10/25案内開始:TOMO KOIZUMI×KOTOHOGI限定ドレス
ベストカレンダー編集部
2025年10月21日 16:50
KOKU/HAKU案内開始
開催日:10月25日
八芳園の新たな会員制フロアが呼び起こした、TOMO KOIZUMI × KOTOHOGI の二つのルック
総合プロデュース企業・株式会社八芳園は、2025年10月1日のグランドオープンに伴い新設した会員制フロア「CLUB FLOOR」を舞台に、世界的ファッションブランド「TOMO KOIZUMI」と八芳園の衣裳室ブランド「The Bridal Boutique KOTOHOGI by HAPPO-EN」とのコラボレーションによる新作ウエディングドレスを発表しました。プレスリリースは2025年10月21日付で公表されています。
このコラボレーションで発表されたのは、CLUB FLOOR の二つのバンケット「STUDIO KOKU(本館5階)」と「HALL HAKU(本館6階)」からインスピレーションを得たオリジナル2ルック、KOKUとHAKUです。これらは八芳園で挙式・披露宴を行うお客様を対象に、2025年10月25日より「KOTOHOGI」にて案内を開始します。着用は八芳園での挙式・披露宴時に限られる特別仕様です。
「KOKU」「HAKU」——デザインと素材の詳細
二つのルックは、それぞれCLUB FLOOR の空間設計と美意識を服装へと翻訳した作品です。共通点として、ビスチェ部分には着物で使用する正絹の経糸を用い、和の素材感を洋装のフォルムへと丁寧に組み込んでいます。さらに、両デザインともにデコルテやショルダーのフリルを着脱可能に設計し、挙式の演出や個人の好みに応じた変化を与えられる点が特徴です。
以下に各ルックの特徴を整理します。素材や意匠の詳細、製作に用いられた伝統的な織物などもあわせて記載します。
KOKU:白から黒へ、計算されたグラデーションと唐織の重厚感
KOKU は、白から黒へと移ろう滑らかなグラデーションフリルを特徴とするデザインです。ウェストから裾にかけて層を成すフリルは緻密な構築的パターンによって配置され、動きの中で印象を変えるよう設計されています。
ビスチェは唐織に金糸を織り込んだ素材で仕立てられ、重厚感と存在感を生み出します。ビスチェの織り地には正絹の経糸が使用され、和装のテクスチャーを活かした表現がなされています。デコルテ、ショルダーのフリルは着脱可能です。
HAKU:白を基調に陰影を与える善王寺織の雅
HAKU はTOMO KOIZUMI を象徴するフリルデザインをベースに、ホワイトを主軸にしつつ部分的にグレーを取り入れて奥行きのある陰影を演出します。全体に軽やかながら、構成により視覚的な深さが生まれるデザインです。
ビスチェ部分には京都北部・京丹後で織られる「善王寺織(ぜんのうじおり)」の織地が用いられています。善王寺織は経糸を少なくし太い緯糸を多く織り込むことで柄行がふっくらと浮かび上がる特徴を持ち、銀刺繍で施された椿の意匠が幻想的な美しさを放ちます。こちらもデコルテ、ショルダーのフリルは着脱可能です。
CLUB FLOOR と提供体制:空間仕様、案内開始日、利用対象
CLUB FLOOR は八芳園初の会員制サービス「CLUB HAPPO-EN」の会員のみが利用できるフロアとして設けられたもので、黒を基調とした「STUDIO KOKU(本館5階)」と白を基調とした「HALL HAKU(本館6階)」の2バンケット、及び庭園を望むラウンジやバーを備えます。両空間はそれぞれ異なる演出性を持ち、ドレスの表現にも反映されています。
ドレスの案内・貸出スケジュールは以下の通りです。KOKU / HAKU は八芳園にて2026年4月以降に挙式・披露宴を行うお客様を対象に、KOTOHOGI を通じて2025年10月25日(土)より案内開始となります。TOMO KOIZUMI ブランド初のウェディングドレスコレクションについては2025年10月1日に発表され、八芳園での取り扱いはKOTOHOGI を通じて2025年11月上旬より案内開始、貸出はCLUB FLOOR(STUDIO KOKU / HALL HAKU)にて2026年4月以降に挙式・披露宴を行うお客様が対象です。
STUDIO KOKU(本館5階)/HALL HAKU(本館6階) 詳細
両会場は用途と演出の特性が明確に分かれています。STUDIO KOKU は大規模な映像演出を可能とするLEDウォールを備え、入場や演出を映像で包み込むことで映画的な体験を提供します。Lounge KOKU として併設ラウンジもあり、ウェルカムドリンクやアフターパーティなどの利用が可能です。
HALL HAKU は庭園を一望する最上階の空間で、シンプルで洗練された雰囲気を生かして柔軟なレイアウトが可能です。BAR HAKU を併設し、庭園を望みながらの演出が行える設計です。以下に主要スペックを一覧で示します。
- STUDIO KOKU(5階) 概要
-
- ラウンジ:85㎡
- 会場面積:562㎡
- 収容人数:スクール 140名、シアター 322名(サイドテーブル付き 189名)
- 天井高:3.1m
- HALL HAKU(6階) 概要
-
- BAR:約73㎡
- 会場面積:約520㎡
- 収容人数:着席(円卓) 256名、立食 300名
- 天井高:3.0m
デザイナーと取り扱い案内、八芳園の役割
TOMO KOIZUMI のデザイナー・小泉智貴氏は1988年千葉県生まれ、15歳で独学によりドレス制作を始め、2011年に自身のブランドを設立しました。大胆なフリルと鮮やかな色彩が特徴で、2019年にニューヨーク・コレクションへデビュー、2021年には東京2020大会開会式で衣装を担当するなど国際的な評価を受けています。作品はメトロポリタン美術館をはじめ世界の美術館に収蔵され、LVMHプライズ2020や毎日ファッション大賞など受賞歴があります。
八芳園はKOTOHOGI を通じて今回のコラボレーションドレスを取り扱います。KOKU / HAKU の案内は2025年10月25日(土)開始、TOMO KOIZUMI ウェディングドレスコレクションは2025年11月上旬案内開始となります。KOTOHOGI での貸出は、各対象期間に応じて条件が定められており、詳細は八芳園代表電話にて案内されます。
- KOKU / HAKU ご案内開始日:2025年10月25日(土)
- 対象:八芳園にて2026年4月以降に挙式・披露宴を行うお客様(KOKU / HAKU)
- TOMO KOIZUMI ウェディングドレスコレクション ご案内開始:2025年11月上旬
- TOMO KOIZUMI ドレスの貸出対象:CLUB FLOOR(STUDIO KOKU / HALL HAKU)にて2026年4月以降に挙式・披露宴を控えるお客様
ご利用や詳細に関する問い合わせ先は八芳園代表電話 0570-064-128 です。八芳園の公式サイトでも情報が確認できます(https://www.happo-en.com/)。
要点の整理(表形式)
以下の表に本稿で取り上げた主要情報を整理しました。案内開始日や対象など、当該ドレスの利用条件と施設スペックがひと目で分かるようにまとめています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プレスリリース日 | 2025年10月21日 |
| コラボレーション | TOMO KOIZUMI × The Bridal Boutique KOTOHOGI by HAPPO-EN |
| ルック名 | KOKU、HAKU(各1ルックずつのオリジナルデザイン) |
| デザイン特徴(KOKU) | 白→黒のグラデーションフリル、唐織ビスチェに金糸、正絹経糸使用、フリル着脱可 |
| デザイン特徴(HAKU) | ホワイト基調にグレーで陰影、善王寺織の織地、銀刺繍の椿、フリル着脱可 |
| 案内開始(KOKU / HAKU) | 2025年10月25日(土) |
| TOMO KOIZUMI コレクション発表 | 2025年10月1日(ブランド初のウエディングドレスコレクション発表) |
| TOMO KOIZUMI ドレス案内開始 | 2025年11月上旬(KOTOHOGI を通じて) |
| 貸出対象 | KOKU / HAKU:八芳園にて2026年4月以降に挙式・披露宴を行うお客様(八芳園内すべてのバンケットで選択可能) TOMO KOIZUMI コレクション:CLUB FLOOR(STUDIO KOKU / HALL HAKU)にて2026年4月以降の挙式・披露宴対象 |
| 問い合わせ | 八芳園代表電話 0570-064-128、公式サイト https://www.happo-en.com/ |
| STUDIO KOKU スペック | ラウンジ 85㎡、会場 562㎡、収容 スクール140名/シアター322名(サイドテーブル付189名)、天井高 3.1m |
| HALL HAKU スペック | BAR 約73㎡、会場 約520㎡、収容 着席(円卓)256名/立食300名、天井高 3.0m |
今回のコラボレーションは、八芳園の庭園と歴史に根ざした美意識と、TOMO KOIZUMI の独自の装飾美が結びついたものであり、素材の選定や制作手法に和の伝統が取り入れられています。案内開始日や貸出対象などの具体的な条件は、本稿の表に示した通りです。問い合わせは八芳園代表電話または公式サイトで受け付けられます。