ハウステンボスに『エヴァ』8Kライドが2026年春登場、完全オリジナル体験へ
ベストカレンダー編集部
2025年10月23日 18:44
エヴァ8Kライド開業
開催日:3月1日
ハウステンボスが迎える新たな没入体験:「エヴァンゲリオン・ザ・ライド – 8K -」導入決定
長崎県のテーマパークリゾート、ハウステンボスは、TVシリーズ放送開始から30周年を迎えた『エヴァンゲリオン』をテーマにしたライドアトラクション「エヴァンゲリオン・ザ・ライド – 8K -」を2026年春に開業することを、2025年10月23日14時00分付のリリースで発表しました。
本アトラクションは、ハウステンボスの成長戦略第3弾に位置づけられる大型施設であり、園内を舞台にした完全オリジナルのストーリーを用いるとともに、8K LEDドーム型巨大スクリーンと最新のライドモーションを同期させたフライングシアター形式を採用する点が特徴です。
- 発表日
- 2025年10月23日 14時00分(ハウステンボス株式会社 発表)
- 開業時期
- 2026年春(予定)
- アトラクション名称
- エヴァンゲリオン・ザ・ライド – 8K –
- 特設サイト
- https://www.huistenbosch.co.jp/evangelion/
- 総合案内(問い合わせ)
- ハウステンボス総合案内(ナビダイヤル) Tel:0570 (064) 110
成長戦略の文脈とこれまでの導入実績
ハウステンボスは「ワクワクが、続々!」をキャンペーンに掲げ、複数の大型投資による集客強化を進めています。本アトラクションはその第3弾です。
第1弾は、ミッフィーをテーマにした世界唯一(※2)のエリア「ミッフィー・ワンダースクエア」で、2025年6月21日にオープンしました。第2弾は、開業以来最大(※3)の投資をかけた本格的なライドアトラクション「エアクルーズ・ザ・ライド」で、2025年9月にオープンしています。これらの導入により、特に若年女性層やファミリー層の来場拡大に寄与したと報告されています。
- 第1弾:ミッフィー・ワンダースクエア(世界唯一) 2025年6月21日オープン
- 第2弾:エアクルーズ・ザ・ライド(開業以来最大投資) 2025年9月オープン
- 第3弾:エヴァンゲリオン・ザ・ライド – 8K -(2026年春 開業予定)
体験の要点:8K LEDドーム×フライングシアターが目指す没入感
「エヴァンゲリオン・ザ・ライド – 8K -」は、高精細8K LEDドーム型巨大スクリーンと、フルHDの約19倍に相当する8K映像、そして最新のライドモーションを組み合わせたフライングシアター型アトラクションです。フライングシアターで8K LEDを導入する事例は日本初(※4)とされています。
ゲストはドームスクリーンに広がる8K映像を視界ほぼ全体で受け止め、ライドモーション、風、音、振動が完全にシンクロする演出により、『エヴァンゲリオン』の世界に没入します。映像表現では光の粒、爆発の迫力、機体の質感などを高解像度で再現し、ライドは急降下や浮遊感、激しい振動といった多様な動きを伴います。
- 主な技術仕様(公表内容)
-
- 8K LEDドーム型巨大スクリーン(視界約180度)
- 映像解像度:8K(フルHDの約19倍)
- フライングシアター型ライドモーション(座席が浮き上がる形式)
- 同期演出:映像・ライドモーション・風・音・振動
これらの技術的な組合せにより、従来の大型スクリーンアトラクションとは異なる精密な没入体験を提供することを目指しています。ハウステンボス側は、8K映像を使用するエヴァンゲリオンのアトラクションとしては国内で初めてであると説明しています(※1)。
体感される演出の具体例
公式発表では、ハウステンボスの実際の街並みが舞台に組み込まれ、エヴァンゲリオン初号機と使徒の激闘が再現されるとしています。実在する建物や景色が戦闘の舞台として描かれることで、現実と錯覚するほどのリアルな世界が広がる構成です。
また、オリジナルグッズや限定メニューの展開も予定されており、園内での体験拡張が図られます。これらはアトラクション体験を補完する追加的なサービスとして運用される見込みです。
作品と地域性の接点、関係者のコメント
ハウステンボス 代表取締役社長執行役員CEOの髙村耕太郎氏は、エヴァンゲリオンのデザイン性とハウステンボスのヨーロッパ風景との親和性に触れつつ、地域の歴史や文化に新たな光を当てる意図を語っています。発表では、長崎県佐世保市の歴史的背景(防衛・造船の拠点としての発展)と組み合わせることで、独自の体験を創出することを明確にしています。
株式会社カラー ライツ・宣伝広報部からは、本アトラクションがシリーズ30周年のハイライトとなること、フルスクリーンでの8K映像とフライングシアターの同期が没入体験を創出すること、そして九州・長崎が東アジアからのアクセスに優れるため、国内外のファンに向けた発信力が期待できるというコメントが寄せられています。
- 髙村耕太郎(ハウステンボス CEO)コメント要旨
- 『エヴァンゲリオン』の独自のデザイン性とハウステンボスの景観は高い親和性があると考え、作品の世界観を尊重しつつ地域の歴史や文化にも光をあてる形で空間を創ると述べています。
- 株式会社カラー ライツ・宣伝広報部コメント要旨
- 8K LEDのフルスクリーンとフライングシアターの完全なシンクロにより没入感を実現する点を評価し、日本および海外のファンに向けた提供を期待する旨を述べています。
シリーズ背景と30周年関連情報
『新世紀エヴァンゲリオン』は1995年のTVシリーズ放送開始以降、日本のみならず世界で大きな影響を与え続けています。2007年以降は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズとして再始動し、『:序』『:破』『:Q』の3作が公開されました。
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は新劇場版シリーズの第4部で完結編にあたり、2021年3月8日に公開され、最終興行収入102.8億円、観客動員673万人を記録しています。現在、同シリーズはAmazon Prime Videoにて見放題独占配信中です。
またシリーズ初となる30周年フェスイベント「EVANGELION:30+;30th ANNIVERSARY OF EVANGELION」は、2026年2月21日〜23日の3日間、横浜アリーナで開催される予定です。
運営情報、注記(※表記)とまとめ
本アトラクションはハウステンボスを舞台にした完全オリジナルストーリーを採用し、世界で唯一の体験をうたっています。リリースには、各種「日本初」「世界唯一」「最大投資額」といった表現に関する注釈(ハウステンボス調べ、2025年)が付記されています。
以下に、リリースに含まれる注記を原文どおり整理します。これらはハウステンボスの調査に基づく表現として付記されています。
- ※1:エヴァンゲリオンのアトラクションで、8K映像を使用することにおいて(2025年 ハウステンボス調べ)
- ※2:独自のライドやアトラクションがあるのはハウステンボスのみ(2025年 ハウステンボス調べ)
- ※3:1つのアトラクションにかける投資額において(2025年 ハウステンボス調べ)
- ※4:8K LEDスクリーンをフライングシアター型ライドアトラクションに導入していることにおいて(2025年 ハウステンボス調べ)
問い合わせ先はハウステンボス総合案内(ナビダイヤル) Tel:0570 (064) 110、公式情報はハウステンボスの公式サイトおよび本件特設サイトで確認できます。関連するURLは次のとおりです。
- ハウステンボス公式サイト:https://www.huistenbosch.co.jp/
- 特設サイト:https://www.huistenbosch.co.jp/evangelion/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アトラクション名 | エヴァンゲリオン・ザ・ライド – 8K – |
| 発表日 | 2025年10月23日 14:00(ハウステンボス発表) |
| 開業時期 | 2026年春(予定) |
| 所在 | 長崎県 ハウステンボス(ヨーロッパの街並みを再現したテーマパーク内) |
| 主な技術 | 8K LEDドーム型巨大スクリーン、8K映像、フライングシアター型ライドモーション(映像・風・音・振動の同期) |
| ストーリー | ハウステンボスを舞台にした完全オリジナルの『エヴァンゲリオン』ストーリー(世界唯一) |
| 関連展開 | オリジナルグッズ、限定メニューの展開予定。シリーズ30周年イベント(横浜アリーナ 2026年2月21〜23日) |
| 問い合わせ | ハウステンボス総合案内(ナビダイヤル) Tel:0570 (064) 110 |
以上の通り、ハウステンボスは8K映像とフライングシアターを組み合わせた日本初(※4)の導入を掲げ、『エヴァンゲリオン』の30周年イヤーに合わせた大型アトラクションを2026年春に提供する計画です。発表に含まれる各種の「日本初」「世界唯一」「最大投資額」といった表現は、リリース内の注記(ハウステンボス調べ、2025年)に基づくことが明示されています。
参考リンク: