10/23開始:ラクスがメール系サービスを楽楽クラウドに統合

楽楽クラウドへブランド統合

開催日:10月23日

楽楽クラウドへブランド統合
今回のブランド統合で何が変わるの?
メールディーラーと配配メールが楽楽クラウドへ統合され、『楽楽自動応対』『楽楽メールマーケティング』に改称。生成AIで応対自動化やマーケ強化を進め、10/23から順次切替えます。
既存ユーザーの契約や料金は変わるの?
契約や料金体系に変更は一切ありません。名称変更や機能強化があっても従来の契約条件で引き続き利用でき、詳細はラクスの公式ページや問い合わせ窓口で確認できます。

ラクスが示したブランド統合の狙いと適用スケジュール

株式会社ラクスは、2025年10月21日13時30分に公表したプレスリリースにて、既存サービスのブランド統合を発表しました。対象は問い合わせ管理システム「メールディーラー」とメールマーケティングサービス「配配メール」で、それぞれ「楽楽自動応対」「楽楽メールマーケティング」として楽楽クラウドへ一本化されます。ブランド統合の実施開始日は2025年10月23日(木)から順次対応する旨が明記されています。

今回の統合は、これまで楽楽クラウドが主に担ってきたバックオフィス領域に加えて、フロントオフィス領域へ提供対象を拡大することを目的としています。これにより業務効率化だけでなく、顧客接点の質向上を通じた事業成長支援を目指す戦略的なブランド再編である点が強調されています。

  • 旧名称:メールディーラー新名称:楽楽自動応対
  • 旧名称:配配メール新名称:楽楽メールマーケティング

ブランド統合の背景として、企業の多様な業務課題に対応するための提供価値の拡大と、生成AI技術などの活用によるサービス進化が挙げられています。発表は株式会社ラクス(本社:東京都渋谷区、代表取締役:中村崇則)から行われました。

株式会社ラクス、「メールディーラー」「配配メール」を楽楽クラウドにブランド統合 画像 2

生成AIの活用による価値向上と導入方針

プレスリリースでは、生成AIを含む市場環境の変化を踏まえたサービスの進化方針が明確に示されています。ラクスは生成AIの進展を、顧客対応やマーケティング活動の高度化に結びつけ、従来のメール運用の枠を超えた価値提供につなげることを目指すとしています。

具体的には、既存の応対履歴や運用ノウハウをナレッジとして活用し、生成AIを組み合わせることで、応答文の自動生成、優先順位付け(リスク検知)、業務の可視化といった機能を強化します。ラクスはこれらの技術をまず「楽楽自動応対」に反映し、順次「楽楽メールマーケティング」など他サービスへ展開していく方針です。

  1. 過去応対履歴を基にした返信文の自動生成
  2. メール内容に応じた優先順位付け(リスク検知)による振り分け
  3. 応対状況の見える化による属人化・対応漏れの解消
  4. マーケティング領域でのセグメント配信・ステップ配信の高度化
  5. 運用支援(配信案の提案・添削など)を通じた継続的なサポート

このような技術的な拡張は、単なる自動化に留まらず、顧客体験の質を向上させること、及び業務の効率化に直結することを目的としています。導入・運用中の契約条件や料金体系に変更はない点も明記されています。

株式会社ラクス、「メールディーラー」「配配メール」を楽楽クラウドにブランド統合 画像 3

個別サービスの詳細:楽楽自動応対と楽楽メールマーケティング

ここでは名称変更の背景、提供機能、導入実績など、具体的なサービス内容を整理します。両サービスとも名称変更によって提供価値を再定義し、楽楽クラウドの一環として展開されます。

なお、プレスリリースでは、名称変更に伴うご契約条件や料金体系の変更は一切ないため、既存ユーザーは従来通りの契約条件で引き続き利用可能である点が強調されています。

楽楽自動応対(旧名称:メールディーラー)

「楽楽自動応対(旧:メールディーラー)」は、累計導入社数9,000社超の実績を持つ問い合わせ自動応対システムです。旧サービスはメールの共有・管理を中心に提供されていましたが、生成AI等の導入により応対自動化の領域へと機能を拡張しています。

サービスの主な機能としては、過去の応対履歴を基にした返信文の自動生成、メール内容に基づく優先順位付けやリスク検知、応対状況の可視化による属人化・対応漏れの解消などが挙げられます。これらによりメール応対業務の自動化と効率化が図られます。

  • 導入実績:累計導入社数9,000社超
  • 主な機能:自動返信文生成、リスク検知(優先順位付け)、応対可視化
  • 公式サイト:https://www.maildealer.jp/

楽楽自動応対は、過去の応対履歴というナレッジと生成AIを組み合わせ、顧客応対における様々な業務課題の解決を支援します。企業の問い合わせ対応業務をAI技術で補完し、人的負担の軽減と応対品質の向上を狙います。

楽楽メールマーケティング(旧名称:配配メール)

「楽楽メールマーケティング(旧:配配メール)」は、累計導入社数10,000社超のメールマーケティングサービスです。従来は一斉配信を主軸としたサービスでしたが、顧客の成果(商談・購入)につながるマーケティング機能を強化する方向へシフトしました。

直感的な操作でセグメント配信やステップメールなど高度な機能を利用できる点に加え、配信案の提案や添削といった運用支援を通じた継続的なサポートが提供されます。これにより、マーケティング知識が必ずしも豊富でないユーザーでも効果的な施策を実行できる構成になっています。

  • 導入実績:累計導入社数10,000社以上
  • 主な機能:セグメント配信、ステップ配信、運用支援(提案・添削)
  • 公式サイト:https://www.hai2mail.jp/

この名称変更により、楽楽クラウドとのブランドシナジーを強化し、BtoB企業の営業課題への貢献を目指すと明示されています。

会社情報・問い合わせ先とプレス資料の所在(要点整理)

プレスリリースでは、企業情報と問い合わせ窓口も明確に記載されています。以下に主要な会社データと問い合わせ先、関連資料についてまとめます。

また、本件で使用されている画像ファイルやプレスリリース素材はダウンロード可能であること、関連リンクとしてコーポレートのニュースページが示されていることも案内されています。

項目 内容
プレスリリース発表日時 2025年10月21日 13:30
ブランド統合開始日 2025年10月23日(木)より順次対応
旧→新名称 メールディーラー → 楽楽自動応対 / 配配メール → 楽楽メールマーケティング
導入実績 楽楽自動応対(旧メールディーラー):累計9,000社超
楽楽メールマーケティング(旧配配メール):累計10,000社超
サービス公式サイト 楽楽自動応対(旧メールディーラー):https://www.maildealer.jp/
楽楽メールマーケティング(旧配配メール):https://www.hai2mail.jp/
契約・料金の変更 名称変更に伴うご契約条件や料金体系の変更は一切なし
会社名 株式会社ラクス
所在地 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目27番5号 リンクスクエア新宿
代表者 代表取締役 中村崇則
設立 2000年11月1日
資本金 3億7,837万8千円
事業内容 クラウドサービス事業
問い合わせ先(担当者) 株式会社ラクス ラクスクラウド事業本部 マーケティング統括部 担当:山盛 有希子(やまもり ゆきこ)
e-mail: it-mkt@rakus.co.jp
関連リンク プレスリリース(コーポレート): https://www.rakus.co.jp/news/2025/1021.html
キーワード/カテゴリ キーワード:ラクス、楽楽クラウド、ブランド統合、メールディーラー、配配メール、楽楽自動応対、楽楽メールマーケティング、生成AI
カテゴリ:システム・Webサイト・アプリ開発、アプリケーション・セキュリティ
プレス素材 プレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロード可能

以上を踏まえると、今回のブランド統合は名称変更に留まらず、生成AIを活用した機能強化とサービス提供領域の拡大を同時に進めるものです。バックオフィスに偏っていた楽楽クラウドの対象領域をフロントオフィスへ広げることで、メールを起点とした顧客対応とマーケティングの両面で一貫した支援を提供することが狙いです。

プレスリリースの詳細や素材の入手、サービスの具体的な導入検討は、上記の公式サイトおよび問い合わせ先(it-mkt@rakus.co.jp)をご確認ください。

参考リンク: