UE5・操作重視MMORPG『レジェンド・オブ・ユミル』正式開始
ベストカレンダー編集部
2025年10月28日 19:35
レジェンド・オブ・ユミル正式開始
開催日:10月28日
Unreal Engine 5で描かれるリアルタイム戦闘──操作が結果を左右する新世代MMORPG
WEMADEによる大型MMORPG『レジェンド・オブ・ユミル(Legend of YMIR)』は、2025年10月28日(火)13:00にグローバル正式サービスを開始した。本作はUnreal Engine 5を採用しており、フィールドの表現やエフェクト、キャラクターの挙動など、次世代のグラフィック表現で構築されている点がセールスポイントの一つである。
グラフィック面のみならず、戦闘システムにも従来の自動戦闘中心の設計から脱却した設計思想が反映されている。タイミングと反応を重視した後判定型のバトルデザインを採用しており、プレイヤーの入力が戦況を直接左右する形式となっている。
戦闘設計の特徴と操作性
本作の戦闘はプレイヤーの操作が重要となるアクション性を持ちつつ、MMORPGとしての協力・対戦要素も統合されている。打撃感が重視され、攻撃のヒットタイミングや回避、スキルの組み合わせによって戦闘の優位性が変わる設計だ。
自動戦闘に頼らない設計により、ソロでのプレイ時にも高い没入感が得られる一方で、大規模コンテンツではプレイヤー間の連携が勝敗を分ける要素となる。これにより、カジュアルプレイヤーと競技志向プレイヤー双方に向いた体験を提供することを目指している。
- エンジン
- Unreal Engine 5
- 戦闘方式
- 後判定型バトル(タイミングと反応を重視)
- プラットフォーム
- PC / モバイル(iOS / Android)クロスプレイ対応
グローバル同時オープンとTOKYOサーバーの配置意図
グローバルリリースでは、ASIA、NAEU、SAなど主要リージョンを含む全30サーバーが同時オープンした。全サーバーは同一仕様のビルドおよびバランス環境で運営され、サーバー間競争や協力を前提とした統合型グローバルサービスとして展開される。
その中で日本向けには、プレイヤーが快適に遊べる環境整備としてTOKYOサーバーも同時にオープンしている。TOKYOサーバーにより、日本ユーザー同士のコミュニケーションやギルド活動が円滑になる一方で、他地域とのサーバー間コンテンツにも参加可能な設計となっている。
統合環境とクロスプレイの利点
PC版とモバイル版はクロスプレイに対応しており、同一アカウントでPCとモバイル間をまたいでプレイを継続できる。これにより、自宅でPCプレイをした後に外出先で同じキャラクターにアクセスすることが可能だ。
また、全サーバーで同一仕様のビルド・バランスを採用することで、地域ごとの仕様差による不公平感を抑え、世界中のプレイヤーが同等の条件で競い合う基盤を整えている。
- サーバー数:全30サーバー(ASIA、NAEU、SA等を含む)
- 日本向け:TOKYOサーバーを同時オープン
- クロスプレイ:PC / iOS / Android 同一アカウントでの継続プレイ対応
ユーザー参加型のサーバーエコシステムとP&E(Play and Earn)
グローバルリリースでは「Share the Loot, Share the Glory(戦利品を分かち合い、栄光を分かち合う)」をスローガンに掲げ、ユーザーが共に創る共有型サーバーエコシステムを導入している。これは単なる参加型イベントにとどまらず、ユーザーが運営に関与し得る新たな仕組みを取り入れたものだ。
特に注目すべきは、一般ユーザーがオークション形式でサーバー運営権を獲得できる「Partner’s Server」である。ユーザーは運営者としてコミュニティを育て、その成果をWEMADEと共有することができる。
Streamer Partner’s ServerとSSSの組合せ
コンテンツクリエイター寄りの運営として「Streamer Partner’s Server」が用意されており、クリエイター自身がサーバー運営の中心となることができる仕組みが整備されている。これにより、配信者主体のコミュニティ形成や独自のイベント運営が期待される。
さらに「SSS(Streamer Supporting System)」という運営支援の仕組みを組み合わせ、配信者と運営の協業を通じてコミュニティ活性化を図る設計だ。これらは「共有」と「参加」をテーマにした新しいMMORPGの方向性を示している。
- Partner’s Server:オークションによりユーザーが運営権を獲得
- Streamer Partner’s Server:配信者主導のサーバー運営
- SSS:配信者やコミュニティの運営支援システム
またWEMADEは自社のブロックチェーンエコシステムであるWEMIX PLAYを基盤としたP&Eシステムを採用しており、プレイを通じて現実的な価値が創出される設計になっている。これにより、ゲーム内での成果がトークンやNFTといった形で価値化される仕組みが利用できる。
リリース記念イベント、競技コンテンツ、関連情報の全容
正式サービス開始にあわせて複数の記念イベントが開催されている。中でも全世界対象のロトイベント「Lucky Totem(行運のトーテム)」は2週間限定で実施される企画で、総額1BTC(ビットコイン)が賞金として設定されている。
プレイヤーは事前登録報酬として配布された「gWEMIX」を使用してトーテムを製作するか、インゲームミッション「幸運祈願任務」を達成してトーテムを獲得できる。本イベントは単なる抽選形式ではなく、プレイ体験が報酬へ直結する構造を取っている。
その他の同時開催キャンペーンと競技大会
WEMIX PLAY会員を対象とした「YMIRオープン記念Airdropイベント」では、ゲーム内アイテムNFTの配布が行われる。加えて、レベル到達や週次任務を通じて英雄ランク報酬を入手できる「英雄の資格」といった報酬系キャンペーンも開催中である。
競技面では、サーバー間対戦といった世界規模のコンテンツに加え、2026年1月に開催予定のグローバルeスポーツ大会「YMIR CUP」が予定されている。これにより、競技志向のコミュニティにも対応した運営が見込まれる。
- Lucky Totem(行運のトーテム):開催期間2週間、総額1BTCの賞金
- YMIRオープン記念Airdrop:WEMIX PLAY会員対象、ゲーム内アイテムNFT配布
- 英雄の資格:レベル達成・週次任務で英雄ランク報酬獲得
- YMIR CUP:2026年1月開催予定のグローバルeスポーツ大会
公式情報は以下の各種窓口で確認できる。ダウンロードリンクも公開されており、PC版・モバイル版ともに入手可能だ。
- モバイル版ダウンロード(iOS/Android):https://lygl.go.link/eIaNa
- PC版ダウンロード:https://www.legendofymir.com/ja
- 公式サイト:https://www.legendofymir.com/ja/
- 公式X(日本専用):https://x.com/LegendofYMIR_JP
- 公式Discord:https://discord.com/invite/legendofymir
- 公式Youtube:https://www.youtube.com/@WEMADEGlobal
- WEMIX PLAYイベントページ:https://event.wemixplay.com/legendofymir
WEMIXとWEMADEの背景情報、サービス開始データの整理
WEMIX3.0はプラットフォームを中心とした開放型メインネットで、分散化・セキュリティ・拡張性といった要件を満たす暗号資産基盤だ。WEMIX3.0のエコシステムは「WEMIX PLAY(ブロックチェーンゲームプラットフォーム)」「NILE(DAO & NFTプラットフォーム)」「WEMIX.Fi(DeFiプラットフォーム)」の3大プラットフォームで構成され、各種サービスとビジネスが生成されている。
WEMADEは2000年2月10日に韓国で設立されたゲーム開発・運営企業であり、『ICARUS ONLINE』『MIR4』『Mir M』『Night Crows』などのタイトルを手掛けてきた。2018年以降はブロックチェーン事業にも取り組み、独自メインネットコインWEMIX3.0を中心としたプラットフォームサービスを展開している。WEMADEは韓国のKOSDAQ上場企業(証券コード:112040)で、代表取締役社長は朴 瓘鎬(Park, Kwan Ho)である。
会社概要と関連サイト
会社の基本情報としては以下の点が公表されている。設立日は2000年2月10日、代表者は朴 瓘鎬、事業内容はゲームメディアコンテンツの開発およびパブリッシング、並びにブロックチェーン事業などである。これらは企業の長期的な事業基盤と技術投資を示す情報として位置づけられる。
WEMIX関連の公式サイトやWEMADEの公式ページもリリースで案内されている。これらの窓口で詳細なイベント情報やプラットフォームの仕様、アカウント作成に関する手順などが確認できる。
- WEMIX HomePage:https://www.wemix.com/
- WEMIX PLAY:https://wemixplay.com/
- 公式サイト(レジェンド・オブ・ユミル):https://www.legendofymir.com/ja/
主要情報の要点整理
ここまでに本文で述べたリリースの主要な事実を表形式で整理する。日付、配信時間、プラットフォーム、サーバー、イベント内容、関連プラットフォームおよび会社情報を一覧化してわかりやすくまとめる。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | 新作MMORPG『レジェンド・オブ・ユミル(Legend of YMIR)』 |
| 正式サービス開始日時 | 2025年10月28日(火) 13:00(グローバル同時) |
| 発表元 | WEMADE Co., Ltd.(代表取締役社長 朴 瓘鎬 / Park, Kwan Ho) |
| プラットフォーム | PC / モバイル(iOS / Android) ※クロスプレイ対応 |
| ダウンロード | モバイル:https://lygl.go.link/eIaNa PC:https://www.legendofymir.com/ja |
| サーバー | 全30サーバー(ASIA、NAEU、SA等含む)/日本向けTOKYOサーバー同時オープン |
| 主要技術 | Unreal Engine 5、後判定型バトルデザイン(操作重視のアクション) |
| サーバー施策 | Partner’s Server(オークションで運営権獲得)、Streamer Partner’s Server、SSS(Streamer Supporting System) |
| P&E基盤 | WEMIX PLAYを基盤としたPlay and Earnシステム、ゲーム内アイテムのNFT等 |
| 記念イベント | Lucky Totem(行運のトーテム):開催期間2週間、総額1BTCの賞金。YMIRオープン記念Airdrop、英雄の資格 等 |
| eスポーツ大会 | YMIR CUP(2026年1月開催予定) |
| 公式情報窓口 | 公式サイト:https://www.legendofymir.com/ja//公式X:https://x.com/LegendofYMIR_JP/Discord:https://discord.com/invite/legendofymir/YouTube:https://www.youtube.com/@WEMADEGlobal |
| WEMADE会社情報 | 設立:2000年2月10日/上場:韓国KOSDAQ(証券コード:112040)/事業:ゲーム開発・運営、ブロックチェーン事業等 |
以上が本稿で触れた『レジェンド・オブ・ユミル』の正式サービス開始に関する主要情報の整理である。各種イベントの参加方法や報酬、技術的な仕様やサーバーモデルの詳細は公式サイトおよびWEMIX PLAYのイベントページ、公式SNSで随時更新されるため、利用を検討する際はこれらの公式情報を参照することが推奨される。
参考リンク: