吉野家×ばり嗎が初コラボ　濃厚とんこつ醤油牛鍋膳登場

吉野家と広島発ラーメンブランド「ばり嗎」が初めてタッグを組んだ鍋メニュー

吉野家ホールディングスは2025年10月16日11時に発表し、グループ会社である株式会社ウィズリンクが展開する広島発ラーメンブランド「ばり嗎」との初のコラボレーション商品を、10月17日（金）11時から全国の吉野家店舗（一部店舗を除く）で販売開始します。今回のコラボは、吉野家の冬の定番である鍋メニューをラーメンブランドのスープと融合させた試みです。

発表文では、発売日時の明示に加え、販売形態や価格、テイクアウト対応、飯の増量・おかわりの可否など具体的な提供条件が示されています。商品はいずれも本体価格が818円で、店内飲食税込価格は899円、テイクアウト税込価格は883円と統一された設定です。

販売開始日時・対象店舗についての詳細

販売は2025年10月17日（金）11時から開始されます。対象は全国の吉野家店舗ですが、一部店舗は販売対象外となるため来店前に最寄り店の状況を確認することが推奨されます。

商品は店内での提供とテイクアウトの両方に対応しており、いずれもご飯の増量およびおかわりが無料で提供されます。販売開始日時と価格は公式発表に基づく情報です。

価格と提供形態の内訳

価格は本体価格と税込価格の両方が明記されています。以下は該当商品の価格表です。

• 本体価格：818円（いずれの鍋商品も同額）
• 店内飲食 税込価格：899円
• テイクアウト 税込価格：883円

テイクアウトにも対応しており、店内・持ち帰りいずれでも同一の本体価格での提供となります。ご飯の増量・おかわりが無料である点も両商品共通です。

ばり嗎監修 とんこつ醤油牛鍋膳：スープ設計と具材の構成

新商品は『ばり嗎監修とんこつ醤油牛鍋膳』と命名され、ばり嗎の看板メニューである「最強トロ炊きとんこつ鶏ガラ醤油らーめん」のスープをベースにした濃厚なたれを用いた牛鍋として仕立てられています。豚骨と鶏ガラをじっくり炊き上げ、醤油のコクを重ねた濃厚でクリーミーな味わいが特徴です。

鍋の具材は大判の牛肉を中心に、白菜、ねぎ、豆苗、人参、絹豆腐、きしめんが入り、ラーメンの要素を取り入れつつ鍋としての満足感を高める構成になっています。セットにはご飯と漬物が付属します。

スープ・にんにくだれの特長

スープは豚骨と鶏ガラの合わせ出汁に醤油のコクを重ねたもので、濃厚かつクリーミーな口当たりを実現しています。ばり嗎のスープの特長である『旨みの余韻をわずかに残す仕上げ』を活かし、クセを抑えたバランスを保っています。

また、別添または混入されるたれとして、約1玉分に相当するにんにくを複合的にブレンドしたにんにくマシマシだれが用意されます。にんにくはフライドガーリック・おろしにんにく・刻みにんにくの三種を組み合わせることで、段階的な香りと食感の変化を楽しめます。ラーメン店での味変のように、途中でたれを加えて風味を変えながら食べることが推奨されています。

具材と推奨の食べ方

具材のきしめんは麺類の要素を鍋に導入する意図があり、〆の麺として鍋つゆを活用することでとんこつ醤油ラーメンに近い満足感が得られるよう設計されています。ご飯を入れて卵でとじることで雑炊としても楽しめます。

セットはご飯と漬物が付属し、にんにくだれによる味変を含めて複数の食べ方が想定されています。テイクアウトでの利用も可能で、店内での食べ方と同様に持ち帰ってからの楽しみ方も広がります。

冬の定番商品『牛すき鍋膳』の内容と今年の改良点

同時に毎年人気の『牛すき鍋膳』の販売も開始されます。こちらも本体価格818円、店内税込899円、テイクアウト税込883円で提供され、内容は大判の牛すきやき肉、白菜、ねぎ、豆苗、人参、絹豆腐、きしめんを特製すきやきのたれで煮込んだ鍋と、玉子・ご飯・漬物の御膳仕立てです。

牛すき鍋膳は具材の量やたれの配合により、牛肉のうまみを引き出す設計になっている点が強調されています。牛肉は穀物肥育にこだわったスライスを使い、なめらかな食感と深みのあるうまさを狙っています。

たれの設計とうまみ成分

たれの基礎には、うまみの三大要素と言われる原料が配合されています。昆布（グルタミン酸）、かつお節（イノシン酸）、椎茸（グアニル酸）を組み合わせることで、重層的な旨みを生み出しています。さらに牛肉由来のエキスを追加して、牛肉の風味を強化しています。

今年はこのたれに改良を加え、すっきりと上品な香りが立ちのぼる風味豊かな仕上がりとなっています。改良の結果、牛肉の旨みとたれの調和がより明確になり、鍋全体のバランスが整えられています。

栄養面と素材の特長

牛すき鍋は、成人が1日に必要とする野菜の量の約半分を摂取できる構成とされており、野菜摂取の観点からの価値もアピールされています。具材には白菜や豆苗などが豊富に使われていることが理由です。

大判にスライスした牛すきやき肉は吉野家の牛丼用牛肉と同様、穀物肥育にこだわった品質管理が行われています。これにより、食感の滑らかさと旨みの深さが確保されています。

通販商品、ウィズリンクとばり嗎の沿革・展開

吉野家公式通販ショップや各種ECモールでは、家庭で楽しめる鍋つゆの冬季限定商品が好評販売中です。ばり嗎監修の鍋つゆは家庭でとんこつ醤油の風味を再現できる商品として紹介されています。

ウィズリンクとばり嗎の情報も、今回のコラボ背景として公式発表に詳述されています。ウィズリンクは1992年に広島で生まれ、2019年に吉野家ホールディングスのグループ入りを果たしました。ばり嗎は2003年に誕生した看板ブランドで、国内外に展開しています。

吉野家公式通販での鍋つゆラインナップ

吉野家公式通販ショップおよび各ECモールでは次の家庭用鍋つゆが販売されています。内容と楽しみ方が公式に説明されています。

1. ばり嗎監修とんこつ醤油鍋つゆ（750g）：とろりとしたコクと旨みが特徴。〆に熱々のラーメンを入れるととんこつ醤油ラーメンのような満足感が得られ、ご飯を入れて卵でとじればとろとろの雑炊になると案内されています。
2. 千吉監修カレー鍋つゆ（750g）：吉野家通販で販売されているもう一つの冬季商品として紹介されています。

購入先は吉野家公式通販ショップのほか、楽天市場店、Yahoo!ショッピング店、dショッピング店が案内されています。

• 吉野家公式通販ショップ：https://e-shop.yoshinoya.com/
• 吉野家オフィシャルショップ 楽天市場店：https://www.rakuten.co.jp/yoshinoya-shop/
• 吉野家公式ショップ Yahoo！ショッピング店：https://store.shopping.yahoo.co.jp/yoshinoya-shop/
• 吉野家公式ショップ dショッピング店：https://dshopping.docomo.ne.jp/partner/yoshinoya/

ウィズリンクとばり嗎の沿革・国内外展開

株式会社ウィズリンクは本社を広島市に置き、代表取締役社長は安蒜之彦氏です。ばり嗎は『一杯一心』の理念のもと、味だけでなく接客や店内体験も重視する運営を続けています。ばり嗎の代表メニューは『最強トロ炊きとんこつ鶏ガラ醤油らーめん』で、濃厚ながらもクセの少ないバランスを特徴としています。

ばり嗎は中国・四国・関西・関東エリアをはじめ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、中国、オーストラリア、スコットランドなど海外にも店舗展開を行っており、ローカル市場での受容を進めています。吉野家グループとの連携は今回が初のラーメンブランドとのコラボレーションであり、グループの総合力を生かした商品展開の一例と位置づけられています。

要点の整理

ここまでに記載した発売日、価格、商品構成、通販情報、企業情報をまとめます。以下の表は本記事で取り上げた主要項目を整理したものです。

以上がプレスリリースに基づく新商品の概要と関連情報の整理です。販売開始日や価格、商品構成、通販に関する各種リンクは公式発表に準じていますので、購入や来店の際は店舗情報や公式通販ページを確認してください。