11/1開催|秋のヘッドフォン祭でfinal新作を試聴
ベストカレンダー編集部
2025年10月30日 05:53
秋のヘッドフォン祭出展
開催日:11月1日
秋のヘッドフォン祭 2025で披露されるfinal と DITA の新製品群
国内オーディオメーカーの株式会社final(代表:細尾 満、本社:神奈川県川崎市)は、2025年11月1日(土)にステーションコンファレンス東京で開催される「秋のヘッドフォン祭 2025」(主催:フジヤエービック)に出展します。finalブースでは、finalおよびDITAの新製品を幅広く試聴できるほか、製品にまつわる体験や予約制の試聴プログラムも実施されます。
本見出しでは展示される主要製品の特徴や導入予定時期、技術的なポイントを整理します。紹介されるすべての製品情報を網羅しており、製品ごとに仕様や発売・クラウドファンディング開始時期などの具体的な情報も記載しています。
TONALITE(新フラッグシップワイヤレスイヤホン)
TONALITEは、finalの独自技術であるDTAS(身体形状をスキャンして音色を個人最適化する技術)を搭載した新フラッグシップワイヤレスイヤホンです。音色を個人最適化することにより、演奏家やプロデューサーの意図により近い音楽体験を目指して開発されました。
TONALITEはDTASのほか、超高精度ドライバー「f-CORE for DTAS」、圧迫感の少ない「トリプルハイブリッドノイズキャンセリング」など、finalが蓄積してきた技術を結集しています。2025年11月よりGREEN FUNDINGにてクラウドファンディングを開始予定です。
- 主な特徴
- 身体形状スキャンによる音色の個人最適化(DTAS)、f-CORE for DTASドライバー、トリプルハイブリッドノイズキャンセリング
- 販売開始予定
- 2025年11月(GREEN FUNDINGでのクラウドファンディング開始)
- イベントでの体験
- TONALITEスキャン体験ブースでDTASによる個人音色を試聴可能(事前予約制)
A10000(final 新フラッグシップイヤホン)
A10000は、トゥルーダイヤモンド振動板を搭載したfinalの新フラッグシップイヤホンです。100Hz以下の帯域で従来モデル比100分の1以下という極めて低い歪み率を実現し、トランジェントの良さと中高域の被り低減を両立しました。
膨大な音楽情報を高解像度で再現しながらも、どの帯域に注目しても分離感が得られる設計です。筐体には高級時計の内部部品で用いられることの多い精密切削加工「コート・ド・ジュネーブ」を施しています。
- 主な特徴
- トゥルーダイヤモンド振動板、超低歪DU、コート・ド・ジュネーブ加工
- 重視した音の特性
- 極低域の歪み低減、トランジェントの向上、広い分離感と高解像度
ZE3000 for ASMR(ASMR特化型ワイヤレスイヤホン)
ZE3000 for ASMRは、ASMRコンテンツを試聴した際に発生する「ティングル」(後頭部から背中にかけての心地よい感覚)を誘発することに特化して設計されたワイヤレスイヤホンです。イヤホン自体がASMR体験を左右する可能性に着目し、デバイス側でティングル体験を後押しするという新しい発想で開発されました。
本製品も2025年11月よりGREEN FUNDINGでクラウドファンディングを開始します。プレスリリースでは、本日からティザーページを公開した旨が告知されています。
- 主な特徴
- ASMR体験をサポートする音響設計、ワイヤレス仕様、ティザーページ公開済み
- 販売(支援)開始
- 2025年11月(GREEN FUNDINGでのクラウドファンディング開始)
DX3000CL(DXシリーズ初の密閉型ヘッドホン)
DX3000CLは、DXシリーズとして初めての密閉型ヘッドホンです。高い密閉性を確保しつつ確実に動作する素材を選定し、柔軟性と質量のバランスを追求した40mm振動板を搭載したドライバーを採用しています。
設計の狙いは深い低音の包み込みと、ボーカルや楽器のクリアさを両立させることです。finalの最新技術を注ぎ込んだ製品で、2025年11月下旬発売予定となっています。
- 主な特徴
- 密閉型設計、40mm振動板、素材と質量の最適化により深い低音と明瞭な中高域を実現
- 発売予定
- 2025年11月下旬
UX5000(UXシリーズの新モデル)
UX5000は、人気ワイヤレスヘッドホン「UXシリーズ」の新作です。A10000の開発過程で得られた特性と聴感に関する知見を投入し、内部アコースティック空間の音響特性を徹底的に追求しています。
結果として、澄んだ高音と豊かな低音を両立し、音源の本質を忠実に再現します。バッテリーとヘッドバンドの交換が可能で、道具として永く使うことを目指した設計です。高音質コーデックLDACに対応し、2025年10月31日に発売されます。
- 主な特徴
- 内部アコースティック空間最適化、LDAC対応、交換可能なバッテリーとヘッドバンド
- 発売日
- 2025年10月31日
A2000(Aシリーズのエントリーモデル)
A2000は、時間応答に関する新たな研究成果をもとに設計されたAシリーズのモデルで、シリーズでは唯一1万円以下の価格帯に位置します。手頃な価格帯でありながら厚みのある低音と明瞭感を両立させた音質を実現しています。
鮮やかなブルーの筐体が特徴で、良い音で音楽を楽しみたいユーザーに向けた製品です。発売は2025年12月を予定しています。
- 主な特徴
- 時間応答の研究に基づく音質設計、厚みのある低音と明瞭な中高域、1万円以下の価格帯
- 発売予定
- 2025年12月
ZE300(agブランド COTSUBU 系列の極小筐体モデル)
ZE300は、累計出荷台数50万台を超えたagブランド「COTSUBUシリーズ」の極小筐体をベースに新設計したモデルです。片側4gの極小サイズでありながらノイズキャンセリングを搭載しています。
音楽や動画視聴、就寝時の使用(寝ホン)にも適したワイヤレスイヤホンとして想定されています。軽量かつ機能性を両立した製品です。
- 主な特徴
- 極小筐体(片側4g)、ノイズキャンセリング搭載、agブランドのCOTSUBU系統の新設計
Ventura(DITA 新フラッグシップイヤホン)
VenturaはDITAが3年ぶりに投入するフラッグシップイヤホンです。新開発のシングルダイナミックドライバー「V4ドライバー」と、ツインマグネットと4つのリアバッフルからなる「クアッドバッフルシステム」を採用しています。
これらの新要素により、圧倒的な空間表現と高い解像度を実現し、リスナーをさまざまな場へと誘うような臨場感を目指した設計です。DITA製品の試聴は事前予約が必要で、予約フォームにて「DITA VENTURA 試聴予約」を選択する形式です。
- 主な特徴
- V4ドライバー、クアッドバッフルシステム、空間表現と解像度に重点
- 試聴方法
- 事前予約が必要(予約フォーム: https://airrsv.net/final-SHOP/calendar )
finalブースでの体験、予約方法、キャンペーン
ブース内ではTONALITEのスキャン体験やDITA Venturaの試聴など、事前予約が必要な体験プログラムがあります。TONALITEのスキャン体験を希望する場合は、予約フォームで「final TONALITE スキャン体験予約」を選択してください。DITA Venturaの試聴も同様に予約が必要で、「DITA VENTURA 試聴予約」を選んでください。
予約フォームのURLは次の通りです。予約時には該当の体験名を選択して手続きを行います。予約フォーム: https://airrsv.net/final-SHOP/calendar
- TONALITE:DTASスキャン体験は事前予約制(予約フォームにて選択)
- DITA Ventura:事前予約制の試聴枠あり(同じ予約フォーム)
- 試聴以外の一般的なブース内試聴は当日参加で可能な場合あり(入退場自由)
会場では製品を試聴してスタンプを2つ集めると、抽選で新製品「UX5000」が当たるスタンプラリーが実施されます。さらに、SNSキャンペーン「#final聴いてみた」により「A2000」が当たる企画も用意されています。詳細は会場で配布されるチラシにて案内されます。
開催概要、会場アクセスと当日のスケジュール
イベントの開催日時、会場、ブース番号などの基本情報を正確に整理します。入場は自由で、finalの出展は5F 501Bブースです。会場はJR東京駅日本橋口直結のサピアタワー内にあるステーションコンファレンス東京です。
以下にイベントの主要情報を表形式で示します。アクセス方法や公式ページも掲載しますので、来場前に確認してください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント名 | 秋のヘッドフォン祭 2025(主催:フジヤエービック) |
| 開催日時 | 2025年11月1日(土)11:00~18:30(最終入場18:00予定) |
| 開催場所 | 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー ステーションコンファレンス東京 |
| finalブース | 5F 501B |
| 入退場 | 自由(ただし一部体験は事前予約が必要) |
| アクセス(主な経路) | JR東京駅日本橋口直結(新幹線日本橋口改札徒歩1分、八重洲北口改札徒歩2分)、東京メトロ東西線大手町駅B8出口手前 サピアタワー連絡口直結 |
| イベント公式ページ | https://www.fujiya-avic.co.jp/shop/pg/1headphonefes-2025at |
企業情報と連絡先、出展関連の確認事項
株式会社finalは神奈川県川崎市を拠点とするイヤホン・ヘッドホン専門ブランドです。ハイエンドからエントリークラスまで幅広い製品群を取り扱い、再生音のクオリティが音楽体験に与える影響を重視した音質設計を行っています。
公式のオンライン情報やSNSは以下のとおりです。製品の詳細やサポート情報は公式サイトおよび公式SNSで随時案内されます。公式HP: https://final-inc.com/ 、X(旧Twitter): https://x.com/final_audio 、Instagram: https://www.instagram.com/final_audio/ 、YouTube: https://www.youtube.com/@final_LIVE
| 項目 | 情報 |
|---|---|
| 社名 | 株式会社final |
| 代表者 | 細尾 満 |
| 本社所在地 | 神奈川県川崎市 |
| 公式サイト | https://final-inc.com/ |
まとめ:展示製品とイベント情報の要点整理
ここまでの内容を表で整理します。記事内で紹介した製品名、主な特徴、発売・開始時期、試聴や予約に関する注意点などを一覧にまとめました。イベント参加前に確認すべき点として、TONALITEとDITA Venturaの体験は事前予約が必要であること、TONALITEおよびZE3000 for ASMRは2025年11月からGREEN FUNDINGでのクラウドファンディング開始予定であることを再掲します。
| 製品名 | 主な特徴 | 発売/開始時期 | 試聴・予約 |
|---|---|---|---|
| TONALITE | DTAS(身体形状スキャンで音色を個人最適化)、f-CORE for DTAS、トリプルハイブリッドNC | 2025年11月(GREEN FUNDINGでクラウドファンディング開始) | TONALITEスキャン体験は事前予約(予約フォームで選択) |
| A10000 | トゥルーダイヤモンド振動板、極低歪、コート・ド・ジュネーブ加工 | 情報あり(発売時期は製品ページ参照) | ブースでの試聴が可能 |
| ZE3000 for ASMR | ASMR体験を補助する音響設計、ワイヤレス | 2025年11月(GREEN FUNDINGでクラウドファンディング開始) | ブースで情報提供・ティザーページ公開中 |
| DX3000CL | DXシリーズ初の密閉型、40mm振動板、深い低音と明瞭な中高域 | 2025年11月下旬発売予定 | ブースで試聴可能 |
| UX5000 | 内部アコースティック最適化、LDAC対応、交換可能部品 | 2025年10月31日発売 | ブースで試聴可能、発売直後の展示あり |
| A2000 | 時間応答の研究成果を反映、1万円以下帯、厚みある低音 | 2025年12月発売予定 | ブースで案内・SNSキャンペーン対象 |
| ZE300 | 片側4gの極小筐体、ノイズキャンセリング搭載 | 製品展開中(COTSUBU系新設計) | ブースで試聴可能 |
| Ventura(DITA) | V4ドライバー、クアッドバッフルシステム、高い空間表現 | 新フラッグシップとして展示(詳細は会場で確認) | 事前予約制の試聴(予約フォームで選択) |
以上がプレスリリースに基づく製品情報とイベント参加に関する整理です。イベントの詳細や最新の案内、予約に関する手続きは公式サイトおよび指定の予約フォームで確認してください。製品ごとの発売日やクラウドファンディングの開始日など、日付に関する情報は本文中に記載のとおりです。
参考リンク: