10月26日開催　U-18ものづくりEXPO 2025の見どころ

関西の若いものづくりが一堂に――「U-18ものづくりEXPO 2025」開催の意義

学校法人追手門学院が発表したプレスリリースによれば、ものづくりに熱中する関西圏の小学生から高校生までが作品を持ち寄り発表するイベント「U-18ものづくりEXPO 2025」が、2025年10月26日（日）に追手門学院大学茨木総持寺キャンパスで開催されます。プレスリリースは2025年10月16日13時00分に配信されました。

このイベントは昨年に続く2回目の開催で、学校や企業、団体の枠を超えてSTEAM教育の普及と発展を目的としています。追手門ロボットチャレンジプロジェクトが主催し、ものづくりを通じて子どもたちと大人が交流する場を提供するための取り組みです。学長の真銅正宏氏のもと、大学キャンパスを会場として外部の教育団体や企業とも連携した実践的な場になっています。

主催・共催と関係者の役割

主催は追手門ロボットチャレンジプロジェクト（代表：福田哲也・追手門学院大学特任准教授）。共催に明日のロボット教育を考える会が名を連ね、教育関係者や企業の技術者が協力してイベント運営や審査、アドバイスを行います。

教育・技術面での支援体制として、追手門学院大学 理工学部の教員が審査員や進行アシスタントを務めます。具体的には理工学部 学部長の佐藤宏介教授（情報工学科）と駒谷昇一教授（情報工学科）が審査員に名を連ね、理工学部の学生が進行補助を行います。また、日本技術士会近畿支部やゲームプログラマーの参加により、次世代のクリエイターに対して専門的な視点からの助言や評価が行われます。

出展者と作品の特徴：年齢・ジャンル・テーマ

出展は、追手門学院の2つの中・高等学校に加え、関西の学校や民間のプログラミング教室などに所属する小学1年生から高校3年生までのチームや個人が対象です。参加予定は約30組、総勢約100名で、学年や所属形態を越えて多様な作品が集まります。

今年の出展作品の共通テーマは「誰かを笑顔にする、幸せにする」。このテーマに則して、子どもたちが自由な発想で作ったロボット、電子工作、ゲーム、プログラミング作品、オリジナルグッズなどがブース形式で展示されます。来場した技術者が各ブースを回り直接フィードバックを行う形式で、発表と学びの両面が重視されます。

• 参加対象：小学1年生〜高校3年生（個人およびチーム）
• 参加予定数：約30組、計約100人
• 出展ジャンル：ロボット、電子工作、ゲーム、プログラミング、グッズ等
• 出展テーマ：「誰かを笑顔にする、幸せにする」

技術者と審査体制：現場の視点からの指導

大学教員や企業のエンジニアなど第一線で活躍する12名の技術者が各ブースを巡回し、実践的な助言を提供します。これにより参加者は単なる発表にとどまらず、新しい視点や専門的な知見を受け取ることができる設計になっています。

審査員としては、追手門学院大学 理工学部 学部長の佐藤宏介教授（情報工学科）と駒谷昇一教授（情報工学科）が中心的な評価を担います。理工学部の学生は運営や進行のアシストを行い、運営側と参加者の架け橋として機能します。加えて、日本技術士会近畿支部およびゲームプログラマーらも参加し、専門分野からの評価と応援が行われます。

開催日時・会場・当日の流れ

開催日時は2025年10月26日（日）10:00〜16:30。会場は追手門学院大学茨木総持寺キャンパス Academic Ark 1階 WILホール（大阪府茨木市太田東芝町1-1）にて行われます。会場は大学キャンパス内の専用ホールを想定しており、作品展示と発表に適したレイアウトが用意されます。

当日の主要なタイムラインは以下のとおりです。出展者の準備時間から開会、発表、表彰・閉会まで一連の流れが計画されています。

開場開始と発表開始の間に準備時間が確保されているため、展示搬入や最終動作確認の時間が設けられています。表彰式は午後遅くに設定され、参加者への評価と称賛を形式的に行う場が用意されています。

参加組織・支援・関連情報の整理とまとめ

主催・共催・協力の枠組み、参加者の属性、当日の運営体制など、今回のEXPOに関する情報を一覧化して整理します。実施主体や関係する教育・技術団体の役割、会場情報、タイムスケジュールまで一目で確認できるようにまとめています。

以下の表は本記事で触れた主要項目を簡潔に整理したものです。イベントの基本情報、参加対象、主催体制、審査・支援の要点を網羅しています。

以上がプレスリリースに基づく「U-18ものづくりEXPO 2025」の詳細な整理です。開催に関する公式情報や最新の案内は追手門学院の公式サイト（上記リンク）で確認できます。イベントは出展者の自主性と技術者らの支援を組み合わせた構成となっており、参加する小中高生にとって発表と学びの重要な機会となることが示されています。