11/14開催｜新潟発 起業応援イベント「にいスタ！Vol.1」

新潟から「はじめの一歩」を後押しするにいスタ！Vol.1の狙い

新潟市は、起業や新たな挑戦に向けた関心を育て、将来的なスタートアップの増加を目指す取り組みとして、起業家・スタートアップ予備軍啓発交流イベント「にいスタ！NIIGATA Pre Startup イベント Vol.1～きっかけは、ここにある。はじめの一歩を、新潟から。～」を開催します。開催日は2025年11月14日（金）、時間は12:30～14:30です。

このイベントは、新潟のビジネスイベント「日々是新」のプログラムの一環であり、起業に興味があるが具体的にどう動き出せばよいか分からない人、きっかけを探している人、社内起業やCXO人材を目指す人など、幅広い層を対象に設計されています。先輩起業家の経験や失敗談、参加者ピッチ、ネットワーキングを通じて実践的なヒントと人脈形成の機会を提供します。

本章では、本イベントの趣旨と対象、無料での参加という点を重視しながら、地域における起業文化の醸成という長期的な視点にも触れます。新潟市が主催し、産業政策・イノベーション推進課が担う公的支援の枠組みのなかで行われる点も特徴です。

開催日時・会場・参加方法の詳細

イベントは現地参加とオンライン視聴のハイブリッド形式で行われます。現地会場はNINNO3 RoomF（〒950-0917 新潟県新潟市中央区天神1-1 プラーカ3 B1F）で、定員は現地50名となっています。オンラインではYouTubeライブ配信が行われ、オンライン配信に定員はありません。

参加費は無料でドリンクサービスが用意されます。現地参加は事前申込が必要で、参加申込フォーム（Googleフォーム）から申し込みを行ってください。オンライン配信視聴は申込不要で、「日々是新」ホームページにて配信の案内が確認できます。問い合わせ先は運営事務局のcontact@socialups.jp（運営事務局：socilaups株式会社）です。

対象者の詳細

イベントが想定する参加者像は多様です。学生や社会人で起業に関心がある人、大学等の研究者で研究成果や技術を事業化したい人、地域・社会課題の解決に関わりたい人、社内起業やCXOを志す人、既に事業を行っている起業家でさらなる成長を目指す人、そして起業や挑戦を支援したい人までを対象としています。

対象者の多様性を踏まえ、登壇者やプログラムも実践的な内容と交流機会を重視しています。参加形態に合わせて得られる学びやネットワーク構築の方法が異なる点も説明しています。

当日のプログラム構成と内容

にいスタ！Vol.1の当日は、ゲストトーク、トークセッション、参加者ピッチ、ネットワーキングという4つの主要プログラムで構成されています。各プログラムは、起業や新規事業の実践に直結する知見やフィードバックを得られる機会を意図しています。

以下に各プログラムの内容と狙い、参加方法を整理します。参加者ピッチは事前申込での募集となり、登壇ゲストや支援機関からのアドバイスを受けられる点が特徴です。ネットワーキングには登壇者も参加し、直接交流できる時間が設けられます。

• （1）ゲストトーク：「持続可能な食と農をアグリテイメントな世界へ～家業から始まったスタートアップによる社会課題解決への挑戦～」登壇：プランティオ株式会社 代表取締役CEO 芹澤 孝悦 氏。
• （2）トークセッション：「これからの新潟のアントレプレナーシップ、それぞれの“挑戦”と”きっかけ”」登壇者：芹澤 孝悦氏、木山産業株式会社 代表取締役社長 木山 光 氏、新潟亀田 わたご酒店 代表 寺田 和広 氏、株式会社トークパス 代表取締役CEO 大島 巧 氏。モデレーターはSocialups株式会社 代表取締役 髙瀬 章充 氏。
• （3）参加者ピッチ：自身のビジネスアイデアや事業についてピッチを希望する参加者を募集。事前に参加申込フォームから応募。ゲストや支援機関からの具体的なアドバイスを得られる機会。
• （4）ネットワーキング：登壇者も参加する交流時間。先輩起業家や経営者と直接対話し、課題や支援の機会を探ることが可能。

プログラムの運営・主催情報

主催は新潟市経済部産業政策・イノベーション推進課、運営はSocialups株式会社と株式会社テレビ新潟放送網が担当します。後援には新潟経済同友会、一般社団法人新潟青年会議所、新潟ベンチャー協会が名を連ねています。

問い合わせや運営事務局の連絡先は前述のcontact@socialups.jpです。配信や会場案内の詳細は「日々是新」ホームページ（https://www.city.niigata.lg.jp/business/shoko/shokoshien/sogyoshien/niista2025.html）で確認できます。

登壇者紹介と背景—事業・経歴を読み解く

本イベントの登壇者は、家業の再定義や地域の課題解決、メディアと事業開発といった多様な経験を持つ面々で構成されています。ここでは各登壇者の略歴と、イベントで期待される示唆を整理します。

ゲストとモデレーターのプロフィールを具体的に示し、参加者がどのような話題や視点を得られるかを明確にします。また、各登壇者がこれまでに手掛けた取り組みと、その社会的意義に触れます。

プランティオ株式会社 代表取締役CEO 芹澤 孝悦（せりざわ たかよし）

エンターテインメント系コンテンツプロデューサーを経て創業。2015年にプランティオ株式会社を創業し、2020年に“grow”ブランドを発足。食と農の民主化を目指す事業を推進しており、小山 薫堂×Forbes JAPANが選ぶ「食の未来を輝かせる25人」に選出された経歴を持ちます。

木山産業株式会社 代表取締役社長 木山 光（きやま こう）

1965年新潟市生まれ。中央大学経済学部卒。大手ゼネコン勤務を経てUターンし、2009年より現職。2019年に起業創業支援拠点「SN＠P（スナップ）新潟」を設立、2020年に新潟県最大級イノベーション施設「NINNO」を創設するなど地域における起業支援基盤の形成に関与しています。

新潟亀田 わたご酒店 代表 寺田 和広（てらだ かずひろ）

1989年新潟市生まれ。大学卒業後に日本酒類販売㈱でECサイトの立ち上げを経験。2017年にUターンし、家業の酒屋を継承。「地酒専門店」と「まちの酒屋」をコンセプトに、地域のにぎわいづくりを目指しています。

株式会社トークパス 代表取締役CEO 大島 巧（おおしま こう）

1999年東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。2021年にTeNYテレビ新潟入社後、MCやリポーター、スポーツ実況、新規事業の創出に関与。2024年に同局を退職し、採用・広報向けメディア事業と法人研修事業を展開。フリーアナウンサーや大学非常勤講師も務めています。

モデレーター：Socialups株式会社 代表取締役 髙瀬 章充（たかせ あきみつ）

1988年福岡県生まれ。筑波大学大学院在学中にフラー株式会社を共同創業するなど複数のスタートアップ経験を有し、2021年にSocialups株式会社を創業。地域のスタートアップエコシステム構築に携わってきた経歴があります。

上記登壇者らの多様な経験から、参加者は事業創造の方法、地域資源の活用、メディア・マーケティングの実践、支援拠点の活用など多方面の知見を得ることが期待されます。

次回（Vol.2）予定とイベント要点の整理

にいスタ！の第2回は、2025年12月10日（水）18:30～20:30にIPCビジネススクエア（新潟市中央区西堀通6番町866番地 NEXT21 12階）で開催予定です。テーマは「起業家と経営者が語る新たな挑戦に必要なこと」で、AIを活用したビジネスプランワークショップも行われます。

Vol.2のゲストはフラー株式会社 取締役会長 渋谷 修太 氏と藤田金屬株式会社 代表取締役副社長 今井 雄介 氏で、Vol.1と合わせて複数回参加することで、起業の実務的なスキルやメンタリティを段階的に学べる構成です。参加申込は専用の申込フォームから行います。

以上がにいスタ！Vol.1の主要な情報と登壇者紹介、次回開催の案内を含むまとめです。プログラムはゲストトーク、トークセッション、参加者ピッチ、ネットワーキングから構成され、事前申込方法や問い合わせ先、関連リンクも記載しました。参加形態に応じて必要な手続きを確認のうえ、関心のある方は申込フォームや「日々是新」ホームページをご参照ください。