綾野剛が芹沢鴨に　『ちるらん』2026年春実写化決定

綾野剛が芹沢鴨として新撰組の「最強で最凶の宿敵」になる理由

TBS、U-NEXT、THE SEVENが共同で取り組む大型グローバルプロジェクト『ちるらん 新撰組鎮魂歌』において、綾野剛が芹沢鴨役で出演することが発表されました。発表日時は2025年10月30日06時00分で、放送・配信は2026年春にTBSテレビとU-NEXTにて開始される予定です。

本作は、橋本エイジ（漫画）と梅村真也（原作）の人気コミックを初の実写化として描くジャパニーズ・ソードアクション・エンターテインメントです。綾野は〈暴力に魅了された漢〉という設定の芹沢鴨を演じ、山田裕貴演じる主人公・土方歳三の前に立ちはだかる存在となります。

綾野剛が演じる芹沢鴨のキャラクター像と現場の様子

綾野剛が演じる芹沢鴨は、壬生浪士組の筆頭局長であり、土方らの最大の敵となる役どころです。報道資料では綾野の演技について「息遣いまで感じさせる繊細さ」と「瞬時に魅了する豪快な存在感」を併せ持つと評され、その登場だけで現場に独特の空気を生み出したとあります。

撮影現場では綾野が芹沢鴨の衣裳に身を包んで現れた瞬間から、圧倒的な色気と存在感が広がり、スタッフ・キャストから「綾野が鴨として登場した瞬間から、ギアが一段も二段も上がった」との声が上がったと記載されています。共演者の感想としては「綾野から受けた影響は計り知れないほど大きい」などが紹介されています。

• 登場による現場の反応：緊張感と包容力が同居する空気をもたらした
• 演技の評価：繊細さと豪快さの両立
• 殺陣・身体作り：綾野自身の鍛錬が作品のアクションを底上げ

作品の位置づけと映像表現—原作と現代的アプローチ

原作は橋本エイジが描く迫力あるタッチと梅村真也の原作による人気コミック『ちるらん 新撰組鎮魂歌』（コアミックス「ゼノンコミックス」刊）です。原作の魅力を受け継ぎつつ、実写化にあたり現代的で艶やかなキャラクター造形とハイスピードな殺陣を重視した映像表現を目指しています。

作品は「土方歳三が近藤勇という器と出会い、沖田総司、斉藤一といった強烈な個性を持つ仲間たちとともに新撰組を作り上げる過程」を中心に、短くも鮮烈に生きた若者たちの友情、裏切り、信念が交錯する物語を描写します。アクション面では史上最速とも評されるソードアクションを志向しています。

原作情報

タイトル：『ちるらん 新撰組鎮魂歌』／©橋本エイジ・梅村真也／コアミックス

ゼノンコミックス1〜36巻発売中

1話試し読み：https://comic-zenon.com/episode/10834108156693612679

ビジュアルと配信コンテンツの展開

発表に合わせて、芹沢鴨のキャラクタービジュアルと主要キャラクターが集結したビジュアルが解禁されました。11人のカットは各役柄の持つエネルギーが表現され、幕末に生きた若者たちの純粋さと荒々しさを滲ませています。

さらに、綾野剛演じる芹沢鴨の魅力を伝えるキャラクタームービーが、番組公式SNSやTBS公式YouTubeチャンネル「YouTuboo」で公開されます。ビジュアルと映像でキャラクター性がより鮮やかに示される見込みです。

出演者・スタッフと制作体制の詳細

主演は山田裕貴が務め、試衛館の面々として鈴木伸之、中村蒼、細田佳央太、上杉柊平、藤原季節、杉野遥亮、栁俊太郎、宮﨑秋人、岩永ひひおが参加します。今回新たに芹沢鴨役に綾野剛が加わり、物語の緊張感を高める布陣となっています。

制作はTHE SEVENが製作著作を担当し、TBSとU-NEXTと共同プロジェクトとして展開されます。スタッフ陣も映像制作経験の豊富な顔ぶれが揃っています。

スタッフ一覧は以下の通りです。監督・脚本・アクション監督・音楽など、国内外の実績を持つスタッフが参加しています。

1. プロデューサー：森井輝（THE SEVEN）、井上衛、下村和也（THE SEVEN）
2. 監督：渡辺一貴
3. 脚本：酒井雅秋
4. アクション監督：園村健介
5. VFXプロデューサー：赤羽智史（THE SEVEN）
6. キャラクターデザイン：前田勇弥
7. 音楽：出羽良彰
8. ポスプロスーパーバイザー：石田記理（THE SEVEN）

綾野剛とチーフプロデューサーのコメント

綾野剛（芹沢鴨役）のコメントは短くも明瞭で、「とことん咲いて、とことん散る」「皆が信念を全うし、皆が魂と向き合い、皆、死に際まで役と共に生き抜く。ちるらん、ここに在り。」と述べられています。

チーフプロデューサーの森井輝は、綾野に対して「山田裕貴率いる新撰組みんなの壁になってほしい」とオファーした経緯を明かし、綾野の殺陣や身体作りに言及しつつ「恐らく日本の時代劇史上、最も豪胆かつ最速のソードアクションを実現することができました」と語っています。森井は共演者の反応も紹介し、芹沢鴨の大きさや危うい魅力を表現した点を強調しています。

配信・原作・関連情報の具体的案内

配信・放送はTBSテレビおよびU-NEXTで2026年春に開始されます。製作著作はTHE SEVENが担当します。U-NEXTは本作の共同プロジェクトパートナーとして参加しており、同社の提供するサービス内で映像・マンガ関連の連携が行われます。

原作コミックや関連配信情報も明示されています。ゼノンコミックスの単行本は1〜36巻が発売中で、U-NEXTでは単行本と話読み版が配信されています。以下に配信・キャンペーンの詳細を記載します。

• U-NEXT 単行本ページ：https://video.unext.jp/book/title/BSD0000123983
• キャンペーン：11/1(土)～11/14(金)は10巻まで無料で読めるキャンペーンを実施（期間限定）
• 話読み（1話無料配信中）：https://video.unext.jp/book/title/BSD0000774285
• 公式HP：https://chiruran-the7.jp/
• 公式SNS：X（https://x.com/chiruran_the7）、Instagram（https://www.instagram.com/chiruran_the7）、TikTok（https://www.tiktok.com/@chiruran_the7）

発表資料には制作元や著作表記も含まれています。Ⓒ橋本エイジ・梅村真也/コアミックス ⒸTHE SEVEN と明記されています。

U-NEXTのサービス概要

U-NEXTは見放題作品数No.1（GEM Partners調べ／2025年9月時点）を謳う動画配信サービスで、42万本以上の映像コンテンツと124万冊以上のマンガ・書籍を配信する総合エンタメプラットフォームです。スポーツやライブ配信、舞台作品なども配信対象に含まれています。

同社はUSEN＆U-NEXT GROUPに属する企業であり、グループの一員としてU-NEXT SQUAREなど関連サービスも運営しています。U-NEXTの公式サイトはhttps://video.unext.jp、U-NEXT SQUAREはhttps://square.unext.jpです。

情報の整理と要点まとめ

この記事では、プレスリリースに含まれるすべての情報を網羅的に整理しました。以下の表は、発表内容の主要なポイントを分かりやすくまとめたものです。

以上が発表された情報の整理です。綾野剛が芹沢鴨として参加することで作品の緊張感と表現の幅が広がることが期待され、原作ファンや映像作品の視聴者に向けたビジュアル・映像展開が進められています。関連する配信や原作のキャンペーン情報も確認のうえ、公式サイトやSNSで最新情報を追うことができます。