WINNITYに少人数即時参加の新機能「PLAY NOW」追加

少人数マッチを即時につなぐ新機能「PLAY NOW」の狙いと使い方

PLAY NOWとは何か、どのように機能するか

フェンリル株式会社は2025年10月30日、コミュニティボード「WINNITY」に大型アップデートを実施し、Apex Legends™のプレイヤー同士が少人数で気軽にマッチングできる新機能「PLAY NOW」を追加しました。今回の追加により、従来のカスタムマッチ向けの募集に加えて、ランクマッチや非ランクマッチなど複数のゲームモードに対応した少人数募集が可能になっています。

PLAY NOWでは募集中のルームを分かりやすく一覧表示し、参加希望者がプレイヤーのランクやプレイ環境に合わせて素早くマッチに参加できるよう設計されています。これによって単発で遊びたいプレイヤー、固定メンバーを探したいオーナーの双方にとって使いやすい仕組みを目指しています。

主な特徴

• カスタムマッチ以外のモード（ランクマッチ、非ランクマッチ）での少人数募集を可能にする。
• 募集ルームの視認性を向上し、条件（ランク、人数、時間など）に応じた参加を容易にする。
• 新メンバー募集や固定チームの候補探しに適したフローを提供する。

PLAY NOWは、短時間で仲間を見つけたい場合や、特定の条件で一緒に練習したい相手を探すときに適しています。募集の作成・検索・参加の操作は、WINNITY上で完結します。

利用シーンの具体例と運用上のポイント

たとえば夕方に短時間だけプレイしたいプレイヤーが「ランク帯：ゴールド、時間：19:00〜20:00、目的：ランク上げ」といった条件で募集を作成すると、同条件を希望するプレイヤーが表示を見てその場で参加できます。

運営側は募集テンプレートの項目を拡充しており、募集タイトル、時間、人数、使用プラットフォームや音声チャットの有無などを自由に入力できます。これにより参加者は事前にプレイ環境を把握した上で参加判断できます。

マップ機能とUIの刷新—作戦会議から振り返りまでを一本化

マップ機能の強化ポイント

従来のWINNITYのマップ機能は各ステージのマップ表示が中心でしたが、今回のアップデートでヘッダーから「ルーム」「チャットスペース」「マップ」へ即座に切り替えられるようになりました。これにより、試合前の作戦立案から試合後の振り返りまでの流れがシームレスになります。

加えて、マップ上にピンを立てられる新機能「マーカーピン」を搭載。チームメイトとポイントを共有しながら戦術を練ることが可能になり、プレイ中の意思疎通や試合後の分析がスムーズになります。

マーカーピンの活用例

降下地点の相談、物資回収位置の指示、敵推定位置の共有、撤退ルートの提示など。

画面切替の利点

作戦会議中にチャットで補足説明を行い、必要に応じてルーム一覧へ戻ることで参加者の出入りを管理しやすい。

このマップ機能強化は、チームの連携を高めるための道具立てを拡充することを意図しており、単に地図を表示するだけでない“共同作業ツール”としての側面が強化されました。

プロダクトデザインのリニューアルと操作性改善

ルームリストのデザインが刷新され、募集規模に応じて「CUSTOM（カスタムマッチ／大人数モード）」と「PLAY NOW（プレイナウ／少人数モード）」を選択できるようになりました。募集タイトルや時間、人数、プレイ環境の条件などを自由に入力できるフォームへ変更され、これまで以上に柔軟なルーム作成が可能です。

また、各ページ上部にヘッダーを追加し、アイコンの操作で参加中のルーム間やルームリスト間を簡単に移動できるようにするなど、UX面での改善が行われています。これにより利用者は自分のプレイスタイルに応じて必要な情報へ迅速にアクセスできます。

WINNITYの機能詳細と大会情報—コミュニケーションから競技化まで

WINNITYの主要な機能

WINNITYは、Apex Legends™向けの無料コミュニティボードとして、ゲーム開始前の情報収集からプレイ後の振り返りまでをサポートします。今回のアップデートで、特に以下の点が強化されています。

• 参加条件で検索・参加：日時・ランク・目的などでカスタマイズされたゲーム一覧を表示し、ユーザーは自分の条件に合ったゲームに参加できます。オーナーになって自身でゲームを開催することも可能です。
• 作戦ルームでの自由なコミュニケーション：メンバー結成後は作戦ルームに入室し、チームメンバー同士でチャットや情報共有ができます。
• マップを用いた戦術立案と振り返り：マップ機能とマーカーピンを活用して、試合前後の作戦会議や結果分析が行えます。

これらの機能はプレイヤー個々のニーズに応じた参加を促し、短時間プレイから定期的な固定チーム運用まで幅広いプレイスタイルを支援します。

国内トップストリーマーが集うオンライン大会「DTTO. UNITY FES」

フェンリルはプロeスポーツチームREJECTとスポンサー契約を締結しており、これに関連して大会運営にも関わっています。前回の「DTTO. CUP」（2025年2月15日開催）に続き、REJECTと共同で国内人気ストリーマーが参加するApex Legendsオンライン大会「DTTO. UNITY FES」を2025年11月8日（土曜日）に開催することが決定しています。

大会の詳細情報は、REJECT所属VTuber「dtto.（ディット）」のX（旧Twitter）アカウントのポストで発信されます。該当アカウントの投稿を確認することで、参加方法や配信スケジュール等の最新情報を得られます。URL：https://x.com/_dtto

同大会はWINNITYのコミュニティ機能と連携し、ストリーマーや視聴者間での交流が生まれる場として位置づけられています。

サービス概要と運営企業情報、法的表記

アプリ・サービスの配信概要

WINNITY（ウィ二ティ）は無料で利用できるコミュニティボードです。サービス公式サイトは以下のURLで公開されています：https://winnity.games/

配信概要は次の通りです。

サービス名

WINNITY（ウィ二ティ）

料金

無料

推奨環境

以下の最新版のOSとブラウザを推奨：Microsoft Edge（Windows）、Google Chrome（Windows）、Firefox（Windows）

動作環境のブラウザは随時更新される可能性があるため、公式サイトの案内に従って最新版のブラウザをご利用ください。

著作権表記および関連団体

Apex Legendsに関する表記については、次の注意事項があります。© 2010 Electronic Arts Inc.およびApex Legendsは米国Electronic Arts社（EA社）の商標または登録商標です。Apex Legendsに関する素材の著作権、または利用を許諾する権利はEA社に帰属します。EA社は本サイトおよびその内容を保証するものではなく、一切の責任を負いません。

また、REJECTは株式会社REJECT（本社：東京都文京区、代表取締役：甲山翔也）が立ち上げたプロeスポーツチームです。フェンリルはREJECTとスポンサー契約を結んでいます。

フェンリル株式会社について

フェンリルは2005年に設立されたソフトウェア/アプリケーション開発会社で、ウェブブラウザ「Sleipnir」をきっかけに事業を開始しました。設立から一貫してデザインを重視し、ユーザビリティに優れたソフトウェアを提供してきた点が特徴です。

会社の基本情報は以下の通りです。

まとめ：アップデート項目の整理

以下の表は、本リリースで発表されたWINNITYのアップデート内容と関連情報を整理したものです。機能の違い、日付、関連組織、利用環境などを一覧化しています。表の下には簡単なまとめを記載します。

今回のアップデートは、少人数での即時プレイを重視した新機能の導入、マップとUIの強化、そしてプロダクトデザインの刷新を通じて、Apex Legends™のプレイスタイルに合わせた柔軟な運用を可能にする内容となっています。大会情報や利用環境の詳細はそれぞれの公式ページおよび発信元で確認できます。