11/1開始｜東京バレエ団監修『くるみ割り人形』アフタヌーンティー

バレエの世界をそのままに。『くるみ割り人形』監修アフタヌーンティーの全貌

メルキュール東京日比谷は、東京バレエ団監修による『くるみ割り人形』をテーマにしたアフタヌーンティーを、2025年11月1日から2026年1月12日まで期間限定で提供します。会場は地下1階のフレンチレストラン・カフェ&バー「ラ・セヌ」。本企画は、バレエの舞台美術と物語性を食と空間で再現することを目的としています。

レストランの天井に配されたオブジェ「エトワール」をはじめ、館内に散りばめられた「劇場の舞台美術(Stage Art)」というコンセプトが、今回のアフタヌーンティーでも演出の基盤となっています。バレエの第二幕『お菓子の国』の舞台美術を主題に、スイーツやセイボリー、ドリンク一杯が含まれるコースで、五感を通じて物語をたどる構成です。

提供期間・時間・料金

提供期間は2025年11月1日（土）～2026年1月12日（月）、提供時間は13:30～L.O. 17:30です。料金はお一人様7,000円（税込）で、予約制となります。予約方法はメルキュール東京日比谷の公式サイトを参照してください（公式サイトURL： https://www.mercure-tokyo-hibiya.com/）。

サービスはフリーフロー90分制となり、ロゼ スパークリングワインはグラス900円で追加注文できます。お一人様につきドリンクは「マーシャのスリッパのラテ」または「バレリーナのラテ」のいずれか1杯が含まれます。

スイーツ・セイボリーとドリンクの詳細

アフタヌーンティーは、各種スイーツとセイボリーがバレエの登場人物や踊りをモチーフにして構成されています。以下は提供される全メニューの詳細です。

• スイーツ
  • 金平糖の精・バレリーナのケーキ：平飼い卵とマスカルポーネ入りバニラムースに、ビーツで色づけしたシャンティーでチュチュを表現。ホワイトチョコのティアラを添える。
  • 「くるみ割り人形」の帽子のムース：フランボワーズのグラサージュで仕上げたストロベリームース。帽子のラインを金箔で表現。
  • 「ミルリトンの踊り」のタルト：ノルマンディー地方の伝統菓子ミルリトンをイメージ。中にプルーンを入れたアーモンド風味のタルトにストロベリーバターとフレッシュストロベリーを載せる。
  • 「チョコレートの踊り」のタルト：濃厚なオーガニックチョコレートのプラントベースタルト。
  • 「金平糖の精」のドラジェ：砂糖でアーモンドをコーティングしたドラジェ。フランスでは祝いに贈られる「幸せの種」として知られる。
  • 「お茶の踊り」のフィナンシェ：皇居の森の蜜蜂から採取した希少な蜂蜜を使用したラ・セヌのスペシャリテをジャスミンティーフレーバーで仕上げ、粉雪をイメージしたパウダーシュガーをまとわせる。
  • 「トレパックの踊り」のキャンディケーン：16～17世紀のフランスの宮廷で食された飴菓子をイメージした赤白ストライプのチョコレート。
  • クリスマスオーナメントのマカロン：ストロベリークリームをはさんだマカロンをツリーの飾りに見立てる。
  • クリスマスツリーのパルフェ：カクテルグラスで提供。ピスタチオクリーム、ストロベリー・ブルーベリー・ラズベリー、ベリーソース、フィアンティーヌの食感が融合したデザート。
• セイボリー
  • フォワグラと鶏胸肉のミルフィーユ仕立て（金柑のマーマレード添え）－フランスをイメージ
  • ボルシチのアスピック－ロシアをイメージ
  • タコとじゃがいものガリシア－スペインをイメージ
  • エビチリ風カクテル－中国をイメージ
  • ファラフェル（タヒーナソース）－中東をイメージ
• ドリンク（フリーフロー90分制）
  • 提供されるラテ：マーシャのスリッパのラテ または バレリーナのラテ（お一人様1杯）
  • コーヒー：コーヒー / カフェラテ / カプチーノ / カフェモカ / キャラメルラテ
  • 抹茶ラテ
  • 紅茶：アールグレイ・ブリリアントブレックファスト、ロシアンティー（ジャムとともに提供）
  • フレーバーティー：マンゴーストロベリー、ローズフレンチバニラ、ローズヒップハイビスカス、グリーンティージャスミン、ペパーミント、カモミール
  • 日本茶：煎茶 / ほうじ茶
  • ロゼ スパークリングワインはグラス900円で注文可能

館内ディスプレイとレペットのクリスマスツリー

11月1日から、ホテルロビーとレストランにてレペットによるディスプレイを展開します。展示は2025年11月1日から12月25日まで。ロビーとレストランでは、それぞれ異なる表情でバレリーナを象徴する要素を配したディスプレイが設置されます。

ディスプレイはレペットのトゥシューズやピンクのサテンリボン、チュールを用いたクリスマスツリー、そして東京バレエ団所蔵の実際の舞台衣裳が登場します。レストランにはミニチュアトゥシューズを用いたテーブルディスプレイも配置され、視覚的にもバレエの世界を感じられる構成です。

ロビーとレストランの展示内容

ロビー

レペットを象徴するトゥシューズのオーナメント、ピンクのサテンリボン、チュールによる装飾を施したクリスマスツリー。東京バレエ団所蔵の実際の舞台衣裳展示を実施。

レストラン

レペットによるクリスマスツリーと、ミニチュアトゥシューズのテーブルディスプレイを配し、食事と鑑賞体験を連動させる演出。

東京バレエ団の公演スケジュールと関係者情報

本アフタヌーンティーのテーマである東京バレエ団『くるみ割り人形』の日本国内公演スケジュールは以下の通りです。作品公式情報は公演公式サイトをご確認ください（公式サイトURL： https://www.nbs.or.jp/stages/2025/nutcracker/）。

公演スケジュールは各地の大ホールで上演予定で、年末にかけての上演が中心です。

• 東京：2025年12月11日（木）～12月14日（日） 会場 東京文化会館（上野）大ホール
• 堺：2025年12月24日（水） 会場 フェニーチェ堺 大ホール
• 西宮：2025年12月26日（金） 会場 兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール
• 松江：2025年12月28日（日） 会場 島根県民会館大ホール

東京バレエ団についての要点

東京バレエ団は1964年創設。古典全幕作品から現代振付家の作品まで幅広いレパートリーを持ち、これまでに36次799回の海外公演を実施し、33カ国158都市を巡演してきました。名だたる欧州歌劇場での公演実績も多数あります。

近年の主なトピックとして、2015年に斎藤友佳理が芸術監督に就任しチャイコフスキー三大バレエの新制作に取り組んだこと、2019年に勅使川原三郎振付『雲のなごり』の世界初演を行い文化庁芸術祭大賞を受賞したこと、2022年の『ラ・バヤデール』で同賞を受賞したこと、2023年に金森穣委嘱『かぐや姫』の世界初演を果たしたこと、2024年に創立60周年を迎え新体制が発足し佐野志織が芸術監督／バレエ・ミストレスに就任したことが挙げられます。

Repetto（レペット）とラ・セヌの紹介

Repettoは1947年に誕生したフランスのダンスブランド。ローズ・レペットがダンスシューズをデザインしたことに始まり、フラットバレリーナシューズなどで名声を得たブランドです。手作りの技術を重視し、トゥシューズやチュチュなどダンスを象徴するアイテムがディスプレイで用いられます。

レストラン・カフェ&バー「ラ・セヌ」はメルキュール東京日比谷内のフレンチレストランで、劇場の「シーン」を意味する名称のもと、来訪者の人生の一場面として演出することを意図しています。営業時間は朝食07:00-10:30、ランチ11:30-13:30、ディナー17:30-21:00、アフタヌーンティー13:30-17:30、アラカルト・ケーキ13:30-21:00、バー11:30-22:00です。直通電話03-3528-8392。

施設概要と問い合わせ先、まとめ

メルキュール東京日比谷はアコーが展開するメルキュールブランドのホテルで、2023年12月19日に開業しました。所在地は東京都千代田区内幸町1-5-2。内幸町駅・新橋駅から徒歩3分、日比谷駅から徒歩9分のアクセスです。施設は地下1階から地上12階で、客室数は178室（スーぺリア22m2 120室、プリビレッジ22m2 56室、スイート44m2 2室）です。

問い合わせ先はホテル代表電話03-3503-5051、E-MAIL HC1F1@accor.com、レストラン直通03-3528-8392。公式サイトは https://www.mercure-tokyo-hibiya.com/ 、Instagramアカウントは https://www.instagram.com/mercuretokyohibiya/ です。

以上が、本企画の主な内容と実施概要の整理です。アフタヌーンティーのメニュー構成、ディスプレイの内容、東京バレエ団の公演日程、ホテルおよびレストランの連絡先と営業時間をまとめました。詳細や予約はメルキュール東京日比谷の公式サイトをご確認ください。