4月25・26日開催|横浜で蒸留酒が集う大試飲祭
ベストカレンダー編集部
2025年10月28日 16:51
ウイスキー&スピリッツ横浜
開催期間:4月25日〜4月26日
横浜で世界の蒸留酒が集う大規模試飲イベントが帰ってくる
ウイスキー、ジン、焼酎、泡盛など、国内外の多様な蒸留酒を一堂に集めた大規模試飲イベント「ウイスキー&スピリッツフェスティバル2026 in 横浜」が、2026年4月25日(土)および4月26日(日)にパシフィコ横浜 展示ホールDで開催されることが決定した。主催は株式会社ウイスキー文化研究所で、同イベントは複数回にわたる完全入替制となる。
会場は神奈川県横浜市のみなとみらい地区に位置するパシフィコ横浜(住所:〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1)。公式情報は特設サイトで掲載されており、詳細は https://whiskyfestival.jp/yokohama2026/ を参照できる。
開催日時と入場体系
開催は二日間で、各日ともに午前・午後の二部制(計4部)で実施される。各部は完全入替制で、定員は各部2,000名、2日間合計で8,000名の来場が見込まれている。
具体的な時間は以下の通りで、いずれも開始・終了時間が設定されている点に注意が必要である。
- 2026年4月25日(土)
- 第一部 10:00〜13:30 / 第二部 14:30〜18:00
- 2026年4月26日(日)
- 第三部 10:00〜13:30 / 第四部 14:30〜18:00
入場料は税込5,000円。入場チケットは2月上旬から販売開始予定と発表されており、販売開始後は特設サイトやSNSで最新情報が案内される。
会場で体験できる主なコンテンツ:試飲、販売、生産者との交流
本イベントは、従来のウイスキーフェスティバルの枠を拡大し、洋酒のみならず日本の焼酎や泡盛など、世界のさまざまなスピリッツを対象とした試飲と交流の場を提供する。会場内では出展ブースによる試飲、ボトル・グッズの販売、そして生産者やインポーターとの直接的な交流が行える。
出展ブースで提供される試飲は出展者によって異なるが、会場内出展ブースのウイスキーやスピリッツの約8割は無料で試飲できる。一部の高価で貴重なアイテムは有料試飲となる点が明記されている。フードブースとグッズ販売も有料で利用することになる。
テイスティングセミナーについて
本フェスティバルの目玉のひとつとして、豪華な講師陣を迎えたテイスティングセミナーが全8コマ予定されている。各セミナーの詳細は追って公式ホームページやSNSで公開される予定である。
セミナー受講には二種類のチケットが必要である。セミナー開催日に対応したイベント入場チケットに加えて、別途セミナーチケットを購入する必要がある点は参加を検討する際に重要なポイントである。
会場内の飲食・キッチンカーと食事エリアの運用
会場内には蒸留酒に合う料理やおつまみを販売するキッチンカーが出店する。キッチンカーは複数台予定されており、蒸留酒の特性に合わせたフードを提供することで試飲体験を補完する役割を担う。
また、来場者がゆっくりと飲食できるよう、会場内に専用の食事エリアを設置する。食事エリアでは本イベントに出展しているブースで購入したフードの持ち込み・飲食が可能で、休憩や交流の場として運用される。
- キッチンカー:蒸留酒に合う料理・おつまみを販売
- 食事エリア:購入したフードの飲食が可能、座席を確保
出展企業一覧と参加方法の詳細
2025年10月時点での出展企業は90社にのぼる。国内外の蒸留所、メーカー、インポーター、酒販店、バーなど多様な事業者が名を連ね、会場ではさまざまなボトルやブランドの試飲が可能となる。出展リストは以下の通りである。
- 秋田県醗酵工業株式会社
- 朝日酒造株式会社
- アサヒビール株式会社
- アレンビック金沢蒸留所
- 阿波乃蒸溜所
- 井川蒸溜所
- 株式会社伊勢萬
- ヴァイアンドフェロウズ株式会社
- ウイスキー専門店相葉&BAR MINMORE HOUSE
- ウイスキー専門店MALKS(株式会社ベルーナ)
- Whisky Chasers
- 馬宿蒸溜所
- 江井ヶ嶋蒸留所
- 8doorsdistillery
- 有限会社エス・シー・ティー
- オエノングループ 合同酒精株式会社
- オエノングループ 福徳長酒類株式会社
- オーシャン貿易株式会社
- 株式会社奥久慈塙蒸留所
- お酒の美術館
- CARVAAN Brewery & Distillery
- 株式会社カスク アンド フォレスト
- Cask Kings
- Cask salon de K(カスク サロン ド ケイ)
- 月光川蒸留所株式会社
- Kamui Whisky株式会社
- キウォンウイスキー蒸留所
- 木内酒造 八郷蒸溜所
- 黄桜 丹波蒸溜所
- キリンビール株式会社
- KING’s BARREL
- 久住蒸溜所
- 神戸蒸溜所
- 株式会社サクラオブルワリーアンドディスティラリー
- 酒ハックプロジェクト
- サントリー株式会社
- 株式会社JOURNEYSIDE
- Japanese Dark Spirits
- シングルキャスクジャパン × 麻屋商店
- 株式会社Sincere
- 新蒸留研究所
- 州崎蒸溜所
- 全国氷雪販売業生活衛生同業組合連合会
- 高藏蒸留所
- 宝酒造株式会社
- TARU HOLIC
- 丹丘蒸留所 Cheung’s Brothers Enterprises Company Limited
- 千代むすび酒造株式会社
- 株式会社堤酒造
- TL Pearce 蒸溜所
- 天星酒造菱田蒸溜所
- 東京クラフトリキュール・秩父令和商会
- 株式会社栃木リキュール
- 中津川蒸留所
- 長濱蒸溜所
- 新潟亀田蒸溜所
- 新川トレーダーギャラリー
- 日和商事株式会社
- 日本酒類販売株式会社
- ねっか奥会津蒸留所
- 野沢温泉蒸留所
- Bar wizard
- BIRDY.
