11/12~幕張メッセ出展 aiESGがESG分析デモを公開
ベストカレンダー編集部
2025年10月17日 10:38
aiESG出展@幕張メッセ
開催期間:11月12日〜11月14日
幕張メッセで「環境に良い素材」を実体験できるブースを出展
株式会社aiESG(アイエスジー、本社:福岡市博多区、代表取締役:馬奈木 俊介)は、2025年11月12日(水)から14日(金)まで幕張メッセで開催される「高機能素材Week 東京展」内の「サステナブル マテリアル展」に出展します。プレスリリースは2025年10月17日 10時00分20B-6です。
本出展は「環境に良い素材」をテーマとするサステナブル マテリアル展の趣旨に合わせ、aiESGの最先端AI技術と九州大学の研究実績を融合した分析を、来場者がその場で体験できる限定のデモ体験コーナーを設ける点が特徴です。展示の目的は、新素材開発やサプライチェーンの評価、企業のサステナビリティ指標の可視化を通じて、企業のESG対応の実効性を高めることにあります。
aiESGが展示で紹介するESGソリューションの全容
aiESGは、国際機関との共同研究や報告書作成といった実績を背景に、サプライチェーンを遡及した中立で信頼性の高いESG分析・評価手法を提供しています。企業向けに提供する代表的なプロダクトとしては、クラウドサービス「aiESG Flow」を含む各種分析ツールやコンサルティングがあります。
展示会では特に以下のESG関連ソリューションを紹介します。各項目は展示ブースのデモで具体的な画面を見ながら、データサイエンティストが手法や結果の解釈を解説します。
- 新製品・新技術のESGスコアの測定:新製品や新技術の開発段階において、他社製品や従来品と比べサステナビリティ上どの程度のリスクや機会を持つかを定量化します。プロダクト開発の意思決定や投資判断に用いることができます。
- サプライチェーンの潜在リスク可視化:原材料調達から製造、流通、販売に至るプロセス全体における環境リスク、人権リスク、ガバナンス上の課題を可視化します。調達先ごとの影響やボトルネックの特定が可能です。
- ウェルビーイング指標分析:製品・サービスが従業員や顧客の心身の健康や幸福(Well-being)に与える影響を評価するサービスです。社員の健康管理や製品価値向上の観点で利用できます。
- 新国富指標分析:GDPだけでは捉えきれない長期的価値や持続可能性を評価する指標の分析です。自然資本、人的資本、人工資本といった資本のストックを多角的に評価します。
- 人工衛星画像を用いた人口動態・森林・経済分析:過去・現在の人工衛星画像を用いて自然資本や人工資本を客観的に評価し、2050年までを見据えた将来シナリオの定量予測を行います。人口変動、森林減少、経済変化を時系列で解析することができます。
用語と評価の構成要素の説明
aiESGの新国富指標分析で用いる主要な資本概念は、評価対象の持続可能性や長期価値を多面的に把握するために整理されています。ここでは各資本の定義と評価の観点を示します。
下記は展示でのデモ説明でも用いられる定義で、事業者がどの資本にどの程度依存しているかを明確にするための指標解説です。
- 人工資本
- 道路や建物、機械設備といった有形のインフラや資産。維持管理コストや耐用年数、更新頻度などを勘案して資本ストックを評価します。
- 人的資本
- 従業員の教育レベル、技能、健康といった無形の価値。人的資本は生産性や企業のイノベーション能力に直結する要素として評価されます。
- 自然資本
- 森林、水資源、鉱物資源などの自然由来の資源。採取や利用が将来の資本ストックに与える影響を考慮して評価します。
ブース体験の内容と来場者向け案内
サステナブル マテリアル展限定のデモ体験コーナーでは、来場者が実際にaiESGの分析画面を操作しながら、データサイエンティストによる解説を受けることができます。デモは具体的な原材料や製品事例を用いて、製品ごとのサステナ度(サステナビリティの指標)を示します。
体験は単なるデモにとどまらず、分析手法の背景、データの根拠、結果の活用方法まで詳細に説明されます。分析結果は企業のサステナビリティレポートやTNFD、統合報告書等に活用可能な信頼性の高いデータを提供することを想定しています。
- 対象となる企業像:新素材開発を進める企業、サプライチェーン全体のサステナビリティ評価を検討する企業、報告書や公開資料に信頼性の高いデータを組み込みたい企業、ステークホルダー向けの環境・人権関連データが必要な企業。
- 予約について:体験枠に限りがあるため、事前予約を推奨しています。当日はデータサイエンティストが分析・評価手法を説明します。
来場手続きと関連リンク
来場には展示会側の来場者バッジの取得が必要です。商談やデモ体験を確実に行いたい場合は、事前に商談・デモ体験の予約を行うと確実です。会期中はブースでのデモのほか、相談受付や詳細説明を行います。
展示会の詳細は主催者のページをご参照ください。aiESGの企業情報や当日の出展内容の詳細は、会社のウェブサイトでも確認できます。
- 高機能素材Week 東京展(展示会情報): https://www.material-expo.jp/tokyo/ja-jp.html#/
- aiESG コーポレートサイト: https://aiesg.co.jp/
会社概要と出展情報の整理
aiESGは九州大学発のスタートアップで、製品・サービスレベルのESG分析を通して持続可能な社会の実現を目指しています。国際的・学術的な研究成果をベースに、サプライチェーン全体を遡及する評価プラットフォームを提供しており、ESG評価の自走化を支援するクラウドサービスやコンサルティングを行っています。
以下に、本記事で触れた出展に関する主要事項と会社概要を表形式で整理します。表は展示日時や会場、主なサービス、会社の基本情報を一目で確認できるように構成しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プレス発表日時 | 2025年10月17日 10時00分 |
| 出展イベント | 高機能素材Week 東京展(サステナブル マテリアル展) |
| 会期 | 2025年11月12日(水)~11月14日(金) |
| 会場 | 幕張メッセ |
| aiESGブース | 20B-6 |
| 主催 | RX Japan株式会社 |
| 出展内容(主なソリューション) | 新製品・新技術のESGスコア測定、サプライチェーンの潜在リスク可視化、ウェルビーイング指標分析、新国富指標分析、人工衛星画像を使用した人口動態・森林・経済分析、aiESG Flowクラウドサービス |
| デモ体験 | サステナブル マテリアル展限定デモ。データサイエンティストによる手法解説あり。事前予約推奨。 |
| 会社名 | 株式会社aiESG |
| 所在地 | 福岡市博多区博多駅前 1-15-20 NMF博多駅前ビル 2階 |
| 代表取締役社長 | 馬奈木 俊介 |
| 設立 | 2022年7月 |
| 公式サイト | https://aiesg.co.jp/ |
この記事は、aiESGが発表したプレスリリースの内容に基づき、出展内容、提供ソリューション、来場案内および会社概要を整理して伝えることを目的としています。展示会の詳細や商談、デモの予約方法については上記の展示会公式ページおよびaiESGの公式サイトを参照してください。
参考リンク: