【10/31配信】ASKAのtiny desk音源5曲が配信開始
ベストカレンダー編集部
2025年10月30日 18:27
ASKA音源配信第2弾
開催日:10月31日
ASKAが届ける「tiny desk concerts JAPAN」音源第2弾:配信の全容
NEPは2025年10月30日12時00分、米国NPRの人気企画を日本向けにした「tiny desk concerts JAPAN」の音源配信第2弾として、レジェンドのASKAによる収録音源を、2025年10月31日(金)より各種音楽ストリーミングサービスで配信開始すると発表しました。
配信は音源のみのストリーミング限定で、番組で披露された〈番組限定アレンジ〉の歌唱がそのまま楽しめます。収録は東京・渋谷のNHK放送センターで行われ、ASKAは総勢9名のミュージシャンを率いて登場しました。今回の発表は「音源配信第2弾がASKAである」こと、配信開始日、配信プラットフォームの概要といった事実を明確に伝えるものです。
配信開始日時と形式
配信開始:2025年10月31日(金)
配信形式:音源(ストリーミング配信)限定。ダウンロードの可否については各サービスの仕様に準じます。
- 配信楽曲は番組で披露された音源の全5曲。
- 配信プラットフォームはストリーミングサービス中心で、音源はApple MusicやSpotifyなどで配信されます(後述の一部サービスリスト参照)。
ASKAの演奏内容と収録の特徴:番組限定アレンジと楽曲一覧
ASKAは今年デビュー46年目を迎え、近年はマレーシアや台湾などアジア各地でのコンサートも行うなど、国際的に活動しています。今回の「tiny desk concerts JAPAN」出演にあたり、ASKAが用意したセットリストは全5曲。CHAGE and ASKA時代のヒット曲からソロ代表曲までが並びます。
収録での注目点は、既存曲を番組限定のアレンジで再構築している点です。とくに「僕はこの瞳で嘘をつく」はジャジーなアレンジで披露され、他の曲もライブならではの生音の質感を活かしたアレンジで演奏されています。演奏はNHK渋谷放送センター内の親密な空間で行われ、オフィス空間ならではの臨場感が音源にも反映されています。
配信楽曲一覧(全5曲)
- はじまりはいつも雨
- SAY YES
- 僕はこの瞳で嘘をつく(番組限定ジャジーアレンジ)
- 太陽と埃の中で
- PRIDE
上記はいずれも番組で披露された演奏そのままの音源が配信されます。ライブ音源のダイレクトな空気感、楽器と声の距離感、呼吸まで感じられるようなミックスが特徴です。
出演ミュージシャンと収録の舞台:メンバー詳細と収録場所
ASKAを支えたミュージシャンは総勢9名。各プレイヤーの役割は下記のとおりです。演奏編成は弦楽器、管楽器、ピアノ、ドラム、ベース、ギター、そしてバックボーカルを含む編成で、アンサンブルの厚みが特色になっています。
- Vo / Gt:ASKA
- Pf:澤近 泰輔(Sawachika Taisuke)
- Ds:小田原 豊(Odawara Yutaka)
- B:荻原 基文(Ogiwara Motofumi)
- Gt:鈴川 真樹(Suzukawa Masaki)
- Gt:古川 昌義(Furukawa Masayoshi)
- Vl:クラッシャー木村(Crusher Kimura)
- Sax:David Negrete
- B-Vo:藤田 真由美(Fujita Mayumi)
- B-Vo:結城 安浩(Yuki Yasuhiro)
収録場所は東京・渋谷のNHK放送センター。放送局のオフィス空間を活用した「tiny desk」フォーマットの特徴として、観客は基本的にNHK職員が中心であり、スタジオ的な客席設定とは異なる親密な環境で演奏されました。
ASKA本人コメント(原文)
以下はASKA本人から寄せられたコメント(原文のまま)。収録参加の感想や放送局の在り方に対する言及が含まれます。
CHAGE&ASKAがデビュー(1979年)した時、NHKに出演するにはオーディションがありました。
そのオーディションに受からなくてはNHKの歌番組には出演できなかった。
先日の、この「tiny disk consert」に出演させていただいた。
NHK、面白いことやるよなぁ。
お客さんはNHK職員のみ。
また、これみなさん盛り上げてくれるんだ。
NHKは全世界で放送されてます。
今度は、そのライブをサブスク配信(音源のみ)にするという。
若い力が放送局の在り方を変えてる。
時代は、どんどん変化してるなぁ。
すごく楽しい時間でした。また、声をかけてください。
このコメントは、出演を振り返る率直な語り口であり、収録の現場感やメディアの変化についての示唆を含んでいます。NHKという大型放送機関のなかで生まれる新たな試みとしての位置づけが読み取れます。
配信プラットフォーム、番組情報、関連エピソード
配信は多くの主要ストリーミングサービスで行われます。発表時点で予定されている一部プラットフォームは下記の通りです。
- Apple Music
- Amazon Music
- Spotify
- YouTube Music
- LINE MUSIC
配信はストリーミング限定と明記されています。利用可能なプラットフォームは今後拡大する場合がありますが、音源は上記の代表的なサービスで聴取できる見込みです。
「tiny desk concerts JAPAN」とNHKでの放送
「tiny desk concerts JAPAN」は、アメリカの公共放送NPR(National Public Radio)が2008年にインターネットでスタートさせた「tiny desk concerts」を日本で展開するプロジェクトです。NPRの企画はオフィスの小さな机で行うライブという斬新なコンセプトで人気を博し、世界的なムーブメントになりました。
日本版は2024年に放送開始。NHK総合では日曜深夜に月1回のペースで放送されており、番組のHPは以下で案内されています。
- 番組HP:https://www.nhk.jp/p/ts/KXVP6WG6VM/
- NHK ONEでの見逃し配信:11月3日(月)0:39まで(期限あり)
また、過去のエピソードはアメリカ本国のtiny desk concertsやNHKワールドJAPANのYouTubeチャンネルで視聴可能です(ワールド向け動画は前編・後編に分かれている場合があります)。
STUTS回の紹介(番組内の別エピソード情報)
プレスリリースはASKA回だけでなく、STUTSをフィーチャーした回の内容も併記しています。STUTS回では、プロデューサー/トラックメイカーであるSTUTSがMPCを中心とした演奏で多数のシンガーやラッパーを迎えた大規模な編成で登場しました。番組史上最大規模となる出演者数による8曲の演奏が行われ、MPCのタッチ音や弦楽器の精緻な表情、声の質感までが再現される収録となっています。
STUTS回の出演者およびゲストは以下の通りです。
- 出演
- MPC / Syn / Vo:STUTS
- Cb:岩見継吾
- Pf:高橋佑成
- Gt:仰木亮彦
- Dr:吉良創太
- Sax / Fl:武嶋 聡
- Vl:須原 杏
- Vl:町田 匡
- Vc:林田順平
- Vo / Cho:Maya Hatch
- Vo / Cho:butaji
- Guest
- Yo-Sea
- NENE
- Kohjiya
- Daichi Yamamoto
- Campanella
- Ryugo Ishida
- SANTAWORLDVIEW
- 仙人掌
- 鎮座DOPENESS
STUTSの回は、MPCによるビートの立ち上がりやミニマルなタッチ音までを生々しく伝えるミックスで制作されており、番組ならではの臨場感を重視した編集がなされています。
まとめ:配信情報と放送・収録データ
以下の表に、本記事で伝えた主要項目を整理してまとめます。配信開始日、配信形式、収録場所、楽曲一覧、出演者、視聴可能なプラットフォームや番組関連情報を網羅しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表元 | NEP(発表日時:2025年10月30日 12:00) |
| 配信開始日 | 2025年10月31日(金) |
| 配信形式 | 音源配信(ストリーミング限定) |
| 収録場所 | 東京・渋谷 NHK放送センター(tiny deskフォーマットの親密なオフィス空間) |
| 配信楽曲(ASKA) | はじまりはいつも雨 / SAY YES / 僕はこの瞳で嘘をつく / 太陽と埃の中で / PRIDE(全5曲) |
| 出演ミュージシャン(ASKA回) | Vo/Gt:ASKA、Pf:澤近泰輔、Ds:小田原豊、B:荻原基文、Gt:鈴川真樹、Gt:古川昌義、Vl:クラッシャー木村、Sax:David Negrete、B-Vo:藤田真由美、B-Vo:結城安浩 |
| 予定配信プラットフォーム(一部) | Apple Music、Amazon Music、Spotify、YouTube Music、LINE MUSIC など |
| 番組情報 | tiny desk concerts JAPAN(NHK総合 日曜深夜/月1回) 番組HP:https://www.nhk.jp/p/ts/KXVP6WG6VM/。NHK ONEでの見逃し放送は11/3(月)0:39まで |
| 関連エピソード | STUTS回(出演・ゲスト多数、番組史上最大規模の出演者数による8曲の披露) |
本稿では、ASKAによる「tiny desk concerts JAPAN」音源配信第2弾の発表内容を、配信開始日、配信形式、収録と楽曲、出演者、配信プラットフォーム、番組の背景情報まで網羅して整理しました。発表された情報を基に、配信音源は番組での演奏そのままの臨場感ある仕上がりで聴けること、NHK側の新たな取り組みとしての位置づけが明確であることをまとめています。