学びと体験を提供する場となります。
メニューの特徴と具体的な提供例
ユノミカフェでは、伝統的な日本茶の提供に加えて、海外の嗜好や現代のライフスタイルに合わせたクリエイティブなメニューを用意します。店内で使用する茶葉や茶器は店舗およびオンラインショップで購入可能で、レシピ公開も予定されています。
プレオープン期間に人気だったメニュー例や、グランドオープン時に注目すべき品目を以下に挙げます。
- ナーパリ抹茶ラテ(Na Pali Matcha Latte):カウアイ島のナーパリ海岸をイメージし、抹茶と焙じ茶チャイ、ブルーシトラスのシロップで構成されたオリジナルドリンク。
- ローズ煎茶ソーダ:島根県・奥出雲薔薇園の食用薔薇を使用したシロップと炭酸、甘みの多い煎茶の組み合わせ。見栄えを重視した新しい楽しみ方。
- 山椒焙じ茶(Sansho Hojicha):山椒のスパイスと焙じ茶の融合による、刺激と癒しを同時に感じられる一杯。
- 季節のお茶(Seasonal Teas):四季に合わせた限定メニューを順次展開。
さらに、フレーバーラテやローズ煎茶ソーダ、焙じ茶チャイを用いたコーラなどの創造的なドリンクがプレオープンで好評を得ました。これらは、伝統と遊び心を両立させたラインナップです。
メニュー提供の意図と販売連携
カフェで提供する茶葉や茶器は、ユノミライフのオンラインおよび店頭で購入可能です。来店者が自宅でも同じ体験を再現できるよう、メニューとレシピの公開を予定しています。
将来的にはカフェ開業を目指す人向けに、実践的なノウハウ提供や学びの場としての役割も担う計画です。メニュー開発は、訪日客のニーズと国内の食文化の変化を踏まえて行われています。
建物構成と学びのための設備
ユノミカフェは店舗(1階)にとどまらず、2階と3階を活用した多層的な施設構成が特徴です。飲食の提供と並行して販売・展示・学びの機能を併設することで、体験と購入をシームレスに結びつけます。
各フロアの役割は以下のとおりです。
- 1階
- カフェスペース。伝統的な日本茶と創作ドリンクの提供、軽食や季節メニューの提供。
- 2階(Yunomi.Gallery)
- 茶器に焦点を当てたギャラリー。厳選された陶器、道具、茶のアクセサリーを展示・販売します。
- 3階(Yunomi.Studio)
- ティーライブラリー兼試飲スペース。豊富な茶葉コレクションを自由に閲覧・試飲でき、学びのためのレッスンも実施。陶芸家Emuiの抹茶碗『霞石』などの展示もあります。
3階ではイアン社長によるレッスンも予定されており、ワークショップやイベントを通して日本茶の知識を深める仕組みが整えられています。
ワークショップと定期イベント
定期的に開催されるワークショップは、初心者向けの基礎講座からプロを目指す方向けの実践講座まで幅広く用意されています。内容は、茶葉の淹れ方、茶器の選び方、ペアリング、店舗運営ノウハウなど多岐にわたります。
ワークショップやイベントは順次開催予定で、詳細・予約は公式スタジオページ(https://yunomi.life/studio)で案内されます。参加予約に関する問い合わせはメール(cafe@yunomi.life)へ送ることができます。
グランドオープン週間の予定と来店案内
グランドオープンは2025年10月16日で、10月16日から24日まではグランドオープン週間として特別イベントが行われます。オープン週の詳細は以下のとおりです。
- 2025年10月16日(木)から10月24日(金)まで:毎営業日に注文したお客さまの中から一人に『濃い抹茶バウムクーヘン』(税込2200円)が当たる抽選を実施。来店者全員にお茶のサンプル配布予定。
- 2025年10月17日(金)11:00〜:八女茶試飲会(参加費3,000円、予約は yamechayunomi.peatix.com )
- 2025年10月17日(金)夜:バー営業を実施(日本茶カクテルやドリンクとペアリングの提供)
- 2025年10月18日(土):特別営業(通常は週末休業のため、この日は特別開店)
- 2025年10月21日(火)と10月28日(火)10:30〜:八女茶を楽しむ煎茶道体験会(参加費5,000円、予約は yunomisenchado.peatix.com )
通常営業時間は平日(祝日を除く)13:00〜18:00ですが、営業日・営業時間は変更となる場合があります。アクセスは東急目黒線・武蔵小山駅から徒歩5分、住所は〒142-0062 東京都品川区小山2-7-21です。
プレスや業務に関するお問い合わせはメール(cafe@yunomi.life)へ。ワークショップ・イベントの詳細と予約は公式ページ(https://yunomi.life/studio)で随時案内されます。
社会的意義と事業上の狙い
ユノミカフェは来日客に本物の日本茶体験を提供する拠点であると同時に、国内の茶需要減少や生産者の経営課題に対して新しい価値を提案する試みでもあります。海外の視点や創造的な商品開発を通じて、茶産業の活性化と小規模生産者の市場拡大を目指します。
販売・教育・展示を一体化することで、消費者の理解を深め、実際の購入や事業化支援へとつなげる仕組みを構築しています。
要点まとめ
以下の表に本記事で紹介した主要項目を整理します。オープン日、所在地、営業時間、主なメニュー、イベント情報、予約リンク、問い合わせ先などを網羅しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施設名 | Yunomi.life Tea Cafe & Studio(ユノミカフェ) |
| グランドオープン日 | 2025年10月16日 |
| プレス発表日 | 2025年10月12日 01:13 |
| 住所 | 〒142-0062 東京都品川区小山2-7-21 |
| 最寄り駅 | 東急目黒線・武蔵小山駅 徒歩5分 |
| 通常営業時間 | 平日(祝日除く)13:00〜18:00(変更の可能性あり) |
| 主なメニュー | ナーパリ抹茶ラテ、ローズ煎茶ソーダ、山椒焙じ茶、季節のお茶、フレーバーラテ等 |
| グランドオープン週間 | 2025/10/16〜10/24:来店抽選やサンプル配布。10/17 八女茶試飲会(¥3000)。10/17 夜 バー営業。10/18 特別営業。10/21・10/28 煎茶道体験(¥5000)。 |
| 予約・詳細 | https://yunomi.life/studio 、yamechayunomi.peatix.com 、yunomisenchado.peatix.com |
| 問い合わせ | メール cafe@yunomi.life |
| 運営会社 | 株式会社ユノミライフ(創業2012年、創業者:イアン・チュン) |
| 事業の特徴 | 1,000種類以上の茶を世界90カ国以上へ配送。小規模生産者の支援と日本茶文化の普及。 |
上記の通り、ユノミカフェは伝統と革新を掛け合わせた場として、学び、購入、体験を一体化した施設です。今後のワークショップやイベント情報は公式サイトで順次案内される予定で、茶葉や茶器は店頭とオンラインで入手できます。
参考リンク: