光が丘で342品種の秋バラが見頃　初のハロウィントンネル登場

秋風に映える342品種——豊潤な香りと深い色合いの秋バラが見ごろ

練馬区立 四季の香ローズガーデンでは、342品種のバラが秋の見ごろを迎えています。春のシーズンには来場者が6万人を超える実績を記録した同園は、秋には昼夜の気温差によってバラがより豊かな香りと深い色合いを帯びる点を特長としており、11月中旬ごろまでその景観を楽しめます。

ただし、品種によっては春のみ開花するものがあること、また気候条件により見ごろの時期が前後する可能性があることが同園から明記されています。入園は無料で、都営大江戸線光が丘駅から徒歩6分というアクセスの良さも魅力のひとつです。

香りと色を分けて楽しむ二つの庭

園内は香り別に作庭した「香りのローズガーデン」と、色別に配した「色彩のローズガーデン」に分かれており、それぞれ異なる視点で秋バラの魅力が引き出されています。香りの分類はフルーティーやダマスクなど代表的な6種類を基準にし、嗅覚を重視した作りになっています。

色彩のローズガーデンでは、バラを色別に配置してグラデーション状に見せることで視覚的な豊かさを提供します。園内の各エリアで異なる主題と植栽設計がなされているため、同じ日に訪れても複数の表情を楽しめます。

ハロウィン装飾と今年初登場のハロウィントンネル

2025年の秋シーズンはハロウィン仕様のフォトスポットが園内に設置されています。フォトスポットは毎年スタッフがアイディアを出し手作りで制作しており、年ごとに表情が異なるオリジナルの展示となっています。

特に今年は香りのローズガーデンのパーゴラに、今年初登場となるハロウィントンネルを設置。カボチャなどのハロウィン装飾をパーゴラ天井に吊るす演出によって、秋バラを背景にした撮影スポットとしての魅力が高められています。

フォトスポットの特色と制作背景

フォトスポットは園スタッフが手作りで制作しているため、毎年デザインが更新される点が特徴です。来園者はフォトスポットで家族や友人との撮影を楽しめるほか、季節の雰囲気を取り入れた構図での撮影が可能です。

ハロウィントンネルの設置は、通路を通過する動線に沿った新たな視覚体験を意図したものです。展示は園内のイベント期間中に限られ、気候や管理状況により変更となる場合があります。

フェスティバル期間の催しとマーケット詳細

『2025オータムフェスティバル』は2025年10月11日（土）〜11月9日（日）の期間で開催され、フェスティバル期間中は無休、開園時間は9:00〜17:00です。フェスティバル期間中は通常の休園日である火曜日も開園します。

マーケットやカフェは期間中毎日オープンし、園内での飲食や物販を通じてバラに関連する商品や地元産品を提供します。入園は無料です。

主なイベントとスケジュール

以下のようなイベントが開催されます。参加費は無料のものが多く、開催日時や定員などは日程に応じて設定されています。

• 秋のガーデンツアー：開催日 11月1日（土）・8日（土）／時間 ①10:00〜10:45（受付9:30〜）②14:00〜14:45（受付13:30〜）／集合場所：講習棟前（小雨決行・荒天中止）／定員：各回8名（当日受付・先着順）
• 秋みのりマルシェ＆キッチンカー：フェスティバル期間中の土日祝を中心に開催予定／時間 10:00〜16:00／場所：講習棟前（雨天中止）／出店例：忽滑谷史記（AppleRoses）によるシンボルローズ“四季の香”作出者のバラ苗販売（10月25日）、渋谷園芸のバラ苗・花苗販売（11月1日〜3日）
• 四季の香マーケット＆カフェ：開催日時 10月11日（土）〜11月9日（日）／時間 10:00〜16:00／場所：マーケット 講習棟1階 ／ カフェ 講習棟2階／メニュー例：米粉で作ったかぼちゃの焼きドーナツ 1個250円（税込）、ローズソフト 400円（税込）、新作ホットローズティー、期間限定ハロウィンスイーツなど

ツアーやマルシェの運営は第一園芸のガーデナーや各出店者が担当し、園内の見どころ解説や苗の販売、手作り雑貨の販売など多彩な催事が予定されています。

施設情報・運営体制と企業の取り組み

四季の香ローズガーデンの所在地は東京都練馬区光が丘5-2-6で、通常営業時間は9:00〜17:00です。休園日は毎週火曜日（祝日開園・翌平日休園）および年末年始（12月29日〜1月3日）ですが、フェスティバル期間中は火曜日も開園します。入園料は無料です。

指定管理者は「第一園芸みどりのまち共同事業体」であり、第一園芸株式会社が参画。第一園芸は創業128年を数える企業で、造園設計・施工や維持管理、季節の空間装飾、婚礼装花、店舗・オンラインの販売など幅広い事業を手掛けています。

第一園芸の概要とサステナビリティ

第一園芸株式会社の本社所在地は東京都品川区勝島1-5-21で、代表取締役社長は山村勝治。創業は1898年（設立1951年）、資本金は4億8千万円、株主は三井不動産株式会社（100％）です。公式サイトは https://www.daiichi-engei.jp/ です。

また、三井不動産グループのサステナビリティ方針と連動する形で、環境との共生をはじめとする複数のマテリアリティに取り組んでいます。2025年4月に策定された「&EARTH for Nature」宣言により、緑を守り育むなど5つの重点課題を掲げ、今回の園運営やイベントはこれらの取り組みに寄与しています。

お問い合わせと公式情報

報道関係の問い合わせ先は以下の通りです。第一園芸株式会社 ブランド推進部 岡本（Tel：03-6404-1501／Mail：info_pr@daiichi-engei.co.jp）。また、園の公式サイトやイベント情報ページ、SNSも参照可能です。

公式サイト（園）

https://www.shikinokaori-rose-garden.com/

イベント情報

https://www.shikinokaori-rose-garden.com/event/

第一園芸 公式

https://www.daiichi-engei.jp/

インスタグラム

https://www.instagram.com/shikinokaori_rosegarden/

第一園芸公式Facebook

https://www.facebook.com/daiichiengei/

この記事では園内の見どころ、ハロウィン装飾と新たなトンネルの設置、詳細なイベントスケジュール、マーケットの出店情報、運営主体および第一園芸の企業背景とサステナビリティ方針、問い合わせ先まで、プレスリリースに記載された情報を網羅して整理しました。

以上がプレスリリースに基づく整理です。見ごろを迎えた秋バラは香りと色合いの両面で季節性を強めており、園内の構成や期間中の催事、運営体制などの情報を一覧としてまとめました。