2/13開始|MBSR講師向けMBCT5日間集中研修の申込案内

MBCT講師5日間集中研修

開催期間:2月13日〜3月8日

MBCT講師5日間集中研修
誰が受けられるの?
MBSR講師トレーニングを修了した人、もしくは既にMBCT講師養成を受けて学び直したい人が対象。受講にはMBSR修了などの前提知識が必要で、詳細は申込ページで確認。
日程や形式はどうなってるの?
5日間の短期集中で3モジュールに分かれて実施。モジュール1:2026/02/13〜15、モジュール2:02/28〜03/01、モジュール3:03/08。会場形式や受講料は申込ページ参照。

うつの再発予防に特化したMBCT講師養成がMBSR講師向けに5日間集中で登場

うつの再発予防として実証されているマインドフルネス認知療法(MBCT)の講師養成トレーニングが、MBSR(マインドフルネスストレス低減法)講師向けに5日間の集中フォーマットで提供されます。今回の案内はKuu株式会社によるプレスリリース(発表日時:2025年10月12日 13時40分)に基づくもので、受付開始の告知と詳細な日程が示されています。

MBCTは、マインドフルネスと認知療法を組み合わせたプログラムであり、うつの再発予防を目的として開発されました。海外の研究では抗うつ薬と同等の効果が示唆されている報告があり、イギリスの国家機関においてもうつの再発予防における優先的手法として位置付けられているほか、講師育成のための予算が毎年計上されるようなプログラムです。

トレーニングの目的と内容──5日間集中フォーマットの特徴

今回提供されるトレーニングは、MBSRの講師トレーニングを修了した受講者を対象に、MBCTを講義・ワークショップとして指導できる水準に到達することを目的とした集中トレーニングです。短期間にまとまった学習と実践を行うことで、既にMBSRで培ったマインドフルネスの基礎をMBCTの形で応用するスキルを重点的に習得する設計になっています。

トレーニング内容は、MBCTの理論的背景(認知療法とマインドフルネスの統合)、講師としてのファシリテーション技術、実習を通じた指導演習、ケース検討などが含まれることが想定されます。短期集中型であるため、受講者には事前にMBSR修了などの前提知識があることが求められます。

MBCTの科学的背景と導入状況

MBCTは8週間コースとして広く実施され、研究によってうつの再発予防効果が検討されています。いくつかの海外研究では薬物療法に匹敵する効果が示されており、医療機関での導入や公的機関による推奨が行われている国もあります。

こうした背景から、講師の質を確保し、適切にプログラムを運営するための講師養成は重要視されています。今回のMBSR向けアドオン(5日間トレーニング)は、既存のMBSRトレーニング済み講師がMBCTを教えられるようになるための体系化された機会と位置づけられます。

日程と構成の詳細

本トレーニングは5日間の集中フォーマットとして、3つのモジュールに分けて実施されます。モジュールごとに集合日程が設けられ、合計で5日分の学習・実践が行われます。

モジュールの日程は以下の通りです。詳細や申込方法については、主催者の案内ページに掲載されています。

  • モジュール1:2026年2月13日(金)〜2月15日(日)
  • モジュール2:2026年2月28日(土)〜3月1日(日)
  • モジュール3:2026年3月8日(日)

各モジュールは理論講義、実践(瞑想・ガイド練習)、指導演習、フィードバックを組み合わせて構成されることが想定されます。集中形式のため、出席と参加実習の比重が高い点は受講者にとって重要な確認事項です。

申し込みと案内ページ

参加申込や詳細なプログラム内容、受講料、会場(オンラインか対面か等の形式)については、主催者の公式ページにて案内されています。最新の情報や具体的条件は以下のリンクで確認してください。

https://www.mindfulness-japan.org/open/mbct-tt-addon-for-mbsr-2026/

受講対象・関連トレーニングと運営組織

今回のトレーニングの受講対象は明確に定められており、以下のいずれかに該当する方が対象となります。

対象者
  • MBSR(マインドフルネスストレス低減法)講師トレーニングを受講済みの方
  • 既にMBCT講師トレーニングを修了しており、再学習(学び直し)を希望する方

また、MBSR講師養成トレーニング自体も継続的に開催されており、次回は2025年11月開講予定の第6期が案内されています。MBSRはストレス緩和や痛みへの効果が示されており、医療機関での導入例もあるプログラムです。

関連プログラムとして、主催者(International Mindfulness Center JAPAN)が案内している各種8週間やその他のトレーニングには以下が含まれます。これらはいずれも詳細が主催者ページに掲載されています。

  • MBSR(マインドフルネスストレス低減法)8週間
  • MBCT for Depression(うつのためのMBCT)8週間
  • MBCT for Life(人生のためのMBCT)8週間
  • MBCL(マインドフルネスに基づくコンパッション)8週間
  • BW-P(痛みのためのマインドフルネス)8週間
  • Deeper Mindfulness(反応しない練習)9週間
  • MB-EAT(マインドフル・イーティング)
  • トラウマ・センシティブ・マインドフルネス 13ヶ月間トレーニングコース

運営と提携

運営はInternational Mindfulness Center JAPAN(IMCJ)が行います。IMCJは代表:井上清子のもと、日本におけるマインドフルネス普及を目的に設立され、学術関係者、医療関係者、マインドフルネス講師らの相互交流の場を提供しています。

IMCJはヨーロッパでマインドフルネス研究の歴史があるドイツのthe Institute of Mindfulness-Based Approaches(IMA)と提携しており、MBSR、MBCT、MBCLといった8週間コースやMBSR講師養成講座を開講してきました。2025年10月時点で1期〜4期が終了し、5期が開講中であることが示されています。

プログラム詳細の整理と申込リンク

ここまでに示した情報を整理すると、対象、日程、運営、関連コース、申し込み先が明確になります。下表は本トレーニングの主要項目をまとめたものです。

項目 内容
プログラム名 うつ再発予防のためのマインドフルネス認知療法(MBCT)5日間講師養成トレーニング(MBSR講師向け)
発表元 Kuu株式会社(プレスリリース発表日時:2025年10月12日 13時40分)
主催・運営 International Mindfulness Center JAPAN(IMCJ)/提携:the Institute of Mindfulness-Based Approaches(IMA)
対象者 MBSR講師トレーニング受講済みの方、またはMBCT講師トレーニングの再学習希望者
日程(モジュール別) モジュール1:2026年2月13日〜2月15日、モジュール2:2026年2月28日〜3月1日、モジュール3:2026年3月8日
形式 5日間の集中フォーマット(モジュール分割)/詳細は申込ページ参照
関連情報 MBSR講師養成第6期(2025年11月開講予定)ほか多数の8週間プログラムあり
申込・詳細ページ https://www.mindfulness-japan.org/open/mbct-tt-addon-for-mbsr-2026/

上表は本トレーニングに関する主要情報を整理したものである。申込手続きや受講料、会場形式(オンライン/対面)などの具体的条件は主催者の案内ページで確認する必要がある。MBCTやMBSRに関する基礎知識や、他の関連プログラムの案内も同サイトに掲載されているため、受講を検討する際はあわせて参照することが推奨される。

参考リンク: