10/30開催 ANIME TALKING JAM 編集×ヒット論

アニメ制作の「編集」と「ヒット論」をつなぐ場、ANIME TALKING JAMの開催

株式会社フォトロンは、アビッド テクノロジー株式会社（Avid社）と共催で、アニメ業界関係者向けイベント「ANIME TALKING JAM」を2025年10月30日（木）に東京国際フォーラムで開催します。主にアニメ制作における編集テクニックと、作品をヒットさせるためのプロデューサーの視点を掛け合わせたトークセッションを中心に据えた内容です。

本イベントの告知はIMAGICA GROUPによるリリース（2025年10月23日 13時53分）として出され、フォトロンは長年にわたりAvid社製品等を通じてアニメ制作現場と関わってきた実績を踏まえ、業界にとって実用的かつ価値ある場を提供する意図を説明しています。イベントへの申込受付はWebで開始されています。

イベントの趣旨と背景

フォトロンは、アニメがフィルムからデジタルへ移行した以降、Avid社をはじめとする取り扱い製品を通し、編集・制作工程の近代化に関与してきました。本イベントは、その蓄積を踏まえ、現場で実際に使えるテクニックと、制作側の意思決定がどのようにヒットに繋がるかという理論（ヒット論）を具体的に示すことを目的としています。

イベントの中核には、実際の編集画面やタイムラインを見せる実演的な紹介と、プロデューサー視点での企画・戦略論の両面を用意しており、編集現場と番組制作・配信戦略の接点を意識した設計になっています。

• 開催日：2025年10月30日（木）
• 会場：東京国際フォーラム　ホールD7
• 主催：株式会社フォトロン、アビッド テクノロジー株式会社、株式会社メディア・ソリューションズ
• 申込方法：公式Webサイトにて受付中（URLは本文中に記載）

登壇者とプログラム構成：編集とプロデュースを対比する二部構成

当日のプログラムは二部構成で、第一部が編集テクニックの紹介、第二部がプロデューサーによるヒット論です。各部ともに講演後に質疑応答が想定され、その後、会場内での交流会が設けられます。

トークは日本語の同時通訳を介して実施される場面があり、国際的な制作現場のノウハウを国内の現場関係者が直接学べる機会として設計されています。

第1部：『KPOPガールズ！ デーモン・ハンターズ』リードエディター ネイサン・シャウフ氏

登壇者はSony Pictures Animation Inc.所属のネイサン・シャウフ氏。2020年に同社へ入社して以降、『モンスター・ホテル 変身ビームで大パニック!』や『チョッキン！』などの作品に携わり、『KPOPガールズ！ デーモン・ハンターズ』ではリードエディターとして編集面の要を担いました。

第1部では、制作ワークフローの全体像、Avid Media Composerを用いた実際の編集画面やタイムラインの具体的な見せ方を同時通訳を交え紹介します。映像の構築（編集の“建築”）としての手法、作品の統一感を保ちながらダイナミックな演出を行うポイントなど、実務に直結する内容が予定されています。

登壇者

ネイサン・シャウフ（Sony Pictures Animation Inc.）

主な話題

制作ワークフロー、Avid Media Composerのタイムライン解説、実際の編集画面の提示等

第2部：TVアニメ『ダンダダン』プロデューサー 亀井 博司氏

第2部の登壇者は株式会社毎日放送（MBS）でコンテンツ戦略部に所属するプロデューサー、亀井 博司氏。1987年大阪生まれ、京都大学文学部卒業後2010年に毎日放送へ入社。テレビ営業や報道記者を経てアニメプロデューサーとして活躍しています。

亀井氏はプロデューサーとして多数の作品に携わってきた経験をもとに、TVアニメのヒット確率を上げるためのプロデューサー論を展開します。現場の意思決定、企画の磨き方、流通やプロモーションの観点まで含めた実践的な視点が提供される予定です。

登壇者

亀井 博司（株式会社毎日放送 プロデューサー）

経歴と主な担当作品

1987年大阪生まれ、京都大学文学部卒。2010年毎日放送入社。担当作品に「炎炎ノ消防隊」「AIの遺電子」「でーじミーツガール」「ぽんのみち」「ダンジョンの中のひと」「ダンダダン」等

当日のスケジュール、会場案内、交流会の実施

イベントは午後に集中した構成で、講演・トークセッションに続いて会場内での交流会が予定されています。編集作業やプロデュース業務に関わる関係者が直接意見交換できる機会が設けられる点が特徴です。

スケジュールは以下の通りです。時間は正確に案内されているため、参加予定者は注意して確認してください。

会場は東京国際フォーラムのホールD7です。会場アクセスや施設詳細は東京国際フォーラムの案内ページ（https://www.t-i-forum.co.jp/visitors/facilities/d7/）で確認できます。

トークセッションの終了後に設定された交流会は、登壇者と参加者が直接接触し、具体的な技術的質問や制作上の相談ができる場として設けられています。交流会も含めた時間配分を事前に把握しておくと参加しやすくなります。

主催・協力会社、関連情報と企業概要

本イベントの主催は株式会社フォトロン、アビッド テクノロジー株式会社（Avid社）、および株式会社メディア・ソリューションズです。フォトロンは放送／映像関連機器の開発・製造・販売・輸出入を手掛ける企業で、IMAGICA GROUPのグループ会社として関連情報がプレスリリースとして配信されています。

リリースはIMAGICA GROUPによるもので、資料提出日時は2025年10月23日 13時53分です。本イベントの公式申し込みページはフォトロンのイベントページに公開されています（https://www.photron.co.jp/event-seminar/anime-taking-jam202510/）。関連リリースは以下のURLに掲載されています： https://www.photron.co.jp/news/20251023_anime/。

株式会社フォトロンの概要

フォトロンの企業情報もリリースに明記されています。以下はプレスリリースに記載の情報です。

会社名

株式会社フォトロン

代表者

代表取締役社長　瀧水 隆

本社

〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング 21階

創業

1968年7月10日

資本金

1億円

事業内容

放送用映像機器、民生用および産業用電子応用システム等の開発、製造、販売、輸出入

URL / X

https://www.photron.co.jp/ / https://twitter.com/Photron_PR

IMAGICA GROUPの概要

本リリースはIMAGICA GROUPから配信されています。IMAGICA GROUPは1935年創業で、映像の企画から制作、編集、配信まで一貫したサービスを提供するグループです。以下は公表されている情報です。

会社名

株式会社IMAGICA GROUP / IMAGICA GROUP Inc.

代表者

代表取締役社長 社長執行役員　長瀬 俊二郎

所在地

〒105‐0022　東京都港区海岸一丁目14番2号

創業

1935年2月18日

資本金

33億6百万円

URL 等

https://www.imagicagroup.co.jp/ / 90周年特設サイト等

まとめ：イベント情報の整理

以下の表は本記事で取り上げたANIME TALKING JAMの主要情報を整理したものです。日時、会場、登壇者、申し込み先などを一目で確認できます。

以上が本イベントの概要と登壇者、主催企業の情報整理です。本記事はプレスリリースに基づき、イベントの日程、登壇者プロフィール、プログラム内容、会場・申込先、主催企業の公開情報を網羅的に記載しています。関連リンクおよび公式ページで最新の案内を確認した上で参加を検討してください。