11月8日開催 富士山発のインバウンドウェディング始動

富士山ウェディング始動

開催日:11月8日

富士山ウェディング始動
このキックオフって一般でも参加できるの?
基本的には協議会の構成員や業界関係者向けで約25〜30名想定。ただし17:30のウェディング食体験は参加費5,500円でメール申込(締切10/31)により一般も枠があれば参加可能です。
インバウンドウェディング養成塾はいつ始まるの?誰向けなの?
養成塾の開講は11月8日のキックオフで正式発表されます。英語・和婚・AI・現場研修を含む実践カリキュラムで、若手・女性・副業希望者など幅広い層を対象に想定されています。

富士山を起点に「富士山ウェディングプロジェクト」が動き出す

富士山の北麓、河口湖を拠点とする株式会社 和文化発信研究舎(所在地:山梨県南都留郡富士河口湖町小立2153-1、代表取締役:小佐野 勝彦・小佐野 文子)は、世界に通用するインバウンドウェディング人材の育成と、富士山を象徴とした新しい産業モデルの創出を目指す「富士山ウェディングプロジェクト」を始動しました。

このプロジェクトの始動にあたり、「インバウンドウェディング養成塾開講 × 富士山ウェディング協議会発足 キックオフイベント」が、2025年11月8日(土)に河口湖の古民家オーベルジュ「THE LAKE 河口湖暮らし」(山梨県南都留郡富士河口湖町長浜388)で開催されます。イベントは14:00~19:00の予定で、協議会構成員・講師・ウェディング関係者・報道関係者など約25~30名が参加する見込みです。

撮影:shinji morita、ryosuke、Ugay Nic といったクレジットが複数箇所にあり、プロジェクトのビジュアル周りも意識した発信が行われています。

「富士山から世界へ」— インバウンドウェディング人材育成プロジェクトが始動 画像 2

インバウンド×教育×デジタル×地域活性の4本柱で描く事業構想

本プロジェクトは、ブライダル・観光・教育・デジタルの各分野を横断的に連携させ、「インバウンド × 教育 × デジタル変革(DX) × 地域活性」をキーワードに世界に開かれた持続可能なウェディングツーリズムを開発することを目標としています。

運営主体は株式会社 和文化発信研究舎で、既存事業である日本文化体験や古民家宿泊、プロポーズ演出、インバウンドウェディング(「河口湖 蕾wedding」)等の強みを活かし、ワンストップでの対応を拡大していく方針です。

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(1)インバウンド:国際ブランド「Mt. Fuji Wedding」の確立

富士山を象徴とするウエディングとして「Mt. Fuji Wedding」を国際ブランド化する計画があります。県全域での品質統一化を図るため、「Mt. Fuji Wedding」認定制度を創設し、海外メディア(香港・シンガポール・タイ・欧州)との連携やSNSプロモーションを通じて認知を高めます。

この取り組みにより、アジアや欧州を中心に“日本らしさ”を体験できるウェディングデスティネーションとして山梨県全域への誘客を図る狙いです。

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(2)デジタル:AI・AR/VR・SNSを活用した体験とプロモーション

デジタル面ではAI翻訳、SNSデータ解析、VR/ARによる会場バーチャル見学、オンライン配信技術を組み合わせ、遠隔地からの顧客対応やプロモーションを強化します。観光DXを活用して「距離を超えた出会いの場」を創出する意図があります。

具体的にはAI翻訳による多言語対応、SNS解析によるマーケティング最適化、VR/ARでの会場体験の提供が計画されています。

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(3)人材育成:インバウンドウェディング養成塾の設立

養成塾では英語力、日本文化・和婚理解、観光ホスピタリティ、AI活用、現場研修を組み合わせた実践型カリキュラムを用意します。若手・女性・副業型人材など多様なキャリア活用を視野に入れ、国内外で活躍できる人材の輩出を目指します。

カリキュラム(案)は以下の通りです:

  • 基礎編:市場知識・日本文化・和婚理解
  • 実践編:現場研修・海外マーケット・英語教育・司式者養成
  • デジタル編:AIデータ活用・DX推進・VR/ARウェディング体験
  • 古民家集中講義:「古民家 × ウェディング × 宿泊 × 地域再生」
  • 特別講座:フローリスト、シェフ、スイーツ監修、経営講座 等
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(4)地域経済活性化:富士山から山梨全域へ広がるネットワーク

インバウンドウェディングは単なる挙式需要にとどまらず、宿泊・交通・飲食・買い物といった幅広い消費を地域にもたらします。1組の結婚式が複数名の来訪を伴い、「小さな経済循環」を生む構造が期待されています。

また、古民家や湖畔、森、文化財など地域固有のロケーションが選ばれる傾向により、まだ知られていない観光地への誘導やオーバーツーリズム分散への貢献も見込まれます。地域食や伝統文化を通じた国際的ブランディング効果も意図されています。

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キックオフイベントの詳細と登壇者プロフィール

キックオフイベントの開催概要は次の通りです。ウェディング撮影のデモンストレーションや特別セッション、カクテルレセプション、ウェディング食体験などが行われます。ウェディング食体験の参加費は5,500円(税込)です。

参加申込はE-mail(wabunka.kawaguchiko@gmail.com)へ。申込締切は2025年10月31日(金)とされています。

開催日 2025年11月8日(土)
時間 14:00~19:00
会場 THE LAKE 河口湖暮らし(山梨県南都留郡富士河口湖町長浜388)
主催 株式会社 和文化発信研究舎
参加者 協議会構成員・講師・ウェディング関係者・報道関係者 等 約25~30名
参加費(食体験) 5,500円(税込)
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当日のプログラム(タイムテーブル)

以下は当日の主要なスケジュールです。雨天時の撮影会場変更も明記されています。

14:00~ 集合・THE LAKE 河口湖暮らし(ウェディングドレス1名・和装1名お支度開始)
15:00~ 長崎公園で撮影(雨の場合はTHE LAKE 河口湖暮らしで撮影)
16:30~ カクテルレセプション(協議会構成員・講師陣対象セッション)
17:30~ 居酒屋風 ウェディング食体験(構成員・受講希望者対象)、特別セッション
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特別セッション(16:30~17:30)と登壇者

特別セッションでは、エロープメントやDX、観光マーケットに関する議論が予定され、英語を含むセッションが行われます。

  • 「エロープメントウェディングとは? 富士河口湖町での可能性」/mie(国際プランナー)
  • 「富士河口湖町におけるインバウンドウェディング・ツーリズムの展望」/仁連 一星(Beyond Weddings)
  • 「タイに学ぶ観光・交通DX アユタヤから富士山へ」/曽根原 登(津田塾大学・チュラロンコン大学・国立情報学研究所 名誉教授)
  • 「タイのAIデータ変革」/Prof. Dr. Wanida(コンケン大学)
  • 「日本の魅力 ― タイ王国イノベーション大賞受賞」/Tanit Virutchapunt(タイ国TODイノベーション社長)
仁連 一星
一般社団法人ジャパンニューベネフィット代表理事。JTB出身。山陰でのインバウンドブライダルツーリズム事業の経験があり、香港・シンガポール等のパートナーと連携。国内ブライダルコンサル会場100か所以上の実績。
曽根原 登
総合研究大学院大学 名誉教授/津田塾大学ほか客員教授。工学博士。E-mail: sonehara@tsuda.ac.jp。
Prof. Wanida (Pensuwon) Kanarkard, Ph.D
タイ国コンケン大学 教授。AI・データ分野の研究・教育のリーダーとして国際的な活動を展開。
Tanit Virutchapunt
タイ国TODイノベーション社長。温泉・寿司など日本文化関連事業にも関与。
mie(渡辺美枝)
国際ウェディングプランナー。グアム・京都・札幌・シンガポール等で経験。延べ5,000組以上を担当。エロープメントウェディングを提唱。

ウェディング食体験は近藤洸シェフが監修し、地元の旬食材を用いた「和の食文化 × ウェディング」をテーマにした居酒屋風のカジュアルスタイルで提供されます。

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組織体制・協力連携と今後の予定

プロジェクトの中核組織として「富士山ウェディング協議会」が発足します。事務局は株式会社 和文化発信研究舎が務め、プランナー、フローリスト、フォトグラファー、ヘアメイク、宿泊・飲食事業者、観光・経営コンサルタント等、多様な専門家が参画する構成となります。

協力機関・パートナーは以下の通りです。

  • 協力:山梨県、一般社団法人 富士河口湖町観光連盟
  • 教育連携機関:津田塾大学、チュラロンコン大学、コンケン大学 ほか
  • 協議会:富士山ウェディング協議会、一般社団法人山梨ウエディング協議会
  • 海外パートナー:タイ、香港、シンガポール、欧州の事業者・メディア

今後の事業予定としては、「Mt. Fuji Wedding」認定制度創設、教育機関・自治体・観光庁事業との連携強化、海外メディア連携による国際発信などが挙げられています。これらを通じて富士山を象徴とした新たなブライダル・ツーリズムモデルの構築を目指します。

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会社概要と問い合わせ先

主催および事務局を務める株式会社 和文化発信研究舎の概要は以下の通りです。

社名
株式会社 和文化発信研究舎(Wabunka Hasshin Kenkyusha Inc.)
所在地
山梨県南都留郡富士河口湖町小立2153-1
代表取締役
小佐野 勝彦・小佐野 文子
事業内容
インバウンドウェディング企画・文化体験開発・観光教育・地域活性化事業
URL
https://www.tubomiwedding-kawaguchiko.com
申込・広報連絡先
E-mail:wabunka.kawaguchiko@gmail.com(申込締切:2025年10月31日)
広報担当
傳田詩織
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要点の整理(表)と締めのまとめ

以下の表に本記事で伝えた主要事項を整理します。キックオフイベントの詳細、プロジェクトの目的、主な連携先や問い合わせ先を一覧で示しています。

項目 内容
プロジェクト名 富士山ウェディングプロジェクト
主催・事務局 株式会社 和文化発信研究舎(富士河口湖町)
キックオフ開催日 2025年11月8日(土)14:00~19:00
会場 THE LAKE 河口湖暮らし(山梨県南都留郡富士河口湖町長浜388)
プログラム 撮影デモ、特別セッション、カクテルレセプション、ウェディング食体験(5,500円)
参加予定 約25~30名(協議会構成員・講師・関係者・報道)
申込先・締切 wabunka.kawaguchiko@gmail.com(申込締切:2025年10月31日)
代表 小佐野 勝彦・小佐野 文子
主要テーマ インバウンド、デジタル(AI/VR/AR)、人材育成、地域経済活性化
教育連携 津田塾大学、チュラロンコン大学、コンケン大学 ほか
海外連携地域 タイ、香港、シンガポール、欧州
公式URL https://www.tubomiwedding-kawaguchiko.com/wedding-experience

富士山を背景にしたインバウンドウェディングを通じて、人材育成と地域資源の価値向上を図る取り組みとして、本プロジェクトは具体的な教育プログラムと国際連携、デジタル技術の活用を組み合わせています。発足した協議会と養成塾の活動は、地域経済や観光のあり方に影響を与える可能性をもっており、関連事業者や教育機関、自治体との連携が進められています。

本記事で示した連絡先は株式会社 和文化発信研究舎への申込・問い合わせ先(wabunka.kawaguchiko@gmail.com)です。イベント参加や事業連携に関する詳細は同社を通じて確認してください。