UGG×sacai新作、10/23先行発売の3型ブーツ＆ローファー

UGGとsacaiが提示する“ハイブリッド”としての新たなフットウェア表現

UGG（Deckers Brandsの一部）と日本のファッションブランドsacai（阿部千登勢ディレクション）が、2025年秋冬シーズンのコラボレーションコレクションを発表しました。両者にとって2度目となる本コラボレーションは、パリ・メンズ・ファッションウィークでのお披露目を経て、3型のフットウェアを中心に展開されます。プレスリリースは2025年10月17日9時00分にDeckers Japan合同会社から発信されています。

コラボレーションのテーマは、UGGのラグジュアリーな素材感とsacaiのハイブリッドな概念を融合させた「伝統に挑む革新」です。sacaiが得意とする誇張されたシルエットや歪んだフォルムを、UGGの素材であるソフトスエードとシープスキンに投影し、従来の定番フットウェアに新たな解釈を与えています。

発表日

2025年10月17日（プレスリリース発信）

発表の場

2025年秋冬パリ・メンズ・ファッションウィーク

発信元

Deckers Japan合同会社（UGG）

ラインナップの全容と素材・カラーの仕様

本コラボレーションは、UGG sacai Thigh High Boot（サイハイブーツ）、UGG sacai Loafer（ローファー）、UGG sacai Hiker（ハイカーブーツ）の3モデルで構成されます。いずれもチェスナットとブラックの2色展開で、素材にはUGGの象徴的なソフトスエードとシープスキンが用いられています。

それぞれのモデルは用途やシルエットに応じて設計されており、sacaiのデザインコードを明確に反映させつつ、UGGのクラフトマンシップとラグジュアリーな素材感を保っています。

UGG sacai Thigh High Boot（アグ サカイ サイ ハイ ブーツ）

このサイハイブーツはブラックとチェスナットで展開され、全体にソフトスエードが使われています。内側にはシープスキンのライニングを採用しており、折り返してシープスキンを見せる着用も可能です。

背面にはバックルを配し、バックルをすべて留めて着用するスタイルと、折り返して異なる表情を見せる着こなしの両方が想定されています。誇張された長さとフォルムは、ランウェイやビジュアルで強い存在感を放つデザインです。

• カラー：ブラック、チェスナット
• 主素材：ソフトスエード（アッパー）、シープスキン（ライニング）
• ディテール：背面バックル、折り返し可能なライニング

UGG sacai Loafer（アグ サカイ ローファー）

ローファーモデルは、チャンキーでありながらタイムレスなフォルムを目指してデザインされています。チェスナットとブラックの2色展開で、ソフトスエードとシープスキンを組み合わせた仕様です。

sacaiらしいハイブリッドな表現を取り入れつつ、日常使いでも存在感のある佇まいに仕上げられています。トラディショナルなローファーの要素を残しながら、厚めのソールややや誇張されたプロポーションにより新しい解釈を提示します。

1. カラー：チェスナット、ブラック
2. 主素材：ソフトスエード、シープスキンライニング
3. 特徴：チャンキーソール、タイムレスなデザインとハイブリッド感の両立

UGG sacai Hiker（アグ サカイ ハイカー）

ハイカーブーツは洗練されたシルエットを重視したデザインです。ソールの設計やアッパーのカッティングにより、フィールド感と都会的なたたずまいを両立させています。こちらもチェスナットとブラックで展開され、スエードとシープスキンを採用しています。

登山靴由来の要素を取り入れつつ、sacaiのエッジの利いたデザインで再構築され、ファッション性の高いハイブリッドブーツとして仕上げられています。

カラー

チェスナット、ブラック

素材

ソフトスエード（アッパー）、シープスキン（ライニング）

デザインのポイント

ハイカットのシルエット、洗練されたプロポーション、ハイカー由来の要素を再解釈

ビジュアルキャンペーンと制作クレジット

本コレクションのキャンペーンは「ファッションと自然の対比」をテーマに制作されました。sacaiのランウェイから舞台を移し、岩場の風景を背景にモデルたちがコラボフットウェアとsacai 2025年秋冬コレクションのルックを纏っています。撮影によって都会的要素と自然の厳しさを対置させることで、プロダクトの素材とシルエットの持つ強度とテクスチャーが際立つ構成です。

ビジュアル制作に関するクレジットは以下の通りです。写真・映像はTanya & Zenya Posternakが担当し、画像は指定のリンクで閲覧可能です。ブランドとクリエイターの視点が反映された演出によって、コラボレーションのコンセプトが視覚的に伝わる表現となっています。

• Photo & Video クレジット: Tanya & Zenya Posternak
• 画像リンク: https://xgf.nu/sfCLx

発売スケジュール、販売店舗、企業情報と問い合わせ先

日本での発売は段階的に行われます。sacai公式オンラインストアでの先行発売が2025年10月23日（木）に始まり、その翌日2025年10月24日（金）からはUGG® Tokyo Flagship Store、UGG公式サイト（https://bit.ly/48wqx1Y）、およびsacai直営店にて販売が開始されます。プレスリリースには特定の価格情報は記載されていませんが、販売店舗と日程が明確に提示されています。

問い合わせ先やブランドの公式情報もプレスリリース内で公開されています。UGGに関する背景情報、またsacaiのブランドコンセプトについての説明も付記されており、両ブランドの沿革とデザイン哲学を確認することができます。

UGGについて

UGGは1978年にカリフォルニアの海岸でオーストラリアのサーファーにより設立され、クラシックブーツで知られるグローバルライフスタイルブランドです。映画やセレブリティ、ファッションエディターを通じて広まり、現在はフットウェア、アパレル、ファッション小物、ホームウェアを手掛けています。

公式サイトやソーシャルメディアでの情報発信も行っており、UGG日本公式はhttps://www.ugg.com/jp/ および @UGGJAPAN（ハッシュタグ #FeelsLikeUGG）で詳細を確認できます。プレスリリースでは年間売上高が20億ドルを超えるという数値も紹介されています。

sacaiについて

sacaiは1999年にデザイナー兼クリエイティブディレクターの阿部千登勢が東京で設立したブランドで、対照的なファブリックの並置やパターンの再解釈によるハイブリッド化のアイデアで知られています。基本的でクラシックなアイテムのレンダリングや変形を通じて独自のエレガンスを生むことを重視しています。

阿部千登勢のデザインはしばしば女性らしさの観点から論じられますが、ブランドの目的は時代を超越した革新的な服を作ることであり、日常生活や周囲の環境の機能に影響を受ける点が特徴です。

本記事の要点まとめ

以下の表は、本プレスリリースで示された主要な情報を整理したものです。発売日、モデル、素材、カラー、販売チャネル、コンタクト情報などを網羅しています。続く文章で表の内容を補足し、記事を締めます。

本コラボレーションは、UGGの素材とクラフトマンシップにsacaiのハイブリッドなデザイン哲学を掛け合わせたもので、サイハイブーツ、ローファー、ハイカーブーツの3型を通じてその思想が具体化されています。素材の選定、カラーリング、ディテール設計、ビジュアルキャンペーン、そして日本国内での販売スケジュールや問い合わせ先まで、プレスリリースに含まれている情報は以上の通りです。