11月1日開始 にんべん×志賀煎餅 だしで味わう南部煎餅

南部煎餅と本枯鰹節が出会う冬──にんべんと志賀煎餅の期間限定コラボ

株式会社にんべん（東京都中央区、代表取締役社長 髙津伊兵衛）は、有限会社志賀煎餅（岩手県二戸市、代表取締役社長 足立るみ子）と共同で、2025年11月1日（土）から期間限定のコラボレーション企画を実施します。本企画では、にんべん 日本橋本店で志賀煎餅の製品を販売するとともに、にんべんのだしや調味料と南部煎餅を組み合わせたレシピや、だしを活かした限定メニューを日本橋だし場の各店で提供します。

販売期間および店舗ごとの提供期間は、各企画で異なりますが、いずれも11月中旬から12月中旬にかけての展開を含み、寒い季節に合う温かい料理や、新しい食べ方を提案する内容です。以下では、販売商品、価格、提供時間、考案者のこだわりや原材料・製法といった詳細を漏れなく整理して伝えます。

• コラボ実施期間（主な展開）：2025年11月1日（土）～各企画により11月30日または12月14日まで
• 主な実施店舗：にんべん 日本橋本店、日本橋だし場 本店、日本橋だし場 はなれ
• 目的：南部煎餅（志賀煎餅）の素材感と、にんべんの本枯鰹節だしの組合せによる新しい味わいの提案

にんべん 日本橋本店で販売する志賀煎餅6種と店頭施策

にんべん 日本橋本店では、志賀煎餅が手作りする6種類の南部煎餅を店頭販売します。主原料は岩手県産の「南部小麦」を使用し、塩にはミネラル豊富な「讃岐塩」を採用。生地をこねるところから切り分け、焼き上げに至るまで手作業で作られ、煎餅ごとに異なる食感や用途が楽しめます。

販売期間は2025年11月1日（土）から12月14日（日）で、商品ラインナップには煮込みに向くものや、そのまま食べる薄焼きのバリエーションが含まれます。11月15日（土）からは、本企画限定のオリジナル商品も販売開始予定です。

上記6点のうちオリジナル商品は販売開始日が11月15日（土）に設定されており、価格は未定です。店舗では、商品とあわせて志賀煎餅×にんべんのおすすめレシピカードを配布します。店頭で配布される冊子類やカタログは数に限りがある旨の注意もあります。

さらに、本企画の紹介や志賀煎餅製造の現場取材記事などは、にんべん 日本橋本店の通販カタログ『冬のおすすめ号』にも掲載されます。にんべんの通販カタログは年5回発刊され、本企画に伴う特集や取材記事が収載される予定です。配布数に限りがあるため、冊子がなくなり次第配布終了となります。

日本橋だし場 本店とはなれで楽しむ期間限定メニュー

にんべんのだし専門店である「日本橋だし場 本店」「日本橋だし場 はなれ」では、志賀煎餅とだしを組み合わせた限定メニューを期間限定で提供します。提供期間と提供時間、価格、メニューの主な特徴や考案者のこだわりポイントを以下に整理します。

両店ともにいずれのメニューも11月1日（土）からの展開で、味わいの根幹にはにんべんの本枯鰹節だしやだし素材の旨みが活かされています。

日本橋だし場 本店：かつおおかかナッツ＆カッテージチーズせんべい

提供期間：2025年11月1日（土）～11月30日（日）。提供時間は11:00～18:00。販売価格は420円（税込）です。

メニュー内容は、志賀煎餅の「うす焼きチーズせんべい」に、かつおおかかナッツ、カッテージチーズ、蜂蜜を挟んだものです。かつおおかかナッツの旨み、チーズのやさしい口当たり、蜂蜜の甘味が重なり合うことで和と洋が重なり合う新感覚の味わいを目指しています。

販売店舗

日本橋だし場 本店（COREDO室町1・1階）

提供時間

11:00～18:00

販売期間

2025年11月1日～11月30日

考案者は、うす焼きチーズせんべいの軽やかな食感を生かしつつ、香ばしさとまろやかさ、甘味のバランスを追求しました。香りと食感の対比を意識した組合せ設計が特徴です。

日本橋だし場 はなれ：南部せんべい鍋御膳

提供期間：2025年11月1日（土）～11月30日（日）。提供時間はランチが11:00～14:00、ディナーが17:00～21:00（フードL.O. 20:00／ドリンクL.O. 20:30）。ディナーの単品提供やコース価格が設定されています。

価格はランチが2,420円（税込）、ディナーが3,250円（税込）、ディナーの単品は1,820円（税込）です。南部かやきせんべいを用い、野菜と鶏肉、本枯鰹節のだしを効かせた「せんべい鍋」を提供します。せんべいは鍋に入れる前に本枯鰹節だしに漬け込み、もちもちした食感に仕上げる工夫が施されています。

1. 販売店舗：日本橋だし場 はなれ（COREDO室町2・1階）
2. 提供時間：ランチ 11:00～14:00、ディナー 17:00～21:00（L.O. 記載通り）
3. 予約：ディナータイムのみ予約を受付

メニューのこだわりポイントでは、シンプルな醤油味をベースに本枯鰹節のだしの旨味を最大限に引き出すこと、煎餅にだしをしっかりと染み込ませながら煮崩れさせずにもちもちとした食感に仕上げる技術的工夫が示されています。

素材・製法・担当者の声──伝統と手仕事が生む味わい

にんべんの本枯鰹節は、カビ付けと天日干しの工程を4回以上繰り返す工程を経て仕上げられます。荒節から裸節へと形を整え、カビ付けと天日干しを繰り返すことで4～6ヶ月かけて熟成され、魚臭さが少なく芳醇な香りと上品なまろやかさを持つ本枯鰹節になります。

志賀煎餅は大正15年創業で、来年に創業100周年を迎えます。志賀煎餅は南部小麦のみを使用し、ひとつひとつ手焼きで作る伝統的な製法を堅持しています。素材選定と手仕事により、香ばしさと深みのある味わいを提供してきた企業です。

にんべん側のコメント（担当：小林愛美）

青森・岩手の郷土料理であるせんべい汁の美味しさに感銘を受け、東京でも南部せんべいの魅力を伝えたいと企画。志賀煎餅の手作りの煎餅を日本橋で展開し、店頭販売と限定メニューで提案することを発案したと述べています。

志賀煎餅側のコメント（代表：足立るみ子）

にんべんの鰹節の豊かな香りと当社の伝統的製法を調和させることで、素材本来の力を引き出し、上品で奥行きのある味わいに仕上げたことへの誇りを述べています。また、双方の魅力を引き立て合うレシピやメニューが心に残る味わいになるとしています。

両社ともに長い歴史をもつ事業者であり、にんべんは1699年創業、鰹節とだしを通じて日本の食文化を伝承する企業として、飲食店舗やだしのコミュニティを運営しています。一方、志賀煎餅は伝統を守りながら新たな挑戦を続ける老舗です。

販売・提供店舗情報と企画の要点まとめ

本コラボレーションに関する販売および提供の要点を表形式で整理します。日時、商品、価格、提供時間、予約可否、店舗所在地および関連ウェブ情報を含め、記事内で触れた全情報を網羅的にまとめます。

本記事では、にんべんと志賀煎餅によるコラボレーション企画の全情報を整理して伝えた。店頭での煎餅販売、レシピカード配布、通販カタログ掲載、そして日本橋だし場 本店・はなれでの限定メニューといった各施策は、南部煎餅の食感や風味と本枯鰹節だしの旨味を改めて体感できる構成になっている。販売期間や提供時間、価格などは本文内に記載した通りである。