11月15日開幕：たまごっち×さがみ湖イルミの全見どころ

さがみ湖の夜空にたまごっちが降り立つ：コラボレーションの全体像

富士急行の発表（2025年10月27日 15時00分）によると、神奈川県相模原市のアドベンチャーリゾート「さがみ湖MORI MORI」で、2025年11月15日（土）から関東最大級のイルミネーションイベント「さがみ湖イルミリオン」が開催されます。本年の目玉は、株式会社バンダイのデジタルペット「たまごっち」とのコラボレーションエリア「さがみ湖で発見！たまごっちのキラキラいるみね～しょん！」です。

開催期間は2025年11月15日（土）～2026年5月10日（日）。エリアは虹色に輝くリフトで上がった先に広がり、600万球の光が織りなす大規模な演出の中に、たまごっちたちの世界観を再現したフォトスポットやオブジェ、アトラクションが展開されます。以下に、見どころと体験の詳細を整理します。

主要な見どころとフォトスポットの構成

コラボエリアはストーリー性を伴った演出が特徴で、たまごっちたちがUFOや流れ星に乗ってやって来るという設定に基づいたバルーンやイルミネーション、オブジェが設置されます。特に注目されるのは、観覧車や流れ星が動き出す空間で、まめっちとくちぱっちと一緒に座って記念撮影が可能なフォトスポットです。

また、たまごっちたちが大集合する「みんなしゅ～ご～！キラキラいるみね～しょん」や、UFOを模したオブジェ、たまごっちのデバイスの中に入ったような撮影ができる仕掛けなど、物語性のあるフォトスポットが多数設置されます。SNSでのシェアを意識した演出が随所に用意されています。

• たまごっちのほしぞらぺだる：9月にオープンした自転車型アトラクション「青空ペダル」をイルミ期間限定でアレンジ。星空の中を走る演出。
• たまごっちのキラキラかんらんしゃ：観覧車から600万球のイルミネーションを一望可能。
• あのごっちUFOがやってきた：たまごっちが乗ってきたUFOを再現した大きなオブジェ。
• まめっちとくちぱっちのたまともリフト：虹色に輝くリフトで上がる専用エリア。

演出の物語性と体験設計

企画段階から「たまごっちが遊園地にやってきた」という物語を明確にしており、来場者は単にイルミネーションを見るだけでなく、たまごっちたちの物語の一部を体験できる構成です。光の演出、バルーン、造形物、フォトスポットの配置は、来場者が物語をたどるように設計されています。

たとえば、たまごっちデバイスの中に入ったような写真が撮れるスポットは、キャラクター性を活かした演出で年齢層を問わず利用しやすい仕様です。子ども連れでも楽しめる体験が意識されており、視覚的な魅力だけでなく撮影・シェアという行動につながる導線が考慮されています。

コラボグッズ、フード、宿泊プランなど体験拡張の詳細

コラボレーションは会場内のイルミ演出だけにとどまらず、物販や飲食、宿泊プランにも展開されています。描きおろしイラストを用いた限定グッズや、コラボメニューを通じて、来場体験を持ち帰れる仕組みが整えられています。

以下に、商品の種類やノベルティ、宿泊プランの特典など、提供される具体的な内容を示します。商品の一部は数量限定で、デザイン・仕様がイメージと異なる場合がある旨の注意書きが付されています。

コラボグッズのラインナップ

グッズは描きおろしイラストを使用した限定品が10種類以上登場すると明記されています。代表的なアイテムの名称が発表されており、ブラインド仕様のアクリルキーホルダーやフレークシールなど、コレクション性のあるものが含まれます。

そのほか具体的な商品は会場販売にて展開予定で、商品画像はイメージであるためデザイン・仕様の一部変更や品切れの可能性があることが告知されています。

• 描きおろしイラスト使用の限定コラボグッズ（10種類以上）
• ブラインドアクリルキーホルダー
• フレークシール

フードメニューとノベルティ

コラボメニューは複数のラインナップが用意され、たまごっちたちが集合したプレートのほか、スイーツや温かいスープなどのメニューが展開されます。飲食の利用者には限定ノベルティが提供され、持ち帰りや記念としての価値が高められています。

具体的には、コラボフードまたはドリンクを注文した来場者に対して、ランチョンマットや6種類のコースターがプレゼントされます。ランチョンマットは通常の長方形タイプに加え、ハート型のランチョンマットも用意される点が明示されています。

コラボフード例

たまごっち集合プレート、スイーツ、温かいスープ等

ノベルティ

ランチョンマット、ランチョンマット（ハート型）、6種類のコースター（いずれもコラボフード／ドリンク利用者に配布）

宿泊プラン（PICAさがみ湖）

さがみ湖MORI MORIに隣接するキャンプ場「PICAさがみ湖」では、イルミリオン開催期間を対象にした宿泊プランが用意されます。宿泊特典には限定のコラボバスタオルと記念チケットが含まれ、閉園時間まで光に包まれた夜を楽しめる構成です。

宿泊プランの提供は、会場での体験を延長する設計であり、当該バスタオルおよび記念チケットは限定品となるため、在庫が無くなり次第販売終了となる可能性があります。

• 宿泊特典：限定コラボバスタオル、記念チケット
• 販売場所：PICAさがみ湖にて提供される宿泊プラン
• 注意事項：画像はイメージ。商品仕様やデザインは一部異なる場合あり。数量限定商品あり。

開催概要、運営データ、アクセスと安全情報

「さがみ湖イルミリオン」は2009年の開催開始以来継続され、2025-26シーズンで17回目を迎えます。広大な斜面と土地を活かした演出は評価され、2018年から「関東三大イルミネーション」に認定されているほか、2024年度の「International Illumination Award」イルミネーションイベント部門で優秀エンタテインメント賞3位を受賞しています。

以下は営業日程や営業時間、料金、交通手段、点灯式および問い合わせ先などの運営データです。来場前に公式ウェブサイトで最新の休園日や営業時間を確認することが推奨されています。

入場料の区分は小人が3歳～小学生以下、シニアは65歳以上です。料金は時期により異なる場合がある旨が明記されています。ナイトフリーパスは14時から販売され、16時からはリフトが無料となる時間設定が併記されています。

施設情報としての会社概要も公開されています。運営会社は相模湖リゾート株式会社、代表者は鈴木康弘、設立は2006年12月22日、所在地は神奈川県相模原市緑区若柳1634番地、事業内容はレジャー・サービス事業です。

この記事の要点まとめ

以下の表に、本記事で触れた重要な情報を整理しました。日時、場所、主な見どころ、料金、問い合わせ先を一目で確認できます。詳細は公式特設サイトの案内に従って事前確認を行ってください。

本稿は富士急行発表のプレスリリースに基づき、さがみ湖イルミリオンとたまごっちコラボの内容を整理して記載しました。来場を検討する場合は、開催期間中の最新情報、休園日、営業時間や料金の変更、商品在庫状況について公式サイトでの確認をおすすめします。