11月2日・15日開催 川崎で再エネ体験 グリーンアライアンス出展

川崎で再エネ体験祭

開催日:11月2日

川崎で再エネ体験祭
どうやって申し込むの?整理券とか必要?
申込は基本的に当日先着・当日受付で参加費は無料。みんなの川崎祭は11/2 11:00〜16:00、ラゾーナは11/15 10:30〜16:30。ラゾーナは各回8名、混雑時は整理券配布。公式サイトで最新情報を確認して早めに来場するのがおすすめです。
子どもだけで参加できるの?年齢制限は?
両イベントは親子参加を想定しており、未就学児向けの内容が中心。安全管理や体験の性質上、保護者同伴が推奨される場合があります。定員制(ラゾーナは各回8名)なので、当日の案内に従い付き添いを準備してください。

川崎市とグリーンアライアンスが目指す官民連携の形

ハンファジャパンが主宰するSDGsパートナーシップ制度「グリーンアライアンス」は、川崎市と連携協定を締結し、地域の脱炭素と次世代への環境教育を両輪で進める取り組みを本格化させています。2025年8月20日に締結された「太陽光発電の普及拡大および環境教育の推進に関する連携協定」を踏まえ、行政と民間が役割を分担しながら実効性の高い施策を展開します。

この協定の下で想定される活動は、太陽光発電設備の寄贈、環境教育プログラムの共同展開、地域イベントにおける再生可能エネルギー(再エネ)啓発など多岐にわたります。取り組みの方向性は「再生可能エネルギーをもっと身近に、もっとやさしく」というコンセプトに集約されており、地域住民が日常生活の中で再エネに触れる機会の創出を重視しています。

連携協定の締結日
2025年8月20日
協定の主な内容
太陽光発電設備の寄贈、環境教育プログラムの共同展開、地域イベントでの再エネ啓発
主催・主体
グリーンアライアンス(ハンファジャパン) × 川崎市
グリーンアライアンスと川崎市、官民連携でSDGs推進を加速 画像 2

地域イベントでの体験型ワークショップ—参加概要と当日の流れ

連携の一環として、2025年11月に川崎市内で開催される二つの主要イベントに共同出展します。いずれも子ども向けの体験を中心に据え、保護者と一緒に参加することで家庭内での環境配慮行動へもつなげる設計になっています。

両イベントでは、再エネを「体感」するワークショップを実施するほか、地域の脱炭素を身近に感じられる展示や体験プログラムが展開されます。参加方法や定員、実施時間などは以下のとおりです。

グリーンアライアンスと川崎市、官民連携でSDGs推進を加速 画像 3

みんなの川崎祭(2025年11月2日)出展内容

日程は2025年11月2日(日)11:00〜16:00、会場は川崎市役所通り周辺にて実施されます。出展名義はグリーンアライアンス × 川崎市です。ワークショップ名は「自然にやさしいエネルギーを学ぼう!牛乳パックを使ったソーラーハウスづくり」で、牛乳パックの再利用を通じて太陽光発電の仕組みを学ぶプログラムです。

完成したミニハウスは自由にペイントでき、そのまま持ち帰ることができます。定員は当日先着順で、混雑時は整理券が配布されます。あわせて川崎市側では、人力発電ミニSLなど再エネ体験ができる企画も用意されており、ワークショップと併せての参加が推奨されています。

  • 日程:2025年11月2日(日)11:00〜16:00
  • 会場:川崎市役所通り周辺
  • ワークショップ内容:牛乳パックを使ったソーラーハウスづくり(完成品はペイント可・持ち帰り可)
  • 参加方法:当日先着順(混雑時は整理券配布)
  • 関連企画:人力発電ミニSLによる再エネ体験(川崎市実施)

&EARTH スマートライフプロジェクト 〜ひろげよう!SDGs〜 in ラゾーナ川崎プラザ(2025年11月15日)

2025年11月15日(土)10:30〜16:30にラゾーナ川崎プラザ ルーファ広場で開催される本イベントの出展は、名義がグリーンアライアンス × 川崎市環境局脱炭素戦略推進室となります。ワークショップは「自然に優しいエネルギーを学ぼう! 太陽光発電で動く風車のおうち」で、木製のミニチュアハウスに太陽電池と風車ユニットを組み込み、太陽光発電で風車が回る仕組みを実際に体験します。

各回の定員は8名で、受付は当日先着となります。参加費は無料です。作品の持ち帰りの際には紙袋を使用し、プラスチックごみ削減にも配慮する運営方針が採られています。

  • 日程:2025年11月15日(土)10:30〜16:30
  • 会場:ラゾーナ川崎プラザ ルーファ広場
  • ワークショップ内容:太陽光発電で動く風車のおうち(木製ミニチュアハウス+太陽電池+風車ユニット)
  • 定員・受付:各回8名(当日受付・先着)
  • 参加費:無料
  • 環境配慮:作品持ち帰り用の袋は紙袋使用(プラスチックごみ削減)

幼児期からの環境教育に注力する理由とその効果

グリーンアライアンスが特に力を入れているのは未就学児を含む低年齢層向けの環境教育です。気候変動への対応が急務となる社会情勢を踏まえ、幼少期から自然との関わりやエネルギーの仕組みを体験的に学ぶことが、持続可能な社会を支える意識形成に寄与すると位置づけています。

体験学習の特徴は、単なる知識の伝達にとどまらず「つくって、学ぶ」行為を通じて再エネを身近に感じてもらう点にあります。保護者とともに参加する形式は、家庭内での環境配慮行動への波及を促し、世代を超えた意識の連鎖を生み出すことが期待されています。

  1. 幼児期における感覚体験の重要性:触れる、作る、運転するなどの体験が理解を深める。
  2. 家庭への波及効果:保護者の参加を想定した設計により、日常行動の変化につなげる。
  3. 地域全体での啓発:イベントを通して地域住民が再エネに接近しやすい環境を整備。
期待される効果
子どもが将来の選択肢として再生可能エネルギーを自然に検討するようになること、家庭や地域での小さな行動変容が広がること。
手法
体験型ワークショップ、親子参加型プログラム、再エネ機器の実演・寄贈など複合的アプローチ。

グリーンアライアンスとハンファジャパンの実績、全国展開に向けた取り組み

グリーンアライアンスはハンファジャパンが主宰するパートナーシップ制度で、ハンファグループの経営哲学「共に行けば遠くへ」に基づき2024年6月に発足しました。再生可能エネルギーや住宅関連のパートナー企業と協働し、クリーンエネルギーの供給を中核に地域貢献やグローバル連携などに取り組んでいます。

ハンファジャパン自体は1984年設立の日本法人で、グリーンエネルギー事業、ケミカル、セキュリティ、プロダクトソリューションの4部門を展開しています。2011年から日本の太陽光事業に参入し、2025年8月時点で日本向けの出荷量累計は7.8GW、住宅設置数は200,000棟に到達しています。

  • グリーンアライアンス発足:2024年6月
  • ハンファジャパン日本向け出荷量累計:7.8GW(2025年8月現在)
  • 住宅設置数累計:200,000棟(2025年8月現在)

グリーンアライアンスは川崎市での共同事業を基盤に、複数の自治体との連携協定を通じて、地域の特性に応じた官民連携モデルを構築し、全国展開を目指す方針を明示しています。自治体・企業・地域住民が一体となる枠組みを強化することで、SDGs推進のための共創プラットフォームとしての役割を拡充するとしています。

詳細情報や活動方針、実績については公式ウェブサイトで公表されています。関連リンクとして、グリーンアライアンスのページとハンファジャパンの紹介ページ、太陽光発電ブランドの公式サイトが案内されています。

関連リンク
https://greenalliancejp.com/
ハンファジャパン企業情報
https://www.hanwha-japan.com/
太陽光発電ブランド(Qセルズ/Re.RISE)
http://www.q-cells.jp/

以下の表は、本記事で取り上げた主要な情報を一覧化したもので、イベントの日時や会場、ワークショップの内容、連携協定日、企業実績などを整理しています。必要な情報を速やかに確認できる形にまとめました。

項目 内容
連携協定締結日 2025年8月20日(太陽光発電の普及拡大および環境教育の推進に関する連携協定)
出展イベント① みんなの川崎祭 — 2025年11月2日(日)11:00〜16:00、会場:川崎市役所通り周辺。ワークショップ:「牛乳パックを使ったソーラーハウスづくり」。当日先着順(混雑時は整理券配布)。
出展イベント② &EARTH スマートライフプロジェクト 〜ひろげよう!SDGs〜 in ラゾーナ川崎プラザ — 2025年11月15日(土)10:30〜16:30、会場:ラゾーナ川崎プラザ ルーファ広場。ワークショップ:「太陽光発電で動く風車のおうち」。各回8名(当日受付・先着)、参加費:無料、持ち帰り用は紙袋使用。
実施主体 グリーンアライアンス(ハンファジャパン主宰) × 川崎市(環境局脱炭素戦略推進室 等)
幼児期教育の狙い 触れる・作る体験を通じた再エネ理解の促進、保護者参加による家庭での行動変容の波及、世代を超えた意識形成
ハンファジャパンの主な実績(2025年8月時点) 日本向け出荷量累計:7.8GW、住宅設置数:200,000棟
発足日(グリーンアライアンス) 2024年6月(ハンファジャパンが主宰)
公式サイト https://greenalliancejp.com/

以上が、グリーンアライアンスと川崎市による連携の具体的内容と、2025年11月に予定されている二つの出展イベントの概要、そしてハンファジャパンのこれまでの実績の整理です。地域の脱炭素と幼児期からの環境教育を両立させる取り組みとして、イベントを通じた体験提供や機器寄贈など多面的なアプローチが予定されています。

参考リンク: