SBIレオスひふみ、株主に投資信託の贈呈or寄付を実施

投資信託贈呈選択優待

開催日:10月24日

投資信託贈呈選択優待
誰が対象で何がもらえるの?
対象は2025年3月末の株主名簿に記載された株主で、1,000株以上は2,000口、5,000株以上は10,000口の投資信託「ひふみクロスオーバーpro」が贈呈されるか、同等金額を寄付に回す選択ができます。
実際にどれくらいの人が贈呈と寄付を選んだの?
対象5,776名のうち2,511名が行使(行使率43%)。うち2,329名が投資信託を選び約1,057万円相当を贈呈、182名が寄付を選び約90万円が11月に寄付される予定です。

株主が選べる新たな「投資信託贈呈または寄付」─制度の仕組みと対象条件

SBIレオスひふみ株式会社は、2025年3月末に株主名簿に記載された株主を対象に、株主優待として株式会社レオス・キャピタルワークス(以下「レオス」)が運用する投資信託「ひふみクロスオーバーpro」を贈呈する、または同等金額を寄付する選択制の優待制度を実施しました。対象となるのは当該日に株主名簿に記載された株主で、保有株数に応じて贈呈口数が異なります。

具体的には、1,000株以上保有の株主には2,000口を贈呈5,000株以上保有の株主には10,000口を贈呈する一方、贈呈を受けない株主はその贈呈金額と同等の金額を寄付することを選択できます。制度は同社の調査によれば日本で初めての試みと位置づけられています。

対象株主日
2025年3月末に株主名簿に記載された株主
贈呈される投資信託
レオス・キャピタルワークス運用「ひふみクロスオーバーpro」
贈呈口数
1,000株以上:2,000口、5,000株以上:10,000口
寄付の扱い
投資信託口数と同等金額を、グループ会社である株式会社Kiffyの寄付先に寄付

実施状況と選択の内訳:行使率・贈呈金額・寄付見込み

本優待制度は5,776名が対象となり、最終的に2,511名が優待を行使しました。行使率は43%です。この行使者の内訳を見ると、圧倒的多数が投資信託の贈呈を選択しています。

贈呈・寄付の内訳は以下のとおりです。2,329名が投資信託の贈呈を選択し、合計で約1,057万円相当の投資信託が株主に贈呈されました。一方、182名が寄付を選択し、合計で約90万円が寄付として取り扱われる見込みです。

実施日程と今後の流れ

投資信託の贈呈は2025年10月24日に実施されています。寄付については、11月中にグループ会社である株式会社Kiffyを通じて寄付先へ贈られる予定とされています。

贈呈の実行日や寄付の送付手続きについては、該当株主への個別の案内や受渡しの手続きが行われたことがプレスリリースに明記されています。

項目 数値・日付
対象株主数 5,776名
実際に行使した株主数 2,511名
行使率 43%
投資信託を選択した株主数 2,329名
投資信託合計贈呈金額相当 約1,057万円
寄付を選択した株主数 182名
寄付合計金額相当 約90万円(11月に寄付先へ送付予定)
投資信託贈呈の実施日 2025年10月24日

なぜこの優待を導入したのか──狙いとグループ内での位置づけ

SBIレオスひふみ株式会社はこれまで、株式分割や配当方針の変更といった形で株主還元を進めてきました。今回の優待は、同社ならではの株主還元手段として、投資信託の贈呈を軸に据えた点が特徴です。投資信託を直接株主に届ける「直販」を通して、投資の行為が社会の資金循環に果たす役割を実感してもらうことが目的に挙げられています。

また、株主からのフィードバックを収集し、当社グループ全体の企業価値向上に結びつける意図も示されています。プレスリリースでは「日本で初めて(※当社の調査に基づく)」と明記されており、同社が先駆的な試みとして位置づけている点も述べられています。

代表者
代表取締役会長兼社長:藤野 英人
設立
SBIレオスひふみ株式会社は2024年4月1日に設立
証券コード
165A(プレスリリース記載)

グループ各社の役割

同グループは複数の事業会社で構成され、株主優待の実施はグループ横断的な取り組みとして位置づけられています。各社の役割は明確に区分されています。

レオス・キャピタルワークス株式会社は投資信託の運用を担い、レオス・キャピタルパートナーズ株式会社はベンチャー投資、フィナップ株式会社は金融経済教育事業、株式会社Kiffyは寄付プラットフォームの運営を行っています。それぞれの機能が連携して、今回の優待の実行や寄付の振り分けが行われています。

  • レオス・キャピタルワークス:投資信託(ひふみシリーズ等)の運用・投資顧問業務
  • レオス・キャピタルパートナーズ:ベンチャー投資事業
  • フィナップ:金融経済教育事業
  • 株式会社Kiffy:寄付プラットフォーム運営(寄付の実務を担当)

関連資料と要点の整理

本件のプレスリリース資料(PDF)としては「d138772-13-ed941710ba0a0d8e8602c77067ffc5a3.pdf」が公開されています。詳細な発表は同社の公式ページにも掲載されており、該当ページへのリンクが併記されています。

以下の表は、本記事で扱った主要な情報を整理したものです。数値、日付、制度の内容を一覧できるようにまとめています。

項目 内容
発表会社 SBIレオスひふみ株式会社(代表取締役会長兼社長:藤野 英人)
発表日時 2025年10月28日 16時13分(プレスリリース掲載日)
対象株主日 2025年3月末に株主名簿に記載された株主
対象株主数 5,776名
行使株主数 2,511名(行使率43%)
投資信託選択者数 2,329名(合計約1,057万円相当の贈呈)
寄付選択者数 182名(合計約90万円を11月中に寄付先へ送付予定)
贈呈実施日 2025年10月24日(投資信託贈呈の実施日)
寄付実施予定 2025年11月中に株式会社Kiffyを通じて寄付先へ送付予定
優待の内容 ひふみクロスオーバーproの贈呈(1,000株以上:2,000口、5,000株以上:10,000口)または同等金額の寄付
関連資料 公式リリース(SBIレオスひふみ)
PDF: d138772-13-ed941710ba0a0d8e8602c77067ffc5a3.pdf

上記は本プレスリリースに記載された情報を整理したものです。制度の具体的な手続きや個別の問合せ先については、同社の公式案内ページを確認することが推奨されます。

参考リンク: