11/12開幕|集英社マンガアートヘリテージ展が大丸京都に

集英社マンガアート展

開催期間:11月12日〜11月25日

集英社マンガアート展
開催期間はいつ?
2025年11月12日〜11月25日に大丸京都店1階の特設スペースで開催。開店は10:00〜20:00。ACK本会期(11/14〜16)と連動し、市内4カ所のサテライト展示や京都アンプリチュードでの関連展示も行われます。アクセスは阪急烏丸駅徒歩1分、地下鉄四条駅徒歩2分です。
展示作品ってその場で買えるの?
はい。展示作品は約24点、ストック作品は約14点が販売対象です。ストック作品は一組ごとの順番制での閲覧となり、混雑状況によっては案内・購入に制約が出ることがあるため、在庫や観覧方法は事前にサポートフォームで確認することをおすすめします。

集英社マンガアートヘリテージ、京都で国内初のアートフェア参加を実施

集英社マンガアートヘリテージ、大丸京都店で『ONE PIECE』『BLEACH』『ベルサイユのばら』『マジンガーZ』などの作品を展示販売 画像 2

プロジェクトの成り立ちと海外での実績

集英社マンガアートヘリテージは、マンガをアートとして次世代に継承することをビジョンに掲げ、2021年に始動したプロジェクトです。これまでにニューヨーク、ロサンゼルス、マイアミのアートフェアに参加し、2025年9月にはサンフランシスコのデ・ヤング美術館で開催された「Art of Manga」展に招聘されるなど、国際的な評価を得てきました。

2025年11月、同プロジェクトは日本国内で開催されるアートフェアへの初参加として、京都で開催されるACK(Art Collaboration Kyoto) 2025に出展します。ACK本会場への参加に加え、京都市内4カ所でのサテライト展示も予定されています。

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ACK参加と連動する取り組み

ACK本会期は2025年11月14日〜16日であり、集英社マンガアートヘリテージはこれと連動した展示・販売を行います。大丸京都店での展示はACKと同時期に行われるため、フェア来場者以外にも広く公開されるスケジュール構成です。

国内でのアートフェア参加は今回が初めてである点が強調されており、これまでの海外での取り組みの成果を反映した展示構成が期待されています。

集英社マンガアートヘリテージ、大丸京都店で『ONE PIECE』『BLEACH』『ベルサイユのばら』『マジンガーZ』などの作品を展示販売 画像 4

大丸京都店での展示販売──出品作品と制作技術の詳細

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出品作品一覧と展示形式

会場となる大丸京都店1階案内所前特設スペースでは、尾田栄一郎『ONE PIECE』、久保帯人『BLEACH』、池田理代子『ベルサイユのばら』、永井豪『マジンガーZ』などの既発表作品と新作を展示販売します。展示作品は約24点、ストック作品は約14点の予定です。

店内には作品紹介用のテーブルを設け、来場者の希望に応じてストックケースから作品を取り出して閲覧できる体制を用意します。ただし、ストック作品の観覧は一組ごとの案内となるため、待ち時間が発生する場合や混雑状況・時間帯により案内できない場合があります。

  • 展示作品数:約24点(予定)
  • ストック作品数:約14点(予定)
  • ストック作品の観覧は順番制・待ち時間の可能性あり
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各作品の制作技術と特徴

展示作品は原作の世界観を保持しつつ、現代の印刷・紙材技術を取り入れたアートプリントとして制作されています。以下に主な作品と技術的特徴を整理します。

尾田栄一郎『ONE PIECE / The Scroll 壱』(2024・ed.55) 巻子装ヴァージョン
京都・便利堂コロタイプ工房でプリント。手漉きの越前和紙を用い、50版を使ってプリントされた作品で、豊かな青が特徴。巻子装の形式で展示され、同作はデ・ヤング美術館の「Art of Manga」展でも公開中です。
久保帯人『BLEACH / THE STAND ABLAZE』(2023・ed.20)/『BLEACH / Returns』(2023・ed.20)
活版平台印刷機でプリントされた希少な作品を含む。印刷面には凹凸があり、触覚的な表現が可能な活版印刷の特性を活かしています。モノクロの物語表現を、ヨーロッパ最古の製紙工場で生産されるコットン100%の用紙に定着させた点がポイントです。
池田理代子『ベルサイユのばら / 青のオスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ』(2023・ed10)
アーカイバル・インクジェット・プリント。A1サイズ(841mm x 594mm)の大判プリントと、原画原寸のA2サイズ(594mm x 420mm)をセットで販売する形式です。
永井豪『戦え! マジンガーゴー』(2024・ed.100)
左右で印刷手法を使い分けた作品を展示。右側は紙に活版印刷、左側は紙にコロタイプ印刷の構成。ACK 2025(2025年11月14日〜16日)と連動して展示されるほか、大判カラープリント作品も並びます。永井豪とダイナミックプロダクションの協力により、これらの作品は輪島市に寄贈済みで、2025年6月に輪島市を訪問した際の様子を動画とともに公開しています(https://mangaart.jp/ja/news/2025-30)。『マジンガーZ』アートプリントの売り上げの一部は輪島市に寄付されます。
岡崎京子『pink / ユミちゃん 2』(2025・ed.50・和紙にコロタイププリント)
今回が初発表となるプリント作品。和紙にコロタイププリントされた限定作品です。
伊藤若冲『花卉図/牡丹』(2025・木版画)
伊藤若冲による木版画作品の一部を展示販売。あわせて伊藤若冲の関連作「花奔図」作品も一部発表され、11月13日〜12月18日に京都アンプリチュードでシリーズ全作品の展示が行われます。
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会期・会場詳細と来場にあたっての注意点

展示会の基本情報

「集英社マンガアートヘリテージ コレクション」展は、2025年11月12日(水)~11月25日(火)まで開催されます。会場は大丸京都店1階案内所前の特設スペースです。

開店時間は10:00~20:00、休館日は設定されていません。住所は京都府京都市下京区四条通高倉西入立売西町79番地です。

アクセスと問い合わせ先

アクセスは阪急京都線・烏丸駅から徒歩1分(地下道直結)、地下鉄烏丸線・四条駅から徒歩2分(地下道直結)です。会期中は混雑が予想される時間帯がありますので、公共交通機関の利用が便利です。

展示販売や作品の在庫確認、ストック作品の観覧に関する問い合わせは、集英社マンガアートヘリテージのサポートフォームから受け付けられます。問い合わせフォームURLは以下です:
https://help.mangaart.jp/hc/ja/requests/new

関連展示・サテライト情報

ACK 2025本会期(2025年11月14日〜16日)と連動する展示があるほか、京都市内で4カ所のサテライト展示を予定しています。11月13日〜12月18日には京都アンプリチュードで岡崎京子と伊藤若冲のシリーズ全作品が展示されます。

これらの関連展示は大丸京都店での特設展示と併せて、京都でのマンガアートの多角的な見どころを構成します。

展示の要点を一覧で整理

以下の表に、本記事で紹介した展示の主要情報を整理しました。会期・会場・主な出品作・展示点数・アクセス・関連リンクをまとめています。

項目 内容
展覧会名 集英社マンガアートヘリテージ コレクション
会期 2025年11月12日(水)~11月25日(火)
会場 大丸京都店 1階案内所前特設スペース(京都府京都市下京区四条通高倉西入立売西町79番地)
開店時間 10:00~20:00(休館日なし)
主な出品作 尾田栄一郎『ONE PIECE / The Scroll 壱』、久保帯人『BLEACH / THE STAND ABLAZE』『BLEACH / Returns』、池田理代子『ベルサイユのばら / 青のオスカル』、永井豪『戦え! マジンガーゴー』(マジンガーZ関連)、岡崎京子作品、伊藤若冲木版画など
展示点数 展示作品:約24点(予定)/ストック作品:約14点(予定)
関連スケジュール ACK 2025(2025年11月14日〜16日)、京都アンプリチュード展示(2025年11月13日~12月18日)
アクセス 阪急京都線 烏丸駅 徒歩1分(地下道直結)、地下鉄烏丸線 四条駅 徒歩2分(地下道直結)
問い合わせ 集英社マンガアートヘリテージ サポートフォーム: https://help.mangaart.jp/hc/ja/requests/new
関連サイト https://mangaart.jp/ja

上記は展示の主要情報を簡潔に整理したもので、各作品の制作技法や限定情報、寄贈・寄付に関する情報などは本文で詳細に示した通りです。展示は国内での初のアートフェア参加に合わせた構成であり、会期中は混雑により一部作品の案内に制約が生じる場合があります。問い合わせや詳細確認は所定のサポートフォームを利用してください。

参考リンク: