11月1日開始 飛驒高山美術館が高山市民無料公開
ベストカレンダー編集部
2025年10月21日 12:29
高山市民向け無料公開
開催期間:11月1日〜11月3日
飛驒高山美術館が高山市民向けに3日間の無料公開を実施
飛驒高山美術館は、2025年11月1日(土)から11月3日(月・祝)までの3日間、高山市民を対象に入館料を無料とする期間限定の公開を行います。開館時間は10:00から18:00までで、最終入館は17:00です。高山市民であることを確認できる身分証明書(学生証、運転免許証など)を必ずご持参ください。
本施策は地域住民に美術館をより身近に感じてもらうことを目的とし、来館者に光・音・香りを組み合わせた五感での鑑賞体験を提供する場としての魅力を伝える狙いがあります。問い合わせは飛驒高山美術館(電話 0577-40-1007、受付 8:00~18:00)またはウェブサイトで受け付けています。関連情報はウェブで確認できます。https://htma.rtg.jp/
無料公開の対象と注意事項
無料公開は対象が高山市民に限定されています。入館時に住所等を確認できる身分証明書が必要です。受付での確認にご協力ください。
開館中の通常の開館時間は10:00~18:00で、最終入館は17:00です。イベント期間中は混雑が予想されるため、時間に余裕をもって来館することが推奨されます。
- 期間
- 2025年11月1日(土)~3日(月・祝)
- 開館時間
- 10:00~18:00(最終入館 17:00)
- 問い合わせ
- 0577-40-1007(飛驒高山美術館 8:00~18:00)
- ウェブ
- https://htma.rtg.jp/info/detail/?info=00046
飛騨高山高等学校のファッションショーが美術館ロビーで披露
無料公開の初日である11月1日(土)には、飛騨高山高等学校 生活デザイン科の生徒たちによるファッションショーが美術館ロビーで開催されます。会場は美術館を象徴するシャンゼリゼ・ショッピング・アーケイドの噴水の横となり、作品と空間が融合した演出が予定されています。
ショーは15:00開始と16:00開始の2回公演で、それぞれ約20分のプログラムです。入場や観覧に関する詳細は美術館へ問い合わせるか、案内ページを参照してください。https://htma.rtg.jp/info/detail/?info=00047
- 開催日:2025年11月1日(土)
- 時間:15:00~(約20分) / 16:00~(約20分)
- 場所:美術館ロビー(シャンゼリゼ・ショッピング・アーケイドの噴水横)
- 問い合わせ:0577-40-1007(飛驒高山美術館 8:00~18:00)
このファッションショーは、地域の高校生による制作発表の場としても位置づけられており、美術館が地域と教育を結ぶ拠点となることを意図したプログラムです。ロビー空間を活かした展示とパフォーマンスが併せて楽しめます。
企画展と鑑賞プログラムの詳細 — アール・デコ100周年と「いきものをさがせ!」
美術館では継続して複数の企画展示や鑑賞プログラムを実施しています。中心となる企画展は「アール・デコ100周年展 ルネ・ラリック ~輝きと香り~」で、1925年にパリで開催された国際博覧会から100年を迎えることを機に、ラリックの香水瓶やガラス工芸を集め展示しています。
この企画展の会期は2025年7月4日(金)から2026年7月26日(日)まで。展示室3にて展示されている代表作の一つにルネ・ラリックの《3羽の燕の香水瓶》があります。通常の観覧料金は以下の通りです。
| 区分 | 料金(税込) |
|---|---|
| 一般(大人) | 2,000円 |
| 大学・高校生 | 1,800円 |
| 中学生 | 1,300円 |
| 小学生 | 500円 |
なお、高山市民は2025年11月1日~3日の3日間、入館料が無料となります(要身分証明書)。詳細は美術館の案内ページを参照してください。https://htma.rtg.jp/info/detail/?info=00035
「いきものをさがせ!」鑑賞体験の内容
もう一つの継続プログラム「いきものをさがせ!」は、展示作品に施された動植物モチーフを探すワークシートを用いた参加型の鑑賞体験です。対象作品の造形や表現に注目することで、アール・ヌーヴォーやアール・デコ期のガラス工芸の理解を深める構成になっています。
同プログラムの概要は以下の通りです。期間は2025年6月7日(土)から2026年3月31日(火)までです。ワークシートは受付で配布され、回答後に受付スタッフが確認します。参加は無料ですが、美術館入館料は別途必要です。高山市民は11月1日~3日の期間中は入館無料となります。小学生以下は保護者の同伴が求められます。
- 期間:2025年6月7日(土)~2026年3月31日(火)
- 時間:10:00~18:00(最終入館 17:00)
- 料金:プログラム自体は無料(入館料別途)
- 展示例:エミール・ガレ《蜻蛉紋付ランプ》など
飛驒高山美術館の沿革、コレクションとアクセス情報
飛驒高山美術館は、アール・ヌーヴォーおよびアール・デコを中心としたガラス工芸や香水瓶の名品を収蔵・展示する美術館です。収蔵品にはエミール・ガレの花器《フランスの薔薇》や、ルネ・ラリックの《シャンゼリゼ・ショッピング・アーケイドの噴水》などがあり、世界各地から集められた作品群を通じて時代と様式の流れをたどることができます。
1997年の開館以来、旧飛驒高山美術館は高い評価を受け、2024年には「サンクチュアリコート高山 アートギャラリーリゾート」内に再編されて再誕しました。コンセプトは「煌めきが解き放つ、アートリウム」。光、音、香りを組み合わせた空間設計により、鑑賞者の五感に訴える展示を目指しています。
- 所在地:岐阜県高山市上岡本町1丁目124番地1(サンクチュアリコート高山内)
- 開館時間:10:00~18:00(最終入館 17:00)
- 問い合わせ:電話 0577-40-1007 / E-Mail hidatakayama_museum_of_art@resorttrust.co.jp
- 公式ウェブ:https://htma.rtg.jp/
- 公式Instagram:https://www.instagram.com/hidatakayama_museum_of_art/
展示やプログラムの内容は一部変更となる場合があります。掲載の写真はイメージを含みます。来館の際は最新の情報を公式ウェブサイトで確認することが望ましいです。
要点の整理
以下の表は本記事で紹介した主要情報を分かりやすく整理したものです。期間や時間、問い合わせ先、主な展示と特別プログラムの実施時期や料金などを一覧で確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 無料公開期間 | 2025年11月1日(土)~11月3日(月・祝) |
| 無料公開時間 | 10:00~18:00(最終入館 17:00) |
| 対象 | 高山市民(学生証や運転免許証等の身分証明書が必要) |
| ファッションショー | 2025年11月1日(土) 美術館ロビー 15:00~ / 16:00~(各回約20分) |
| 主要企画展 | 「アール・デコ100周年展 ルネ・ラリック ~輝きと香り~」 2025年7月4日~2026年7月26日 |
| 企画展料金 | 一般 2,000円 / 大学・高校生 1,800円 / 中学生 1,300円 / 小学生 500円(11/1~3は高山市民無料) |
| 参加型プログラム | 「いきものをさがせ!」 2025年6月7日~2026年3月31日(ワークシート配布、プログラム無料・要入館料) |
| 所在地 | 岐阜県高山市上岡本町1丁目124番地1(サンクチュアリコート高山内) |
| 問い合わせ | 0577-40-1007(飛驒高山美術館 8:00~18:00) / E-Mail hidatakayama_museum_of_art@resorttrust.co.jp |
| 公式サイト | https://htma.rtg.jp/ |
この記事は、飛驒高山美術館が地域向けに実施する無料公開と関連プログラム、現在開催中の展覧会の具体的日時や料金、参加方法などを整理して伝えるものです。来館を検討する際は、記載の電話番号や公式ウェブサイトで最新情報を確認することを推奨します。
参考リンク: