11月8日開幕|Terence Choi個展『香港ピーク大怪獣』
ベストカレンダー編集部
2025年11月1日 06:15
香港ピーク大怪獣展
開催期間:11月8日〜12月7日
港町と山が重なる──東京で開くTerence Choiの個展
VICTORIA1842合同会社は、香港出身のアーティスト Terence Choi(テレンスチョイ)による個展《香港ピーク大怪獣》を、2025年11月8日から12月7日まで東京のVictoria 1842ビルで開催する。展示は金・土・日のみ開場し、入場は無料である。
プレスリリースは2025年10月31日22時02分に発表された。展示期間と開場日時、会場住所、作家の来場予定など、来場者が必要とする具体的な情報は以下の章で詳述する。
会場詳細と開場スケジュール
会場はVictoria 1842ビル。所在地は東京都新宿区払方町15-10、郵便番号は162-0841である。展示は無料で観覧でき、アクセスや来場計画を立てやすい運営となっている。
開場時間は金曜が14:00から20:00、土曜と日曜が12:00から18:00で、会期中は金・土・日のみ開館する点に注意が必要である。来場前にスケジュールを確認することを推奨する。
- 会場
- Victoria 1842ビル(〒162-0841 東京都新宿区払方町15-10)
- 会期
- 2025年11月8日(土)〜12月7日(日)
- 開館日
- 金・土・日のみ
- 開館時間
- 金曜 14:00-20:00、土曜・日曜 12:00-18:00
- 入場料
- 無料
作家来場のスケジュール
作家本人の来場予定は以下の通りで、来場時間帯は公開されているため、現地で直接会話やサインを期待する場合はその時間を目安に訪れるとよい。来場の詳細は変更される可能性があるので、当日現地での案内や主催者情報も確認することが望ましい。
具体的な来場日時は、11月8日(土)が12:00〜18:00、11月9日(日)が12:00〜14:00となっている。これ以外の日程での作家来場予定は発表されていない。
- 11月8日(土) 12:00-18:00(終日在廊予定)
- 11月9日(日) 12:00-14:00(短時間在廊)
シリーズの進化と新作のテーマ性
今回の東京展では、Terence Choiの代表作《香港山峰》シリーズをさらに発展させた新作シリーズ《香港の山と大怪獣》が発表される。自然、文化、想像力が交差する視点から山と怪獣を重ね合わせることで、視覚的にも概念的にも新たな対話が生まれている。
Terenceの制作は、墨と金箔を用いたモノクローム表現を中心に展開しており、今回の新シリーズは日本の富士山や古典的な怪獣アニメの要素を取り入れることで、香港の山々と日本的な怪獣表象が融合した独自の風景を提示する。
制作手法と素材
Terenceは黒と白の墨、そして金箔を用いることで、陰影や質感を際立たせる表現を行っている。墨の濃淡と金箔の使い方により、静的な山岳風景に神話的あるいは劇場的な雰囲気が付与される。
画面構成の背景には、古典的な東洋絵画の構図と浮世絵的な視点、さらに『山海経』の幻想的なモチーフが複合的に作用しており、見る者に時間軸や文化的重層を想起させる。
モチーフの選択とシリーズの背景
Terenceは幼少期から日本の怪獣文化に触れて育ち、怪獣をめぐる想像力を自身の表現へ取り込んできた。2016年に着手した《香港山峰》シリーズは、香港の山々をテーマにしており、300を超える山の姿や物語からインスピレーションを得ている。
2019年の社会運動、2020年以降のパンデミックを経て、Terenceは故郷である「香港」の意味を深く見直したという。友人たちと数多くの山を歩いた経験をもとに、海抜300メートルを超える163の山を黒と白の墨と金箔で描き上げた成果は、2022年の初個展で顕著な反響を呼んだ。
作家略歴とこれまでの活動
Terence Choiは香港出身のイラストレーター兼アーティストであり、初期にはグラフィックデザインの分野で活動した後、フリーの創作活動へと転じた。3Dトリックアートの手法で知られ、複数の国際的ブランドとのコラボレーション経験がある。
ブランドとの共作においてはBMW、Swatch、K11などの名が挙がっており、商業的なパートナーシップを通じて多様な表現手法を試みてきた。個人制作では山岳や神話的モチーフに対する深い関心が作品群の核となっている。
作風の特徴
Terenceの作品は『山海経』の幻想的世界観と浮世絵的な美学を融合させた独自の様式を持つ。近年は墨と金箔によるモノクローム表現が中心で、丹念な筆致と金箔の効果により、静謐でかつ劇的な画面が構築されている。
《香港山峰》シリーズは、香港の山への愛着と都市との結びつきを主題としており、自然と都市、記憶と想像の接点に立つ表現を行っている。163の山を描いた制作は、地理的な記録性と詩的な再解釈を兼ね備えている。
これまでの活動と受容
2016年からのシリーズ化に始まり、2022年の初個展で注目を集めた経歴がある。社会的変動やパンデミックの時代において、作家は故郷の風景を再評価するプロセスを通じて制作を深化させた。
また、コマーシャルプロジェクトでの協働や公共の場での展示を通じて、視覚的なトリックや大衆的モチーフの取り扱いに定評がある。
展示の構成、関連企画と重要な連絡事項
本展では《香港の山と大怪獣》を中心に、過去の《香港山峰》シリーズの作品、そしてコラボレーションによる限定グッズが会場で展開される予定である。来場者は作品と共に、関連するプロダクトや資料にも触れることができる。
共同主催はVictoria 1842、Terence Choi、Ginger Storeである。Ginger Storeとのコラボレーションによる限定Tシャツが会場で販売される予定で、同ブランドのクラシックシリーズの一部として人気を集めている。
関連企画・物販
限定Tシャツは会場での販売が予定されており、Ginger Storeとのコラボレーションアイテムとして位置づけられている。デザインは今回の新シリーズに基づくもので、ブランド側のクラシックシリーズにも連なるものとなる。
さらに、プレスリリース内で使用されている画像ファイルのダウンロードが可能とされており、報道関係者向けの素材提供が行われていることが明記されている。展示に関するビジュアル資料やカタログ的情報は、主催者の発表資料で入手することができる。
主催者情報と公表されたリンク
主催者はVictoria1842合同会社で、所在地は展示会場と同じく東京都新宿区払方町15-10である。詳細や最新情報は主催者の公式ウェブサイトやSNSで確認できる。
発表された主なリンクは、主催者のウェブサイトとInstagram、X(旧Twitter)の公式アカウントである。これらは告知や追加情報の発信源となる。
- 主催: Victoria1842合同会社
- 共同主催: Victoria 1842、Terence Choi、Ginger Store
- 公式サイト: https://victoria1842.com
- Instagram: https://www.instagram.com/victoria1842jp/?hl=ja
- X | Twitter: https://x.com/Vic1842
以下の表は、本記事で触れた主要な情報を整理したものである。会期・会場・入場・作家来場等の重要事項を一覧で確認できるようにまとめた。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 展覧会名 | 《香港ピーク大怪獣》Terence Choi 個展 |
| 主催 | Victoria1842合同会社 |
| 共同主催 | Victoria 1842、Terence Choi、Ginger Store |
| 会期 | 2025年11月8日(土)〜12月7日(日)(金・土・日のみ開館) |
| 開館時間 | 金曜 14:00-20:00、土曜・日曜 12:00-18:00 |
| 会場 | Victoria 1842ビル(〒162-0841 東京都新宿区払方町15-10) |
| 入場料 | 無料 |
| 作家来場日時 | 11月8日(土) 12:00-18:00、11月9日(日) 12:00-14:00 |
| 展示内容 | 《香港山峰》シリーズの発展版《香港の山と大怪獣》、墨と金箔を用いた作品群、限定コラボTシャツ等 |
| 関連リンク | https://victoria1842.com、https://www.instagram.com/victoria1842jp/?hl=ja、https://x.com/Vic1842 |
| プレス発表日時 | 2025年10月31日 22:02(VICTORIA1842合同会社) |
この記事では、展覧会の日時、会場、作家情報、展示の主題と制作手法、そして関連企画としての限定グッズや画像素材の提供に至るまで、発表されたプレスリリースの全情報を整理して伝えた。詳細確認や最新情報は主催者の公式サイトおよびSNSでの告知を参照されたい。