- ハイランダーイントーキョー
- バカルディジャパン株式会社
- 羽生蒸溜所
- 飛騨高山蒸溜所
- 株式会社Big Picture International
- 火の神蒸溜所
- THE FACTORY SPIRITS
- 富士北麓蒸留所
- フロンティアフーズ株式会社
- ペナシュール房総株式会社
- ヘリオス酒造株式会社
- ポンのみ~お酒の電動ディスペンサー~
- 馬追蒸溜所
- まさひろ酒造株式会社
- 合資会社 光武酒造場
- ミリオン商事株式会社
- 森の京都蒸溜所
- 大和貿易株式会社
- yumarrest
- ユニオンリカーズ株式会社
- 横浜君嶋屋
- 横浜燻製工房株式会社
- 吉田電材蒸留所
- よなフル 47都道府県フルーツチョコ
- リードオフジャパン株式会社
- リカーマウンテン
- 渡辺ハム工房
出展社は今後の追加や変更があり得るため、特設サイトで最新の出展情報を確認することが推奨される。出展ブースでの販売・試飲内容は各社により異なり、すべてのアイテムが無料とは限らない点にも留意が必要である。
参加方法・チケット関連の留意点
入場チケットは各部ごとの販売で、1部あたり2,000名限定。チケット販売開始は2月上旬とされている。テイスティングセミナーを受講する場合は、該当日の入場チケットと別途セミナーチケットの両方を購入する必要があるため、参加を計画する際はそれぞれの販売スケジュールを確認するとよい。
イベントは20歳以上を対象とした催しである点にも注意が必要で、年齢確認が求められる可能性がある。
主催者情報:ウイスキー文化研究所と代表・土屋守の経歴
本イベントの主催は株式会社ウイスキー文化研究所。2001年3月に設立され、ウイスキー文化の普及と教育を目的に活動している団体である。主な事業には隔月刊誌『Whisky Galore』の編集・発行、各種資格認定試験の企画・運営、ウイスキー関連書籍の編集発行やイベントの企画運営などが含まれる。
同研究所は東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)やウイスキー検定、ウイスキーコニサー資格認定試験など、評価・普及に関する複数の取り組みを手がけている。また、ウイスキーフェスティバルを長年にわたり企画・運営してきた実績があり、今回のフェスティバルもその経験を基盤にしている。
代表者プロフィール(要点)
- 氏名
- 土屋 守(代表取締役)
- 生年・出身
- 1954年新潟県佐渡生まれ
- 主な経歴
- 学習院大学文学部卒業後、週刊誌記者を経て1987年に渡英。スコットランドでスコッチのシングルモルトに出会い、帰国後はウイスキー評論家として活動。1998年に「世界のウイスキーライター5人」の一人に選出。NHK連続テレビ小説『マッサン』ではウイスキー考証を務めるなど多方面で活躍。
- 著書・活動
- 『シングルモルトスコッチ大全』、『ウイスキー完全バイブル』など著書多数。隔月刊誌『Whisky Galore』編集長、TWSCおよびジャパニーズウイスキーの日実行委員長などを務める。
会社所在地などの基本情報は以下の通りで、問い合わせ先や詳細情報は公式サイトを通じて案内される。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 社名 | 株式会社ウイスキー文化研究所 |
| 本社所在地 | 〒150-0012 東京都渋谷区広尾1-10-5 テック広尾ビル5F |
| 代表取締役 | 土屋 守 |
| 事業内容 | 『Whisky Galore』編集発行、資格認定試験の企画・運営、ウイスキーフェスティバル企画・運営、TWSC運営など |
| 設立 | 2001年3月 |
| 公式HP | https://scotchclub.org/ |
出展企業の多様性、テイスティングセミナーの充実、そして食事エリアやキッチンカーの設置により、単なる試飲会にとどまらない総合的な蒸留酒体験を提供することが本フェスティバルの特徴となっている。
概要の整理と主要情報のまとめ
この記事で触れた開催概要、日時、会場、入場料、チケット情報、テイスティングセミナーやキッチンカーの運用、出展企業の一覧、主催者情報などの主要事項を下表にまとめる。イベント参加を検討する際は、チケット発売スケジュールやセミナー情報、出展内容の追加・変更を公式サイトで随時確認することが適切である。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント名 | ウイスキー&スピリッツフェスティバル2026 in 横浜 |
| 開催日 | 2026年4月25日(土)・26日(日) |
| 開催時間 | 各日 第一部/第三部 10:00~13:30、第二部/第四部 14:30~18:00 |
| 会場 | パシフィコ横浜 展示ホールD(〒220-0012 横浜市西区みなとみらい1-1-1) |
| 入場料 | 5,000円(税込) |
| 定員 | 各部2,000名(2日間合計8,000名) |
| テイスティングセミナー | 全8コマ予定。受講には当該日の入場チケットとセミナーチケットが必要。詳細は公式サイトで後日発表。 |
| 出展企業数(2025年10月時点) | 90社(出展者リストはイベント特設サイトおよび本記事中の一覧を参照) |
| 主催 | 株式会社ウイスキー文化研究所(代表:土屋 守) |
| 公式サイト | https://whiskyfestival.jp/yokohama2026/ |
上記の表は本記事で取り上げた主要事項を整理したものだが、イベントの詳細や出展内容、セミナーのラインナップ、チケット販売の正確な日時などは公式発表に従って確認することが重要である。
参考リンク: